冬の里山 中津峰山  2019年02月26日  
里山倶楽部四国編 

- 河津桜満開の勝浦町 星谷から中津峰山 -

今日もなんだか中途半端な天気。

前松堂さんの河津桜が満開を迎えているだろうと、勝浦町に向かう。



まずは、星谷運動公園に車を停めて中津峰山に向かう。



エノキの古木から遍路道に向かう。

農家は、熟成ミカンの出荷準備で忙しそうだ。



枇杷の花が咲き始めて、梅は満開。



流石ミカンの産地。

お不動さんには、沢山のミカンが祀られている。

仲良く並んだ観音様とお大師さんに、飴玉をお供えしてお詣り。



星谷寺へと向かう。



お太師さんには、今日も沢山のシキミが供えられている。



ヨゴレネコノメが咲き始めている。



裏見ノ滝の岩屋も、綺麗にお掃除されている。



観音様にお参りしてから中津峰山に向かう。



長い階段道を黙々と登ると仏石分岐。



家内は仏石の祈願隧道に入っていく。



私も這いながら中にはいる。



光明真言と子供達の安楽を祈願した石版が埋め込まれている。

梵字は大日如来の「アーンク」かな。



隧道を出てベンチで一息入れる。



綺麗に整備された遍路道(四国の道)を登っていく。

最初は少し急だが、チャートの石門を越えると緩やかになる。



1月に来たときには、倒木が沢山あって歩きにくかったが、キレイに取り除かれていた。

三角点を過ぎるとすぐ車道に出る。



杉が茶色になって、花粉をバラ撒く準備万端。

ヤブコウジの可愛い実も、随分と少なくなった。



車道に出て山の神にお参り。



クロモジの新芽が赤くなってきた。



アセビも咲き始めている。



中津峰山山頂着。

お二人が食事中で、直ぐに三人組の男女が登ってきた。

ホームページ見ていますよとお声がけ頂いた。

ありがとうございます。

標識が新しくなっていると言われるので、よく見ると確かに新しい標識になっていた。

中々達筆な字だなあ。



今年の1月21日の標識。



遠くは、霞んでいてあまり見えない。

暫くすると良くお見かけする人達が登ってきた。

時計を見ると11時半にもなっている。



何時もの勝浦町がよく見えるランチャーの横で昼食。

日が差してきたがなんだか肌寒い。



帰りは仏石経由。



クサイチゴが沢山咲いている。

もうすぐ真っ赤な実が、たくさんなることだろう。



車道をトロトロと下って、洗心之滝不動尊に着く。



朝来た道を下って行く。



ニホンタンポポやオオイヌノフグリが一杯咲いて、春の雰囲気。



農家では熟成ミカンの出荷に忙しそうだ。

帰りに、よってね市で熟成ミカンを一箱購入。

一個食べてみるが、さすが熟成されているだけ有ってジューシーでとても甘い。



帰りに松前堂の河津桜を見に行く。

丁度花の盛りだ。



見事に咲いている。

しばらく見とれて過ごす。



ご当主が出てこられたので、切られた夢桜(エドヒガンの古木)についてお聞きする。

樹齢が100年以上となり大風が吹くと危険なので切り倒したとの事。

勿体無いような気もするが、隣家に倒れると大事になるので早めに切ったとの事。

夢桜の子供は10数本植えられており、もう古いのは樹齢40年になるそうだ。

河津桜よりも少し遅れて咲くそうで、丁度二分咲きくらいだ。

これからしばらく、綺麗な桜を楽しむことが出来るだろう。


里山倶楽部四国

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