秋の里山 中津峰山 2020年10月30日  
里山倶楽部四国編 

- 中津峰山 イチョウ 紅葉 ―

今年はセンブリの花をまだ見ていない。

先日の高丸山ではもう花が終わっていた。

中津峰山ではまだ咲いているだろうか。

昼過ぎから天気が崩れるそうなので早めに出かける。



金谷の駐車場で、一風新道から登る準備中の女性に声をかけられた。

私のホームページを見ていただいているそうだ。

ありがとうございます。

露地ミカンが見事に熟れている。



柿の実も秋空の下、熟している。

神社下から登り始める。



ヤカン峠に向かうとこんな所にセンブリの花が咲いている。

花弁が4枚と6枚は珍しい。



花弁が5枚のも有る。

こんな所に咲いているのは初めてだ。



ヤカン峠までの道は風が吹かず、汗びっしょりになる。



稜線に乗ると冷たい風が吹いて汗が一気に引く。



気温は14.1度。

山歩きには快適な気温だ。



電力鉄塔から先には赤杭が続く。

索道中心線と描いてある。

先程の電力鉄塔が建て直されると聞いているが、その工事用の索道が建設されるのだろうか。



登山道がテープで塞がれている。

スズメバチがいるため通行禁止だとか。



ドコモ鉄塔は今日も工事中。

桜が淡い紅色に色付き始めている。



シロダモの花が咲いているのを初めて見た。

実は来年の11月ころ実るそうだ。



コウヤボウキが見頃。



まだシロヤマギクがたくさん咲いている。



いつものベンチで一休憩。

気温は12度位。



キッコウハグマはまだ蕾のママ。

閉鎖花のまま終わるのだろうか。



木の根の急登を過ぎると四国のみち分岐。

此処でも気温は12度。



クロモジが黄葉し始めている。

またいつものベンチで休憩



アサマリンドウが沢山生えているが、皆花を閉じている。



シロモジの黄葉した中を登ると天神神社に着く。



ツルリンドウが赤い実になっていた。



中津峰山山頂着。

ヤブコウジにも赤い実が。



高まる方向は厚い雲の下。

今年はマユミの実が豊作。



曇っている割には見晴らしが良い。

阿南の街がよく見える。



日亜化学と橘発電所



今日も誰も居ない。



気温は10度。

ウィンドブレーカーを着ても寒く感じる。

早々に展望台に下る。

嬉しいことにまだセンブリが沢山咲いていた。

これで安心して冬を迎えることが出来る。



丁度、東急フェリーが出港中だった。

船出というのは何故か趣がある。



先日、大型クレーン船「武蔵」により川の両側の橋梁が架設された。

後は真ん中が残っているだけ。

12月には架設されるそうだ。



大鳴門橋や淡路の風車もよく見えている。



森林公園に降りていくとモミジが色付き始めていた。

アキノキリンソウはもう終わりかけている。



コウヤボウキの花とサルトリイバラの実



遊歩道にセンブリが群生している。

こんなに見事に咲いているのは初めてだ。



見事に黄葉している大木が有る。

ハゼの葉にも似ているが黄色に黄葉する木は?



車道横のイチョウが見事に色付いている。

此処のイチョウは何時も黄葉が早い。

森林公園には多くのイチョウが植えられているが、その他のイチョウはまだ緑の葉。



雲が多いが時々薄日がさす。



日が差すと黄金色に輝く。



帰りかけるとまた日が差すので引き返して何度も見上げる。



中津峰の斜面も綺麗に色付いている。



青空に映えるシロモジ



日が差すとアサマリンドウが花を開いてきた。

ドウダンツツジも色付いている。



車道を降りていくと、センブリの群生。

クサギの実がまだ残っている。



キッコウハグマはもう実になっている。



赤岩の滝の水量は多い。



ジンジソウが満開。



今年は花が遅かったが、一斉に咲き始めている。



アザミがまだ咲いている。



石蕗の花が咲いている。

ニワトコも黄葉



ヤマザクラが至る所で紅葉している。

淡い色の紅葉も素敵だ。



枇杷の花が咲き始めていた。

今日は、思いかけないセンブリの群生に出会うことが出来た。

また、イチョウが見事に黄葉していた。

あっという間に10月も終わり、これからは里山の紅葉が楽しみになる。

そのうち剣山で霧氷の便りが聞こえてくることだろう。

高城山や雲早山のブナの霧氷ももうスグだ。

足首を労りながら山歩きを楽しみたい。




里山倶楽部四国

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