冬の里山 中津峰山     2018.02.24
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中津峰山 観音滝 弥勒滝 -

昨夜は、女子カーリングを見ていて寝るのが遅くなった。

タップリ寝て8時半頃目が覚めると家内が不満そう。

天気が良い日は毎日でも歩きたいようだ。

3日連続里山歩きで中津峰山に向かう。

時間が遅いので如意輪寺から登ることにする。



如意輪寺の本堂入り口から登り始める。

10時2分。



途中で四国の道と合流し擬似木の階段道を登る。

今日は天気が良くて気温も高い。



クロモジの冬芽はまだ小さくて固い。

山野草も咲いておらず単調な階段道を黙々と登る。



いやしの道と合流する。

気温は10度。

昔、シハイスミレが群生していたベンチで休憩。



山頂近くなると、シロモジにまだ去年の枯れ葉が付いている。

芽生えはまだ先のようだ。



1時間ほどで山頂着。

11時3分。



高丸山などは春霞の中。

金谷の駐車場は満車だったのに誰もいない。

合戦尾根方向から男女ペアとソロの男性が登ってきた。

私たちはショートコースだったので、皆さんはこれからドンドン登ってこられるのかな。



那賀川河口や阿南の町も霞んで見えない。



時間も早いのでフライトパークまで行って食事にすることに。



広い練習場では練習しているのを見たことがない。

スロープを利用して何か遊べる施設ができれば良いと思うのだが。

何か物体無い気がする。



フライトパークのテッペンのベンチで昼食。

春が近くなってきたので、久しぶりに販売されていた助六弁当。

海苔巻きといなり寿司のコンビは絶妙。

此れからは行楽用のコンビニ弁当が多くなるだろう。



食後は森林公園経由で下山。

シロモジや桜の蕾もまだ固い。



ジンジソウの咲く渓流横には、まだ大きな氷の塊が残っている。



如意輪寺の境内に帰ると、家内が久しぶりに弥勒滝、観音滝を見たいと言う。



イチョウの広場を越えていく。



昭和61年の弥勒菩薩建立寄進者板。

32年もするとこんなに傷んでしまう。



滝見道を滝に向けて下ると、道は以前にもまして荒れている。

階段が埋もれて見えないところもある。

滑り落ちないように気をつけて下る。



弥勒滝は水が落ちてなくて枯れている。



61年に建立された弥勒菩薩像だろうか?

もったいない事に、二像とも首が取れている。

此の弥勒菩薩像は広隆寺などの半跏思惟像ではなくて、常楽寺の弥勒菩薩像と似ている。



水音がするので更に進むと立派な滝が現れる。

此の滝が観音滝。

祠が2つ並んでいる。



手前の祠には観音像。

発願者 津峯山 明治廿◯年7月10日建立。

何故、中津峰山ではなくて津峯山なんだろうか。

「中」が消えているようにも見えない。

この観音様は如意輪観音様のように見える。



御詠歌は、現在は「御佛の おしえも高き 中津峰 法の誓いを たのめ世の人」だが、「お佛の..」以降が違うような?



隣の祠に祀られているのは不動明王だろうか?



滝の中ほどには不動明王が祀られている。



帰りに車道脇のユキワリイチゲの様子を見る。

今年は見事に咲いて花数も多い。



蕾も多くまだ暫く楽しむことができそうだ。



フキノトウやネコノメソウも。

山ではまだ春の気配は余り感じられないが、里ではもう春の花が咲き始めている。

これから急ぎ足で春がやってくることだろう。

 


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