秋の里山 中津峰山      2017.10.24
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秋の花が咲き誇る中津峰山 -

10月に入ってから雨が多かった。

おまけに天気の良い日には、ボランティアなどの野暮用があり全く山歩きができていない。

極め付きは台風がやってきて最悪の秋となった。

本ばかり読んでいて、山に行かなかったので体調も悪い。

今日も喉が痛くて微熱がある。

しかも天気がすっきりとしないが、うかうかしていると秋の花も終わってしまう。

手短な中津峰山のショートコースを歩くことにする。



如意輪寺の駐車場に着くと銀杏の実が沢山落ちている。

紅葉にはまだ早いようだ。



如意輪寺横から登って行く。



イチヤクソウはもう終わっている。

ツルリンドウの赤い実が沢山出来ている。



この四国の道は階段が多い。

植林の道は冷え冷えとしているが、一生懸命登っていくと汗が出てくる。



癒やしの道の合流地点を過ぎると、キッコウハグマの花が咲いていた。

今年はもう咲終わっているかと心配していたが、綺麗な花に出会えて幸せ。



賑やかな声がして大勢の方が登ってきた。

女性の登山者から、ホームページ見ていますよとお声がけ戴く。

ありがとうございます。

富士山が見える山に登りたいと、東京での山歩きを見ていただいたようだ。

東京近郊の山は富士山が綺麗に見える山が多い。

此れからの季節は秋晴れに冠雪した富士山が綺麗だろうなあ。

シロモジやクロモジは少し色付き始めている。



1時間ほどかかって中津峰山山頂着。



高丸山方向は曇っている。



ちょうどお昼だというのに今日は登山者が少ない。

山頂下のコマユミに沢山ピンクの実が出来ていた。



阿南の町も霞んでいる。

アキノキリンソウがまだ元気だ。



山頂横の群生地ではアサマリンドウがちょうど見頃。



チョット花数が少ないように思うが綺麗に咲いている。



ピンクのアサマリンドウもシッカリと咲いている。

今年は色が薄いようだ。



中には真っ白に見える花もある。



テイショウソウはもう終わっている。

ツルリンドウの実が美味しそう。



稜線にはキッコウハグマの花が多い。

中には花が終わって実になっているのも。



センボンヤリも沢山実になっている。



小さなアザミが今年も咲いている。



ヤマシロギクがまだ奇麗に咲いている。

ミヤマフキバツタかな。

羽が異様に短いけど飛べるのかな?



山道には先日の台風で飛ばされた杉の葉っぱで埋もれている。

ヤクシソウが咲いているが今年は花が少ない。



キッコウハグマの花が一面に咲いている。

今年は当たり年のようだ。



センブリも一面に咲いている。

固い地面で花など咲きそうに思えないところに一杯咲いている。



大川原高原や高丸山に比べて背が低いが株数は多い。



色付き始めた木に赤い実が。



ツツジの冬芽が大きくなっている。

中にはもうピンクになっているのも。



ヤブコウジの実とサルトリイバラの実



真っ黒なのはナツハゼの実かな。



キッコウハグマの花を楽しみながら下っていく。



アカマツの大木が倒れていた。

サワフタギの木などを巻き込んで倒れているので乗り越えるのに一苦労。

オタカラコウの花はもう終わり。



ヌルデとアケビの実



橋の上の沢は滝のようになっている。



ジンジソウが斜面一面に咲いている。

咲き始めなのでピンクのしべが可愛い。



何故クモはこのように毒々しい色と模様をしているのだろうか。

コウヤボウキの花がまだ沢山咲いている。



シキミの実がいっぱい。

紫の実はノササゲかな。



カラスウリの実が熟れ始めている。



日の峰山を眺めながら駐車場に帰る。

今日は、短い歩きだったが、秋の花に沢山出会うことができた。

やはり、キッコウハグマやピンクのアサマリンドウを見ると秋が実感できて良かった。



 


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