秋の里山 中津峰山      2017.09.19
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台風一過? 中津峰山 -

上陸するまではノロノロだった台風があっという間に通り過ぎて行った。

台風一過、清々しい秋空が広がると思っていたが、今日も気温は高そうだ。

ツルニンジンの花を期待して中津峰山に出かける。



金谷の駐車場に着くと先着車は1台だけ。

ヤブランの花が咲いている。



金谷川沿いには真っ赤な曼珠沙華。



ノブドウの実が大きくなっているが食べられるのだろうか。



ミカンは丸々と大きくなって色付き始めている。



今年は栗が不作だと言うが、此処の栗は鈴なりに大きく育っている。

柿の実はまだ熟れ始めたばかり。



センニンソウがまだ咲いている。

神社広場から出発。

7時58分。



気温は23.4度だが湿度が68%と高くて蒸し暑く感じる。

登山道にはコナラの実が沢山落ちている。



登山道には小枝が落ちている位で台風の影響は少ない。

しかし、枯れた松の木が折れて道を塞いでいた。

持ち上げて除けようとしたが長くて重いので諦めて下を潜る。

羊歯が深くて一寸歩くのが大変。



ヤカン峠を過ぎると小さな柿の実?が沢山落ちている。



見上げると、ゴルフボールより少し小さい位の実が沢山なっている。

山柿だろうか。



湿度は高いが抜けるような青空が広がっている。



電波塔を過ぎると此処にも枯れた松の木が折れて道を塞いでいる。



何時もの上の登山口のベンチで休憩。

相変わらず湿度が高い。



チャボホトトギスの蕾があるが開いた花は無い。



如意輪寺分岐まで上がっても気温は余り下がらない。

逆に湿度は73%まで上がった。

汗が噴き出してくる。

男性が一人降りてきた。



ヤマジノホトトギスは実になっているのが多いが、まだ綺麗に咲いている花もある。



天津神社着。

境内に曼珠沙華が咲いていた。



コマユミの実は少し赤くなってきた。



頂上には誰も居ない。

雲が多くなってきた。

また午後には天気が崩れるのかな。



10時23分 頂上着。



ツルシキミが色付き始めている。

テイショウソウはまだ堅い蕾。



今年はシコクママコナが少ないが、新鮮な小さな花が咲き始めている。

キッコウハグマもまだ蕾。



アサマリンドウは高丸山では咲き始めたようだが、中津峰山ではまだ堅い蕾。

ツルリンドウは綺麗に咲いている。



展望台分岐のピークのベンチ前には例年シコクママコナが群生していたのだが今年は花影も無い。

展望台まで行って少し早いが昼食にする。

足下に赤土の塊があり、蟻が一生懸命巣作りをしていた。

オオクロアリのようだ。



頭が四角くて大きな顎があるゴツそうな蟻と胴も頭も丸い蟻が居る。

働き蟻と戦兵隊蟻の違いだろうか。

普通は餌を巣穴に運ぶのが見られるが、巣の中から粒状の土を顎で咥えて運び出している。

同時に沢山の蟻の巣が作られているのは台風の所為だろうか。



巣穴から次々と土が運び出されるのが見える。



食後、シャクナゲ園に下っていく。

チャボホトトギスが花を開き始めている。

クロモジにも新芽が出来はじめている。



オタカラコウが咲き始めているが、まだ花は少ない。



アケボノソウはまだ蕾。

足下にはクマノミズキの珊瑚のような花柄が沢山落ちている。



滝の水量は多い。



ツリバナの実が熟れていた。

アケビの実が落ちている。



益々湿度が上がるが雨が降ってくるのだろうか。

マツカゼソウが沢山咲いている。



ヌルデの花が終わってピンクの花柄が綺麗だ。

ヌルデの特徴ある葉。

ヌルデの葉は複葉で、対生のように見える葉が10数枚で一枚の葉となっている。



マムシグサの実はまだ赤くなっていない。



ハギの花が綺麗。

見上げるとクマノミズキのピンクの花柄が綺麗だ。



ツルリンドウの花を探しながら歩くが中々見つからない。

ツルリンドウの蜜が好物のスズメバチが多く飛んでいる所を注意してみる。

茂った葉に隠れて咲いているツルニンジンの花を発見。

今日の目的を達成する事が出来て満足。



スズメバチに注意して撮影していると足下に大きなヘビが。



ツルウメモドキの実が落ちているが見上げても見つける事が出来ない。

気温が上がってきた。



汗をかきながら、蒸し暑い羊歯の道を下り神社広場に到着。

キツネノマゴが沢山咲いている。



大好きなアキノノゲシが咲いている。

この何とも言えない色合いが大好きだ。

駐車場には車が増えていた。

来週位には秋晴れの日が続くだろうか。


 


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