夏の里山 中津峰山      2018.06.22
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野生のヤマモモは酸味が有って美味しい 中津峰山 -

来週月曜日から、9泊10日のスイスアルプストレッキングに出掛ける予定だった。

リタイヤ後に行くことを楽しみにしていたが、家内の母親の介護などで伸び伸びになっていた。

やっと昨年になって全てから開放されて、旅行社に年末には申し込んでいた。

切れていたパスポートも再取得し、準備万端いざ出かけようと意気込んでいた。

しかし、急に問題が発生し、昨日キャンセルした。

残念だが、またの機会を待つしか無い。

気忙しいが、今日は梅雨の合間の快晴の予報。

汗をかいて歩けば気分も晴れるだろう。

汗をかくには中津峰山に限る。



金谷に着くと、登山者の車は停まっていない。

7時21分出発。

ノブドウの蕾が、今にも花を開きそうになっている。



つい先日まで臭い花が咲いていた栗の木には、可愛い実がビッシリとできている。



キウイの実は大きくなってもうすぐ収穫の時期となるようだ。

ナミアゲハが翅を休めている。



神社前から登り始める。



足元には沢山ヤマモモの実が落ちている。

ヤマモモの大木を見上げると、もう既に実は残っていない。



足元に白い花弁が沢山落ちている。

見上げるとサカキに白い清楚な花が咲いている。




ヤマモモの大木には赤い丸い実が出来ているが、手の届く範囲には残っていない。



シダが茂り始めた山道は、朝から熱くて汗が吹き出る。

汗止めヘッドバンドの効果は絶大。

汗が耳の後ろに流れて、眼鏡に滴り落ちたりしないし、眼にも入らない。

何かいい香りがすると思ったら、クチナシの花が咲いている。

クチナシの花を見ると渡哲也とビリー・ホリディを思い出す。



やかん峠を過ぎて、いやしの道分岐のヤマモモの大樹。



足元には沢山の実が落ちていて、見上げると実もなっているが手が届かない。



梅雨とは思えない良い天気だ。



ホタルガが翅の白い帯をヒラヒラさせて飛び回っている。

落ちていた鳥の羽。



ヤマツツジがまだ少し残っている。

スズメバチ対策にスプレーを持ってきたが、今日はスズメバチの姿を見かけない。



上の登山口に着くとガクアジサイが綺麗だ。



ベンチで一休みして出発。

ネズミモチに蕾が出来ている。



如意輪寺分岐では22度。

クロモジに小さな実が出来ている。

此の小さな実が熟れてどうなるのか、確かめることは出来ていない。



シロモジに実が出来ているが、大川原高原のように多くはない。



中津峰山山頂着。

9時46分。

今日は一番乗りのようだ。



高丸山方向は少し霞んでいる。



那賀川方向もぼんやりとしている。

真弓にたくさん実が出来始めている。



しばらくすると、合戦尾根から女性が二人登ってきた。

ハイヤーで登山口まで来て、一生懸命登って1時間50分だったと言う。

私達と同年配のようだが、凄いなあ。

ツマグロヒョウモンの雄が、頂上標識の上で占有活動をしている。



展望台に向かうと、まだヤマツツジが綺麗だ。



徳島市内方向は霞んで見えない。

大川原高原方向はよく見えている。



ナツハゼがまだ真っ赤な花を咲かせている?

良く見るともう真ん丸な真っ赤な実になっている。

この実が黒く熟すと美味しく食べることが出来る。



車道に出ると、植栽だと思うがピンクの濃いツツジが満開。



白い花を目一杯咲かせているのはクマノミズキだろう。



アカメガシワに花穂が出来始めている。

緑のブドウのような実を付ける木はなんだろうか。

また、T川さんに「キブシ」の実だと教えていただきました。

早春に、カンザシのような黄色い花を咲かせるキブシの実のようです。

これで長年の疑問が一つ解決しました。



サワギクはもう終わりみたい。

カワトンボの胴体が、銀白色に粉を吹いたようになってきた。

もう十分に政治ユクしたようだ。



ジンジソウが咲くところには、白いユキノシタが沢山咲いていた。



ツリバナの実が見る度に少なくなっている。

秋に真っ赤な実が沢山できればよいのだけれど。

まだ花が残っているのは葉を見るとミズキのようだが?



パズルのような標識。

暫く眺めて、やっと意味がわかった。



サルナシに実が出来ていない。

隣のエゴノキには小さな実がビッシリ。



上の登山口に帰ってくると、車が増えていた。



登山口にはピンクの花が。

ヤブムラサキの花かな



ガクアジサイを見ながらベンチで昼食。

4人組のパーティーが登って行った。



食後、下っていくと上の方で声がする。

電波塔のアンテナを修理に来たのかな。



少し尾根に上がるとヤマモモの実が一杯。

手に一杯頂いて頬張る。

チョット酸味が有るが甘みも十分あって美味しい。

野イチゴは食べない家内も、美味しいと食べていた。

子供の頃食べたのを思い出すのかな。



トンボソウかと思う株にはまだ花が咲いていなかった。



登山口に着くと、ビンボウカズラの花が咲き始めている。

柿の実は随分と大きくなった。



ミカンの実もスダチくらいの大きさになった。

駐車場に着くと車が満車状態。

今日も大勢の人達が登っているようだ。

帰りに、沖浜のマルナカに寄って、チョット贅沢なお惣菜とオツマミを買って帰宅。

ビールも少し美味しいのを買ってきた。

汗をかいた後の熱いシャワーとよく冷えたビールは最高。

来週も良い一週間になれば良いなと思う。


 


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