- 中津峰山 観音滝 弥勒滝 -
昨夜は、女子カーリングを見ていて寝るのが遅くなった。
タップリ寝て8時半頃目が覚めると家内が不満そう。
天気が良い日は毎日でも歩きたいようだ。
3日連続里山歩きで中津峰山に向かう。
時間が遅いので如意輪寺から登ることにする。
如意輪寺の本堂入り口から登り始める。
10時2分。
途中で四国の道と合流し擬似木の階段道を登る。
今日は天気が良くて気温も高い。
クロモジの冬芽はまだ小さくて固い。
山野草も咲いておらず単調な階段道を黙々と登る。
いやしの道と合流する。
気温は10度。
昔、シハイスミレが群生していたベンチで休憩。
山頂近くなると、シロモジにまだ去年の枯れ葉が付いている。
芽生えはまだ先のようだ。
1時間ほどで山頂着。
11時3分。
高丸山などは春霞の中。
金谷の駐車場は満車だったのに誰もいない。
合戦尾根方向から男女ペアとソロの男性が登ってきた。
私たちはショートコースだったので、皆さんはこれからドンドン登ってこられるのかな。
那賀川河口や阿南の町も霞んで見えない。
時間も早いのでフライトパークまで行って食事にすることに。
広い練習場では練習しているのを見たことがない。
スロープを利用して何か遊べる施設ができれば良いと思うのだが。
何か物体無い気がする。
フライトパークのテッペンのベンチで昼食。
春が近くなってきたので、久しぶりに販売されていた助六弁当。
海苔巻きといなり寿司のコンビは絶妙。
此れからは行楽用のコンビニ弁当が多くなるだろう。
食後は森林公園経由で下山。
シロモジや桜の蕾もまだ固い。
ジンジソウの咲く渓流横には、まだ大きな氷の塊が残っている。
如意輪寺の境内に帰ると、家内が久しぶりに弥勒滝、観音滝を見たいと言う。
イチョウの広場を越えていく。
昭和61年の弥勒菩薩建立寄進者板。
32年もするとこんなに傷んでしまう。
滝見道を滝に向けて下ると、道は以前にもまして荒れている。
階段が埋もれて見えないところもある。
滑り落ちないように気をつけて下る。
弥勒滝は水が落ちてなくて枯れている。
61年に建立された弥勒菩薩像だろうか?
もったいない事に、二像とも首が取れている。
此の弥勒菩薩像は広隆寺などの半跏思惟像ではなくて、常楽寺の弥勒菩薩像と似ている。
水音がするので更に進むと立派な滝が現れる。
此の滝が観音滝。
祠が2つ並んでいる。
手前の祠には観音像。
発願者 津峯山 明治廿◯年7月10日建立。
何故、中津峰山ではなくて津峯山なんだろうか。
「中」が消えているようにも見えない。
この観音様は如意輪観音様のように見える。
御詠歌は、現在は「御佛の おしえも高き 中津峰 法の誓いを たのめ世の人」だが、「お佛の..」以降が違うような?
隣の祠に祀られているのは不動明王だろうか?
滝の中ほどには不動明王が祀られている。
帰りに車道脇のユキワリイチゲの様子を見る。
今年は見事に咲いて花数も多い。
蕾も多くまだ暫く楽しむことができそうだ。
フキノトウやネコノメソウも。
山ではまだ春の気配は余り感じられないが、里ではもう春の花が咲き始めている。
これから急ぎ足で春がやってくることだろう。
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