秋の里山 大川原高原    2016.11.13
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- 大川原高源 晩秋の装い -

私は、日、水曜日はボランティア、木曜日には丸亀遠足、金、土曜日と連日のゴルフで少々お疲れモード。

しかし家内は連日の良い天気に家で留守番。

ストレスが満タン。

家内は何処でも歩ければ喜ぶので、近くの大川原高原に出かける。



一軒茶屋から出発すると素晴らしい秋晴れ。

ゲートのすぐ近くには数本のカラマツが植えられている。

普段は目立たないが、色付き始めると綺麗だ。



遊歩道のドウダンツツジはもう殆ど葉を落としているがカエデの紅葉は丁度見頃。



ガマズミの実は何時までも残っている。

小鳥たちに人気がないのかな。

まだ沢山咲いているアザミ。



朝日に輝くススキが綺麗だなあ。



遊歩道ではニガイチゴの葉がチョコレート色に紅葉している。

アサマリンドウがまだ咲き残っているのに驚く。



先日教えていただいたメギの実。

葉が落ちた後には棘が見える。



ムラサキサギゴケが今頃咲いている。



展望台からの眺望。

徳島市内は霞んでいるが、高丸山から雲早山の山並みはくっきりと見える。



高鉾山と高丸山。



旭ヶ丸山頂のヤマボウシはもう冬の気配。



ツツジのトンネルは葉がスッカリ落ちて落ち葉も枯れて土に帰りつつある。

カエデやシロモジがまだ少しきれいだ。



縦縞の樹皮でピンクに紅葉している木は?

コマユミではないかと教えていただきました。

何時もありがとうございます。



カマツカが黄金色に輝いている。



サルトリイバラとガマズミの実。



南尾根を降りるとシロモジの葉が傷んでなくてキレイ。



綺麗に黄葉しているのは?。



ガマズミの実は此処でも殆ど食べられずに残っている。

まだ渋みや酸味が強いのだろうか。

初冬には、甘くなり食べられる。

果実酒にするときれいな深紅の色になる。

昔から天然の着色料だった。



今日は雲早山や高城山がくっきりと見える。



アカシデの紅葉が素晴らしい。



こんなに沢山のアカシデがあったとは知らなかった。



ヒメシャラなどの色とりどりの紅葉に見とれる。



ダケカンバのような樹皮だが?



ヤマザクラも綺麗に黄葉している。



リョウブは葉が落ちて、実が残っている様がとても良い雰囲気。



不動峠に来るとシロモジは綺麗だがシラキは殆ど葉を落としている。



不動峠のお不動様にお参り。

此処には山犬に噛まれて亡くなったお文と乳飲み子の墓がある。

昔は山犬に噛まれて亡くなる人も多かったようだ。

お不動様をその霊を守るために建てられたとか。

久しぶりに直登路に向かう。



やはり直登路はキツイ。

這うようにして登る。

登りきって後ろを振り返りホット一息。

足の脹脛がプルプルしている。



高鉾山本峰のベンチで休憩して、足のプルプルが収まるのを待つ。

日が差してとても暖かい。



時間が早いので梅ノ木峠に向かう。



ウリハダカエデの紅葉した葉は大きくて目立つ。



少し行くと、もうこんな所までモノレールが伸びてきている。



ボーリングのタワーが設置されていた。

風車の設置のための地質調査をやっているのだろう。



登山道の真ん中にモノレールが設置されているので少し歩きにくい。

見晴らし岩で、旭ヶ丸と高鉾山本峰を眺める。



ミズナラも見事に黄葉している。



また此処でもボーリング調査用ターがある。



風力計タワーを過ぎて図示三角点に来ると、日曜というのに測量をしている。

風車建設用の林道建設のための測量をしているそうだ。

薬研谷近くから高鉾山本峰まで尾根筋を測量して、来年基本設計その後工事が始まるそうだ。

いよいよ風車建設に向けて本格的に作業が始まるようだ。

環境アセスメントなどは、いつの間に終わったのだろうか?



この自然豊かな樹走路も、数年後にはコンクリート道路になるのかもしれない。

大好きな道なのになあ。



梅ノ木峠に到着。

ここから引き返そうかと思うが、この先にもモノレールがある。

家内がこの先にも行ってみたいという。

今のうちに行っておかないと、次にはもう劇的に変わっているかもしれないと言う。

この梅ノ木峠も以前は林道などは通っていなかった。

一度来て、とても良い雰囲気で気に入って一週間後にまた来ると、林道が通っていて峠は消滅していた。



今日は日曜日なのでモノレールは休止状態。

平日で作業中なら通行できないかも。



左は杉の植林帯だが、右はリョウブやヒメシャラなどの自然林。

まっすぐにモノレールは伸びる。



ヒメシャラを通した光は柔らかい。



分岐が数カ所あるが、その先にはボーリング調査タワーが設置されるのだろう。



右に曲がるところからは、まだモノレールがない。

ヒメシャラが素晴らしい。



ツルリンドウの実が可愛いなあ。

最後の坂を登りきると声が聞こえてきて、東屋で三人のご家族が昼食中。



徳島市内のご家族で先日大川原から此処まで来たので、今日は柴小屋からやってきたそうだ。

コレで道が繋がったと喜んでおられた。



まだ少し昼食には早いので梅ノ木峠まで帰って昼食。

今日は鯖の塩焼き弁当。

中々美味しい。

家内はコーヒーを飲もうとして、食べていたおむすびを落としてしまった。

おむすびコロリンで行動食のパンで我慢。



昼食後、色とりどりの紅葉を楽しみながら林道歩き。



コシアブラの淡い黄葉も素敵だ。



色々な樹木の紅葉が綺麗で見上げる首が痛い。



四国の道はモノレールが通っていて通行止め。

ミズナラの紅葉が見事だ。



風力測定用タワーが随分と上に見える。

カエデも色鮮やか。



今日はかなり歩いたのでパスしようと思ったが、家内は何時ものように高鉾山に向かう。



高鉾山から勝浦川の流れを見てすぐに引き返す。



またシロモジの紅葉がきれいな林道歩き。



ミズナラの紅葉が何とも言えない色合い。

高鉾山本峰への通行止めは壊されていた。

通るのにまだ全く支障がないし、設置者の名前も書かれていないので壊されたのだろう。



ミヤマハンノキの実が出来ている。



ミズナラが輝いている。



アオテンナンショウの赤い実がたくさん出来ている。



ポタンヅルの白い綿毛がきれいだ。

此処にもカラマツがある。



カナクギノキの赤い実がまだ沢山残っている。



淡いピンクはシラキだろうか。



アケボノソウがまた咲いている。

戻り咲かな。

シロモジに丸い冬芽がたくさん出来ている。



アケビの実がそのまま残っている。

ツルウメモドキの実が良く目立つ。



今年は初めての出会。



ノリウツギがまだ咲き残っている。

マルミノカラスウリが、まだぶら下がっている。



駐車場まで返ってくると少し車が増えていた。

今日は少しばかり歩くつもりだったが、結構の距離を歩くことが出来た。

家内も少しは満足したことだろう。

明日からはまた天気が崩れるそうだし、週末には視察旅行やゴルフがまたある。

山歩きに最適な季節には色々と行事があって、中々山歩きができないのが家内に申し訳ない。




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