夏の里山 中津峰山    2016.08.18
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- 中津峰山 ツルリンドウ チャボホトトギス -

今日は、甲子園の第二試合で鳴門高校と明徳の試合がある。

試合開始までに帰ってこれるかなと、中津峰を歩くことにする。



金谷に着くと、先着車の単独男性が一風新道に向けて登って行った。

川辺には、ヤブガラシが随分と成長している。



センニンソウが咲き始めてサルスベリは花の盛り。



何時ものように金山神社から登って行く。

6時50分出発。

お盆を過ぎると朝夕は過ごしやすくなる。

しかし今日は朝から25度。

しかも無風。



今日も暑さにやられるかなと思ったが、曇っている所為か暑さがそう苦にならない。



しかし、汗はダラダラと出てタオルは既にビッショリ。

7時26分 ヤレヤレベンチで一息入れる。



気温は26度を超えている。

アブが五月蠅いので早々に出発。

薄曇りの空はいかにも暑そうだ。



車道に出るとミヤマウズラが咲いている。

まだ花は綺麗には開いていない。



上の登山口でも休憩。

油断しているとまたアブに咬まれた。

ムヒを塗っているとその間にまた咬まれた。

嫌になるなあ。

中津峰山のアブは、特に大きくて元気なような気がする。



出会いベンチの先のチャボホトトギスの群生地では、まだ蕾も出ていない。



如意輪寺分岐で、気温は23度位。

今日は保冷剤を入れたランチボックスに、速攻元気ゼリーを入れてきた。

冷たいゼリーは美味しくて元気百倍。



標高が上がってくると、ツルリンドウが咲き始めている。

此処のツルリンドウは白花が多い。



あっ!チャボホトトギスの花が咲いている。

今年は早いなあ。

大好きな花なので、出会えてとても幸せ。

これからドンドンと咲いて、私達を楽しませてくれることだろう。



ガンクビソウは咲き始め。

キンミズヒキは花の盛り。



頂上近くに来ると少し涼しくなってきたと思ったら、今度は日が差してきた。



8時59分 中津峰山山頂着。

登山口から2時間10分ほど。

最近の私達としては良いタイム。

夏の青空が広がってきている。



頂上には誰も来ていない。

途中も誰にも会わなかったので、今日は私達が一番乗りのようだ。



日が差して暑いので帰ることにする。

鳴門の試合開始前に帰るのには、最短コースの今来た道を帰らないといけない。

しかし、家内はイワタバコの花を見たいという。

もしかしたら、ツルニンジンも咲いているかも?

稜線を展望台に向かうと、涼しい風が吹く。

この稜線は何時も涼しい。

稜線のツルリンドウやキッコウハグマは、まだ堅い蕾。



シコクママコナが咲いているが、今年は花がとても少ない。

花の咲くのが遅れているのだろうか。

ヒメヤブランも少しだけ咲いている。



展望台まで来ると、ミヤマウズラが沢山咲き始めている。

蕾も多いので、これから暫く楽しむことが出来るだろう。



此処でもキッコウハグマは堅い蕾。

ヤブツバキに見事な実が出来ていた。

凄く美味しそうに見える。



ノリウツギは花の盛り。

クマノミズキは実が殆ど落ちていた。

もう少しすると、花柄が珊瑚のように赤くなって、車道に落ちてくる事だろう。



家内が見たいと言っていたイワタバコは丁度花の盛り。



ボタンヅルと?の実



ツルニンジンの花を探しながら歩くが、やっと見つけたのはまだ堅い蕾。



オニドコロやマヌスビトハギも沢山咲いている。



アカメガシワや栗の実ももうすぐ熟れるだろう。

やかん峠を下りた所で鳴門の試合が始まった。

アマチュア無線のハンディはFMを聞くことが出来る。

腰のベルトに付けて聞きながら下るが、戦況は悪い。



11時12分。

登山口着。

駐車場に帰ると、丁度一風新道から朝の男性が降りてきた。

汗ビッショリだ。

今日は私達も沢山汗をかいたが、以前よりずっと歩きやすかった。

アブには随分と咬まれたが、秋になればもっと快適に歩くことが出来るだろう。





総歩行距離 10.3㎞

累計標高差 ±912m

行動時間 4時間36分





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