秋の里山 大川原高原    2016.10.29
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- 中津峰山 アサマリンドウ咲き始める -

この所、天気が悪かったり、所要があったりして山歩きができていない。

今日も、天気予報では午前中晴れだが、朝起きると天気がスッキリとしない。

例年、剣山や高城山に紅葉を見に行くのだが、曇り空では行く気がしない。

それでも少しは歩きたいので大川原高原に出かける。



一軒茶屋の駐車場まで来ると、ガスに覆われている。

おまけに風が強く少し寒い。

林道脇にはまだノリウツギが咲いている。



遊歩道のドウダンツツジが真っ赤に紅葉している。



シコクアザミは茶色に枯れかかった花も多いが、蕾もあってこれから暫くは咲くようだ。

この真っ赤な実はなんだろうか。

メギの実ではないかとT川さんに教えていただきました。

何時もありがとうございます。



展望台に上がるが360度全てガスの中。

ノイバラの実が一つ残っている。



小雨が降り出して寒いのでレインの上着を着用。

気温は10.4度だが底冷えがするような感じ。



シロモジの葉が落ちている。

今年は葉が傷んで、綺麗に黄葉しなかった。



旭ヶ丸頂上のヤマボウシは、葉や実が全て落ちて寒々として見える。



雨に濡れたオンツツジの幹は味わいがある。



ガスの中でガマズミの実の赤が、少しケバケバシイくらいに目立っている。



高丸山方向も全く見えない。

キバナアキギリがまだ咲き残っている。



不動峠のシラキが色付き始めているが、実はまだ弾けていない。



ガスの中のお不動さんは、何か物悲しい感じがする。



高鉾山本峰に向かうとシロモジの落ち葉が良い雰囲気だ。

シラキが紅葉している。



高鉾山本峰のベンチで少し早い昼食。

温かいコーヒーが美味しい季節となった。



ミツバツツジの葉が紅葉して、赤い冬芽が大きくなっている。



梅ノ木峠分岐まで来ると工事の音がしている。



エゴノキの実がまだ少し残っている。

派手に赤い葉はヤマハゼかな。



分岐から林道までは工事もしていないが、入り口には立入禁止の看板。

工事に来た人たちの車が沢山停まっている。



高鉾山から那賀川河口方面を見ると、時折ガスが切れて海岸線が見える。



頂上奥のエゴノキの古木は、既に葉も実も落ちて晩秋の装い。



アセビの冬芽が大きくなって真っ赤になっている。



シラキの木が、こんなに多かったのかと思うくらいアチコチで紅葉している。



車道を帰ると、金沢ナンバーのエクストレイルが停まっている。

日本気象協会の腕章をした男性が山支度をしている。

お聞きすると、風力計の見回りに来たそうだ。

風車についてお聞きすると、何も解らないとの事。

しかし、私達の知らないところで、何かのプロジェクトが着々と進んでいるのは怖い気もする。

道路脇にはリュウノウギクが満開。



カナクギノキの実は殆ど落ちているが、中にはビッシリと実を付けた木もある。

テンナンショウの実が赤く熟れている。

何時見てもショッキングな赤色だ。



やはり此処でもシラキの淡い紅葉が奇麗だ。



カナクギノキが少し黄葉している。

ヤマハンノキの実が黒くなっている。



モミジも真っ赤に紅葉している木もある。



センブリがまだ咲き残っているがもう終わりかな。



コレまた解らない実。



その葉と枝。

これも、T川さんからイヌザンショウではないかと教えていただきました。

ありがとうございます。



家内はリュウノウギクのコロコロっとした感じの花弁が好きだと言う。

今年も沢山咲いているのに出会えて喜んでいた。



マルミノカラスウリは、カラスウリなどのように真っ赤に熟れないようだ。



今頃またガクアジサイが咲き始めている。

駐車場に帰ると閑散としていた。

雨が強くなってきた道を自宅へと向かう。




自宅に着くと、もったいない本舗から本が届いていた。

もったいない本舗は、古本やDVDなどをとても安く買うことが出来る。

この本は1円。

送料込みでも258円。

注文してから丸一日で届いた。




直木賞作家の高橋義夫著「大江戸あぶれ者」

あぶれ者とは、かぶき者(傾奇者、歌舞伎者)の事で異風を好み、派手な身なりをして、常識を逸脱した行動に走る者たちのこと

キャッチコピーは、

徳川幕府なんて糞くらえ。面白おかしく生きてやる。

暴れ者を率いて町奉行の鼻をへし折るその名も大風嵐之助。痛快で数奇な物語!

実在した大島逸平「生き過ぎたり25」で有名)などのあぶれ者の物語。

何故この本を探していたかというと、傾奇者として有名な水野 成貞に惚れたお姫様がいる。

奇抜な髪型をして髑髏の模様の服を着用し、刀の柄を棕梠で巻いたものを差し街を闊歩していた水野 成貞。

その姿に一目惚れして、押しかけ女房になったと言われている。

そのお姫様が、我が阿波藩の初代藩主 蜂須賀至鎮のお姫様 
萬の方

そしてその息子が、旗本奴の十郎左衛門


市川左團次による水野十郎左衛門

「お若けぇの お待ちなせえやし」で有名な町奴の幡随院長兵衛殺害した



江戸時代後期に描かれた幡随院長兵衛。

蜂須賀のお姫様について調べている私としては、一度読みたいと思っていた本だ。

でも包装費もかかるのに1円とは?


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