冬の里山 大麻山 卯辰越  2021年02月10日  
里山倶楽部四国編 

- 大麻山 卯辰越 ―

今日も良い天気の予報。

久しぶりに大麻山を歩いてみよう。

2017年の1月に登ってから以来だ。



まだ赤い実が付いているのは、クロガネモチ?

葉軸が黄緑なのでモチノキのようだ。



赤い橋を渡る。

今日はお猿さんがいない。



炭治郎のマスクと前掛けをしている狛犬。



大杉が、「絆の大杉」と命名されていた。



角張った顔の狛犬さん。



駐車場が空いているのは、朝早く登ってもう帰った人が多くいるせいかな。



久しぶりの階段道。

何故かペースが上がらない。

お年寄りの男性と女性二人に追い抜かれる。

皆さん、雑談をしながら軽やかに登っている。



ベンチがきれいになっているが、樹木が茂って見晴らしは悪い。



もう下ってきた大西さんと出会う。

去年次郎笈でお会いして以来だ。

重い革の登山靴を履いて訓練中かな。



今日は足が重い。

頂上まで500mの標識まで来ると息が上がって足が上がらない。



家内から随分と遅れて休憩所着。

此処も見晴らしが悪くなっている。

果汁たっぷりのミカンを食べて、珈琲まで飲んで休憩。



ここから暫くは平坦な道が続く。



東を見ると大規模工事が進んでいる。

天ヶ津峰はあの向こうの山並みかな。



重い足を踏ん張って頂上着。

何時も1時間を着るのを目標にしていたが、今日はなんと1時間20分掛かっている。

去年一年は怪我などで里山歩きしか出来なかった。

随分と脚力が落ちてしまったなあ。



弥山神社のはずなのに峯神社の標識。

しかも祭神は、峯大神(ツクイミノミコト)となっている。

猿田彦大神が祀られていたはずなのに。

すっかり忌部の山になってしまった。



頂上標識には三毛猫が「番猫」をしていた。

祠にもお参り。



毛繕いしているので声をかけたら睨まれた。



次々に登山者がやってくる。

神社の奥から下山。



何時もは冷たい風が吹き付けるのだが、今日は寒くない。



ゴルフ場が見える。

のどかな景色。



卯辰越分岐まで登り返す。



イスノキを見に立ち寄る。



薄ら寒いが、気温は6.3度。

お腹が空いてきたが、暖かい所まで下ることにする。



カンアオイに花が咲いていた。

ヤッホー地蔵には沢山お賽銭が備えられていた。

市山さんが、まだ木の地蔵さんなどを彫る以前に、石にチョコっとお地蔵さんの絵を書いた。

それからもう20年くらいになるかなあ。

素朴な地蔵さんが愛されているようだ。



ベンチまで来るが見晴らしが悪い。

振り返ると大麻山の頂上が見えるだけ。



次のベンチまで来る。



吉野川方向は霞んでいる。



東屋まで降りてきた。



東屋からは見晴らしが良い。

ちょっと遅い昼食。



昼食後、少し下るとおたつ祠。



以前来たときは文化年間の年号が読み取れたが、もう消えていた。




急坂を降りて卯辰越



採石場跡はメガソーラーに。

しかし、冷蔵庫などの不法廃棄は増々増えていた。

オオバヤシャブシに緑の冬芽が出来ている。



血管のように蔦が巻いたコナラ



砂岩泥岩の互層が崩れてハッキリとしなくなっている。



大麻比古神社駐車場まで帰ってくる。

実を食べる猿で賑やかだった大楠は実が全て落ちて、登っている猿たちはいない。

しかし、広い駐車場には猿のカップルがたくさんいる。



みんなのんびりと蚤取りなどをしている。



帰りに看板につられて梅園に向かう。



紅梅は八部咲きくらい。

甘い香りが漂っている。



白梅は咲きはじめ。



此の梅園は何方かが、献梅されたようだ。

蜂須賀桜の記念植樹もある。



椿園には桜が咲き始めている。

蜂須賀桜だろうか。



メジロがやって来て吸蜜を始めた。

しかし、チョコマカと動いてうまく撮影できない。

今日は久しぶりに大麻山を歩いた。

しかし、階段道に足が上がらず、筋力不足を痛感した。

コレではアルプスには行くことが出来ない。

春には筋力強化を目指す必要があると思う。





総歩行距離 9.2km

累計標高差 ±731m

総行動時間 5時間21分


里山倶楽部四国

ホームページにも是非お立ち寄りください