- 大川原高原 -
また、巨大台風が発生した。
以前の台風の名残の低気圧が日本列島を覆って、天気がスッキリとしない。
今日も午後は雨が降るらしい。
雨の降る前に、大川原高原の散策に出かける。
ネイチャーセンター近くでは、今年もタカネハンショウヅルが綺麗に花を咲かせていた。
今年は花が多いようだ。
まだ蕾も有るので暫く楽しむ事が出来るだろう。
駐車場には、まだ誰の車も駐まっていない。
スズメバチも今日は飛び回っていないが、念のためトイレより離れた所に停める。
ゲンノショウコがまた元気になって咲き誇っている。
オオバヤシャブシには沢山実が出来てきた。
ウリハダカエデは、葉が落ちて実が大きくなってきた。
アサマリンドウはまだ蕾。
高丸山ではもう咲き始めているようだが、秋の花は標高の高い所から咲き始める。
ドウダンツツジの紅葉が、随分と進んできた。
しかし、山に咲くドウダンツツジが真っ赤になるのに比べて、植栽のドウダンツツジはもう一つ。
シコクアザミの花が咲き終わって汚くなっているのも多いが、また新しい蕾を付けている。
濃いピンクのホタルブクロが、今頃咲いていた。
もうとっくに終わっていると思っていた、カワラナデシコが綺麗に咲いている。
ワレモコウも次々と花を咲かせている。
シュンジュギクがまだ咲いている。
真っ赤になってきているドウダンツツジもある。
真っ赤に紅葉している中に、早くも来年の新芽が出来はじめている。
シュンジュギクやゲンノショウコは、いつまで咲くのだろうか。
徳島市内は霞んでいるが、高丸山方向はスッキリと晴れている。
キバナアキギリがまだ咲いている。
シコクブシは花の盛り。
旭ヶ丸頂上に来ると、ヤマボウシの実が凄い。
シコクママコナがまだ沢山咲いている。
マルハナバチが忙しそう。
ヤマボウシの実が、至る所で熟れている。
こんなに沢山花が咲いたのだろうか?
カナクギノキの実が、可愛いい赤い実をつけていた。
シコクブシが満開。
高丸山が綺麗に見えている。
ヘリコプターが低空飛行で飛び去っていった。
赤とんぼが群れて飛んでいる。
まだ完全には赤くないが、凄い数だ。
階段道脇には、ヤマジノホトトギスが咲いていた。
不動峠のヤマナシの実は、綺麗さっぱり無くなっていた。
鳥さんが食べたのかな?
直登路は今朝の雨でジュルジュルだろうとの言い訳をして、回り道から高鉾山本峰へ。
クサギの実やヒコサンヒメシャラの実はまだ残っている。
ベンチで休んでいるとカモシカさんがやってきた。
やはり直登路からだ。
私らとは根性が違う。
北アルプスの話やスズメバチに刺された話などをする。
カモシカさんは三度もスズメバチに刺されたそうだ。
カモシカさんは、今年もネパールに行かれるそうだが凄いなあ。
高鉾山へ行くというカモシカさんを見送って私達も出発。
今年もシコクブシが咲き誇っていた。
その中に白いシコクブシ。
毎年咲くのが不思議だ。
シコクブシにはマルハナバチが沢山やってきていた。
高鉾山方向へ降りずに稜線を進む。
ヤマボウシの実が沢山落ちている。
何時もの見晴らし岩から、旭ヶ丸と高鉾山本峰を眺める。
眼下には、タラノキとヤマボウシの実。
ドンドン進んで、風車建設の為の風力計測鉄塔に来る。
風車建設の話はどうなったんだろうか?
杉の植林帯に入り、図示三角点も越えていく。
可愛いサルノコシカケが出来はじめていた。
途中から作業道に入り、四国の道に出る。
荒れていて、工事用の機材が置いてあった。
修復作業がされるのだろうか。
センブリの咲く所に来たがまだ葉も出ていない。
ヒカゲノカズラとアケボノソウ。
林道を進むとジシバリが咲いている。
ジシバリは春から初夏にかけて咲くはずだが?
急に雨が降り出した。
ポンチョを着用。
高鉾山に向かうと、此処でもヤマジノホトトギスがまだ咲いている。
頂上では雨が降るというのに、ツマグロヒョウモンの雄が占有行動をとっている。
羽が痛んでいないので、今年生まれた蝶のようだ。
雨が降って勝浦の町も全く見えない。
早々に下山する。
エゴノキの実が白くなって、シラタマノキの名前に似合うようになってきた。
アケボノソウが沢山咲いている。
丁度盛りかな?
イタドリが満開。
もう少しすると実になる事だろう。
沢山車がやってきた。
ネイチャーセンターの自然生物観察会のようだ。
標高が下がるとアケボノソウが満開。
ノリウツギがまだ咲いているが大半は実になりかけている。
カナクギノキの実が赤く熟れている。
シロヨメナの花は終わりかけているが、リュウノウギクはまだ小さな蕾。
駐車場に帰ってくると、雨が止んで青空が薄く見えだした。
総歩行距離 9.6㎞
累計標高差 ±654m
行動時間 4時間19分
帰ると神山の「里山みらい新聞」とパンフレットと一緒に「神山杉のすだちコースター」が届いていた。
林道で拾ってきた赤色チャートをスマホ顕微鏡で見てみる。
チャートの中には放散虫由来の二酸化ケイ素(SiO2、石英)が多く含まれているのが解る。
スマホ単独でも10倍位には写るので、石の観察にはスマホ顕微鏡は倍率が大きすぎるような気もする。
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