春の里山 大川原高原    2016.04.11
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- 冬に逆戻り? 大川原高原 -

今日は、講習が休みなので竜王山に行こうと思っていたが、朝起きると空は真っ黒。

おまけに風も強い。

低気圧が近づいているそうだ。

諦めてまた大川原高原に行くことにする。

先週行ったばかりだが、エイザンスミレなどが咲き始めているかもしれない。




一軒茶屋で準備していると6人のパーティーの男性にお声がけ頂いた。

私のホームページを見ていただいているそうでありがとうございます。



あじさい園のショウジョウバカマはもう殆どピンクになっている。

次は普通のショウジョウバカマが咲くのを待つばかりだ。



ドウダンツツジの蕾はまだ固い。

発電用風車の一基は先週から故障して蓋が開いたままとなっている。



トクシマコバイモはまだ元気に咲いている。



嬉しいのはトクシマコバイモの葉が随分と増えたことだ。

まだ未熟な一枚葉が多いが中には二枚葉もある。

来年もたくさん花を咲かせてくれそうだ。



展望台に上がると凄い風が吹いてとても寒い。

気温は6度と4月にしては低いのと、風が強いため体感温度はとても低い。

曇っている割には眉山や徳島の街はくっきりと見える。



ニリンソウの葉が多く出ている。

今年はニリンソウの花が多く咲くみたいで楽しみ。



不動峠に降りるとヤマヤナギの花が満開。

もう直ぐ綿が飛ぶようになるだろう。

ヤマナシの木が芽生え始めている。



高鉾山本峰の登山口にエイザンスミレを探しに行くが葉も出ていない。



ヤマヤナギの花が満開で綺麗だ。

もう葉が展開し始めている。



今日は気分が乗らないので直登路はパス。

トラバースに向かうとエイザンスミレの葉が所々に顔を出している。

朝お会いしたパーティがやってきて少しお話する。

先に、行っていただいて私達もトラバースから高鉾山本峰に向かう。



カタクリの葉がとても多くなっている。

今年はカタクリの花が期待できそうだ。

少し暖かくなったと思ってもまだ7.3度。

今日は幕の内弁当とコロッケ。

ご飯に乗った梅干しが美味しい。



高鉾山に行くとナガバノスミレサイシンが多くなっている。



早い時期に咲くので花弁が震えているように見える。

これからしばらくの間、この白い花が登山者の目を楽しませてくれる。

花が終わると葉が突然大きくなる。



勝浦の町を見下ろすとまだヤマザクラがたくさん咲いている。



車道を進むと色々な岩が落ちてきている。



この辺の地層は本当に複雑。

岩石に詳しい人と一緒に歩きたいものだ。



3日前に満開だったハルトラノオはもう少し元気が無い。



エイザンスミレを探してトラバースを行くが小さなシハイスミレやナガバノスミレサイシンが咲いているばかり。



やっと幾つかエイザンスミレを見つけたがまだ十分に花を開いていない。

寒いせいかな?



この白いスミレはなんだろう?



濃いピンクと淡いピンクのシハイスミレが並んで咲いていた。

この色の差はなんだろう?



枝を見ると黒光りしているのでクロモジかと思うが、花が満開になっても葉が展開していないのでシロモジかな?



こちらはクロモジだろう。



階段道のシロバナショウジョウバカマはもう殆ど花が終わっている。

一輪だけ綺麗な花見っけ。



エイザンスミレや赤花スミレを探すがナガバノスミレサイシンばかり咲き始めている。



フキヤミツバが咲き始めている。

地味な花だが毎年咲いているのを見ると嬉しくなる。



ヤマシャクヤクがもう蕾をつけている。

登山道脇にも沢山芽を出している。

今年も沢山綺麗な花を咲かせてくれることだろう。



駐車場に帰ってくると、もう殆どの車が帰っていた。



車道脇にはミツバツツジが満開。

ヤマザクラはやっと蕾が出始めたばかり。



ヒゴスミレや色の濃いタチツボスミレを見ながら帰る。



ピンクのスミレが沢山咲いている。

エイザンスミレかな?



しかし花弁の縁が波打っていないし花の感じが丸っこくて優しい感じがする。



少し淡いピンクの株もある。



そして白いのはヒゴスミレ。



先ほどのピンクの濃い花もよく見れば葉が五裂している。

やはりピンクのヒゴスミレだった。

そういえば数年前まではこの辺にピンクのヒゴスミレが沢山咲いていた。

この数年姿を見なかったので忘れていた。

また咲き始めてくれて嬉しい。

今日は思いがけず寒い一日だったが、今度暖かくなると春の花が一斉に咲き始めることだろう。





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