春の里山 大川原高原    2016.03.23
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- 春が待ち遠しい大川原高原 -

3月も終わりに近づき、4月からの新生活に向けて雑用が沢山あるが、朝1時間もすれば終わってしまう。

8時前に今日のやるべき事を終えてコーヒーを飲んだら何もすることが無い。

家内は待ってましたと大川原高原に行こうと言う。

トクシマコバイモやシロバナショウジョウバカマが咲き始めているかもしれない。



途中でミスミソウの様子を見てみる。

沢山咲いているが朝の寒さの所為か下を向いている花が多い。



一軒茶屋に着くとrokusanご夫婦が居る。

しばらく話をしていると待ち合わせをしているらしい女性がやってきたのでお先に出発する。

先週の雪はすっかり消えて春の気配が漂っている。



風車の蓋が開いていて整備中のようだ。

先週はすごい雪庇が出来ていた遊歩道を上っていく。

たった一週間ですっかり雪は消えて雰囲気が変わってしまった。



遊歩道にはまだスミレなどは葉も出ていないがハコベが咲き始めている。

この小さなハコベは、ミヤマハコベなどと比べて貧弱で小さいのであまり目に留まらない。

しかも在来種であるミドリハコベと帰化植物のコハコベがあり解りにくい。

このよく見るハコベは茎が少し赤紫色をしているし雄しべの数が5~6本なのでコハコベだと思う。

ノミノフスマなどもよく似ているので困る。



先週2mほどの雪庇があった所には少し雪が残っていた。



シュンジュギク(春寿菊)の葉が出始めている。

春から夏に小さな花を咲かせる菊だ。



倭総鎮守 王ヶ原神宮の文字が良く読める。

どなたがこの石をここに置かれたのだろうか。



赤色チャートの石室の中には山神社の祠とお地蔵様そして役行者らしい石像が祀られている。



展望台から眺めると今日は見晴らしがスッキリとしている。



ツツジのトンネルはまだ冬枯れの気配。



音ツツジもまだ冬芽は固い。



西尾根を下るとトリカブトの新芽が出始めている。



カタクリの葉も沢山で始めている。

今年は沢山花が咲くかな?



高丸山から旭ノ丸への稜線には大道丸から柴小屋山、高根山などの稜線や雲早山、高城山等が重なって見える。



不動峠に下りて鉄塔広場から高鉾山本峰に向かう。

今日は直登路はパス。



フデリンドウとツルリンドウかな?



何時ものように高丸山本峰で昼食。



今日は鳥丼。

最近カロリーオーバーかな?

食後高鉾山に向かう。



先日歩いた坂本や稼勢山そして正木のあたりが眼下に見える。



アカタテハが占有活動を繰り返している。



林道を引き返すと最近崩落した所が何カ所かある。

無理な林道建設は崩壊と修復の繰り返し。

不動峠に戻る。



鹿の食害がまた増えている。



またrokusanご夫婦達と出合う。

rokusan、奥様色々教えて頂きありがとうございます。

ミスミソウが咲き始めている。



例年ならもう咲き始めているはずの、シロバナショウジョウバカマはやっと花芽が出始めている。




大川原高原の花はまだ少ないが確実に春の季節がやってきている。

もうしばらくすると一気に山野草が咲き始めることだろう。







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