春の里山 中津峰山  2021年05月26日  
里山倶楽部四国編 

- 中津峰山 エゴノキ ―

今日も、なんとか雨は降らずに過ぎそうだ。

明日からはまた大雨らしいので、気になっていた中津峰山に出かけることにする。

エゴノキの花が咲いているかもしれない。

昨日に続いてスマホの電波も調べてみよう。



新しいスマハは、満充電で画面表示やバックグランドでアプリが動いている場合でも14時間41分使用できると表示されている。

以前のスマホより2倍以上使用できるようだ。



金谷の駐車場に着くと、既に2台ほど駐車している。

スイカズラはもう花が白から黄色に変わっている。

テイカカズラは花の盛り。



枇杷の実が黄色く熟れてきている。

モンシロチョウが翅を休めているが寒いのかな。



みかんに小さな実が出来始めている。

栗の花が満開で嫌な匂いが漂っている。



ユキノシタが満開。



接写しようと顔を近づけたら、真っ黒な大蛇が鎌首をもたげている。

飛びかかってくるようで思わず飛び下がる。

そのうち石垣の穴にニュルニュルと入っていった。

驚いたなあ。



集会場の広場で電波計測。

AUは-119dbでレッドゾーン。

DOCOMOは-75dbでバリバリで繋がる。



AUでは、ナビの地図もダウンロード出来ない。

金山神社の鳥居から登山開始。



最初の急坂を踏ん張って登り、緩やかになるとトンボソウの蕾が今にも咲きそうになっていた。



ソヨゴの花がてんこ盛りに咲いている。

もしかしたらソヨゴではないのかもしれない。

この道は風通しが悪いので暑くて汗が吹き出る。



純白のネジキの花が花盛り。

馬酔木やシロドウダンの花に似ているが、咲く季節が遅く色が透き通るように白い。



標高が上がるとソヨゴの花が沢山散っている。

まだ咲き残った花を見ると、やはり先程の花とは咲き方が異なるようだ。



ヤマモモの実がビッシリと付いている。

今年は豊作かもしれない。



やかん峠に来ると、アオダモにピンクの実が出来ている。



ネズミモチの木に蕾がいっぱい。

もうすぐ真っ白な花が咲き誇ることだろう。



ヤレヤレベンチに来るが、もうスッカリ朽ちて壊れている。

何十回も休憩してお世話になったベンチだが、直すほどのパワーは私にはない。



鉄塔付替工事現場に来る。

朝から重機が動いている。

通過するとアラームが鳴り響く。



ヤマツツジの小ぶりな赤い花が咲き始めている。



重機の数が増えている。

この切り開いた所を降りてきたのだろうか?



エゴノキの花が咲き誇っている。

中津峰山のエゴノキは背が高いので、見上げるのに首が痛い。



運搬用ケーブルの基地に出る。

現場監督のオジさんに聞くと、重機をアームとかキャタピラとかに細かく分解して、ケーブルに吊るして運んだらしい。

建て替えしている鉄塔は昭和38年に建てられたもので、このオジさんが生まれた年で同い年だと言っていた。

昭和38年と言えば、東京オリンピックの前年で私が阿南高専に入学した前の年だ。

教室の窓から、出来たばかりの阿南火力発電所の煙を眺めていたことを思い出す。

お聞きすれば、阿南火力発電所も古くなり、1号機から4号機までの4機のうち稼働しているのは3号機のみだとか。

再生エネルギーなどが増えて、古い火力発電機では採算が合わないらしい。

老兵は消え去るのみか。



ウツギの花が満開だ。

コバノガマズミは既に散ってしまったが、ガマズミの花が咲き始めている。



ミズキにも蕾が出始めている。



上の登山口のベンチで一休み。

気温は15度で、汗をかいた体に気持ちの良い風が吹く。



何時も此処ではネットが繋がりにくい。

AUは-110dbと最悪。

DOCOMOは-105dbと、かろうじてネットが繋がる。

しかし、BAND1で繋がっているのは珍しい。



休憩後歩き始めると、エゴノキの花が沢山咲いている。



五滝分岐をすぎるとコツクバネウツギが咲いている。



如意輪寺分岐では気温は15度。

何時ものベンチで珈琲休憩。

ホトトギスがせわしなく鳴いている。



標高が上がるとコガクウツギがまだ咲いている。



コガクウツギとガクウツギは見分けが難しい。

コガクウツギの花の先は尖っているが、ガクウツギは丸い。

コガクウツギは装飾花の白い萼の大きさが揃っている。



クロモジとシロモジは大きくなってトンネルになってきた。

コツクバネウツギの花が多い。



2時間30分もかかって中津峰山山頂着。



高丸方向や阿南方向も霞んでいる。



マユミの花は小さくて可愛い。



中津峰山山頂では、AUが-69dbと非常に強力。

DOCOMOは-114dbと弱い。

AUは山頂近くにアンテナを建てたのだろうか。

先日のコリトリから一ノ森に登った時にも、山中にAUのアンテナが建てられていた。

昨日の高城山にしても、最近AUのアンテナが山頂近くに建てられたと思われる。

AUは送信出力が弱いので、数多くアンテナが必要なのだが、アンテナが小型なので山中でも建てやすい。



アセビには丸い実がビッシリ。

展望台に向かうと冷たい風が吹いて寒い。

ウィンドジャケットを羽織る。



展望台に着くとモチツツジがまだ咲いている。

サラサドウダンツツジの花が咲き始めている。



ナツハゼの花も満開。




サルトリイバラの実とコツクバネウツギの花



サラサドウダンの花がもうすぐ満開となる。

ヤマツツジはまだ咲き始めたばかり。



森林公園の電波状況。

AUが-103dbとかろうじてネツトが繋がる。

DOCOMOは-121dbと絶望的。



ヤマハゼの花だろうか



ウツギが咲き誇っている。

マルバウツギは花の終盤。



扇のような葉が特徴的なのはウラシマソウ。

髭が長い。



咲き始めたサワギクとマムシグサの花の跡



マルバウツギとイボタノキ



ツリバナの花も小さいが可愛い。



タツナミソウがまだ咲いている。

びっしりと咲いているのはガクウツギかな。



ガクウツギは花の先が丸く、装飾花の萼の大きさが不揃いだと言うが、このガクウツギは萼の大きさが揃っている?

調べると4枚目の萼片の大きさが、小さかったり無かったりするらしい。

それにしても見分けが難しい。



ご滝への下り口には相変わらず通行止めの標識。

先日の四国放送によると、5番目の滝の橋が落ちていて通行できなくなっているとか。

しかしながら、やっと建て替えの計画が進んでいるらしい。

何時、通過できるようになるか楽しみだ。



看板前での電波状況。

AU、DOCOMO共に最悪。

AUでかろうじて繋がる。



サルナシの花が満開。

今年も美味しい実ができることだろう。



エゴノキの花もビッシリ。



エゴノキの花に、アサギマダラが熱心に吸蜜をしている。



ネジキやヤマモモの実などを見ながら下山。



帰ってくると駐車場の車が増えていた。





総歩行距離 11.0km

累計標高差 ±922m

総行動時間 

6時間10分。



今回買い換えたスマホの電池消費量。

登山ナビで通信を常時ONにして、時々ネットで株式情報などを見たりした。

古いスマホだと6時間使用すると残りが20%以下だったが、新しいスマホでは72%残っている。

まだ、10時間ほど使えそうだ。

電波状況があまり良くなかった割には、よく持っているなあと思う。

買い替えてよかったなあ。


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