秋の里山 中津峰山      2017.11.13
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黄葉を楽しむ静かな中津峰山 -

昨日は剣山で素晴らしい雲海と霧氷を楽しむことができた。

今日は月曜日で中学校の同窓生が喫茶店に集まる月曜会の日。

集まっても特別に話すこともないが、幼馴染と一緒にいると何かほっとした気持ちになる。

ところが、朝起きると家内が中津峰山にイチョウを見に行きたいと言う。

家内の言う中津峰山のイチョウとは、如意輪寺の駐車場や仏石の大イチョウではない。

森林公園の池の畔の大イチョウだ。

真っ赤なイロハモミジと黄金色に輝く大イチョウは見ごたえが有る。

しかし、もうタイミング的にはピークが過ぎた気もする。

でも家内の希望(命令)は絶対。



朝、ゆっくりとしてから金谷に向かう。

今日は先着車が少ない。

ミカンはもう収穫が終わっていた。



柿は渋柿の所為かまだ残っている。

何時ものように集会場横から出発。

9時14分。



古い畑の石垣の横を登って行く。

シダの道は奇麗に刈りはらわれている。



紅葉はまだ低い所まで下りてきていない。

辛うじて赤く色づいているのはヤマハゼだろうか。

気温が低いので汗もかかずにやかん峠を過ぎる。



何時ものようにヤレヤレベンチで休憩。

山歩きの時の一休憩に食べる行動食は一口サイズのあんパンが多い。

週初めの株価をチェックして出発。

20数年以来の高値から少し下落したが今週も安定しているようだ。

空を見上げると真っ青な秋晴れの空。



毎年気になる柔らかい感じの黄葉が奇麗な木。

何の木かなあ。



中津峰の登山道は歩きやすくて気持ちが良い。



一旦車道に出てまた登って行く。



シロモジの黄葉がまだまだ奇麗だ。



頂上に近づくとヒンヤリとしてくる。



城塞のような天津神社に着く。



中津峰山山頂着。

11時24分。

高丸山方向は少し霞んでいる。



東屋には男性が一人おでんを温めている。

良くお会いする阿南の男性だった。

昨日の剣山の雲海などの話をする。

東屋下のコマユミの実がピンクに色付いていた。



ツルリンドウやセンボンヤリの実



とても多いキッコウハグマの実と桜の紅葉。



車道横のコナラの木と少し葉を落とした大イチョウ。



もうサザンカが咲き始めている。



色付き始めたイロハモミジとカナクギの木



池の畔の三本の大イチョウは前の二本はもう葉が落ちている。

奥の一本だけが黄葉真っ盛り。

池の畔に腰を掛けて昼食タイム。

食後の熱いコーヒーが美味しい季節となった。



鏡のような水面にイチョウの葉が落ちて、見事な黄葉が映っている。



イロハモミジが真っ赤に紅葉している。



マユミの木にピンクの実がびっしり。



サルトリイバラの実も熟しているが鳥たちには人気がないようだ。

何時までも残っている。



クサギの実がまだ残っている。



今年は少ないと思っていたジンジソウが随分と増えていた。



もう殆ど実が落ちたマムシグサ?

後ろからすごい勢いで若い女性が降りてきて、ホームページ見ていますよとお声がけいただく。

ありがとうございます。

少しお話してお別れするとまたすごい勢いで降りて行った。



あれっ?

この実はなんだろうか?

黄色い花も咲いている。



調べてみるとシロダモの花と実だった。

シロダモは春に幽霊のような白い新葉が目立つ木。

花は今頃咲くが、実は一年かけて翌年に赤くなる。

その為、花と実を同時に見る事が出来る。



ガマズミの実もまだ残っている。



コウヤボウキの花が沢山咲いている。

不思議だなあ。



この細い葉の木は解らない。

T川さんからイヌザンショウだと教えて戴きました。

何時もありがとうございます。



帰りにはヤレヤレベンチからこもれび広場に降りてみる。

道はかなり痛んでいて、こもれび広場も前は花壇などがあったが荒れ果てている。

最近は通る人が少ないのだろうか。



こもれび広場からも荒れていて歩きにくい。



沢に沿って下ってくと水量が多く勢いよく流れている。



ムサシアブミに実が出来ていた。

丸っこい実だ。

花はよく見るが実は初めて見た。



カラスウリの実も沢山熟れて居る。



アキアカネが沢山飛び回っている。

アキアカネは11月ぐらいに交尾し産卵する。

羽を畳むようにして留まるのが特徴。

もうすぐ一生を終わるのだろうか。

今日は晩秋の里山歩きを楽しむことができた。

如意輪寺のモミジの紅葉ももうすぐだろう。



 


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