夏の里山 大川原高原   2017.08.04
ホームページ 里山倶楽部四国 

台風5号の影響?大川原高原 -

お盆の前には日本アルプスに行きたいと思っていた。

天気がスッキリしないので待ちきれずに伯耆大山に登ってきた。

シモツケソウなどの夏の花を楽しむ事が出来たが、やはり物足りない。

毎日天気予報を眺めていたが、なんと言う事、台風5号が迷走の結果上陸するようだ。

これでは一寸遠出は駄目だなあ。

クーラーを効かせた部屋で本ばかり読んでいると体中が痛くなる。

暑くなる前にと朝早く大川原高原を歩く事にする。

しかし、自宅を出た時には晴れ間が広がっていたが、佐那河内に入り大川原高原へ向かうと雨が降り出した。

一軒茶屋の駐車場に着くと土砂降りの上に風が凄い。

諦めて家に帰るとまた青空が広がる。

雨が止んでいる事を期待してまた大川原高原に向かう。



やはり馬越峠の上までは日が差していたが、高度を上げるにつれてガスって来る。

一軒茶屋駐車場は雲の中。

また帰ろうかと思ったが、先程よりは風が弱まっているので、ポンチョを着て出発。

風車などは何にも見えない。

アジサイはもう盛りを過ぎている。

派手な色のコオニユリが咲いていた。

普通見るコオニユリよりも大きくて見事な花だが、ムカゴが無いのでコオニユリだと思う。

帰りにもう一度確認してみよう。



アキノタムラソウが沢山咲いているがもう花期の終わり近い。

アジサイもまだ綺麗だが色が少しあせている。



ノリウツギが咲き誇っている。

先日の伯耆大山では、もう大半の花が終わりかけていたが此処ではまだ初々しい花もある。



ウツボグサがまだ元気

雨が強くなってきた。



カワラナデシコは雨の所為か縮んでいる。

隠れてヒメヤブランも咲いている。



オオナンバンギセルの花が今年も沢山咲き始めている。

昔は所々で見かけたが、最近では此処でしか見た事が無い。

毎年咲いてくれるので嬉しい。



雨が強くなってきてもう引き返そうかと思うが、取りあえず山頂に向かう。



旭ヶ丸山頂着。

ヤマボウシの実が少し大きくなっている。



足下には赤くなった実が沢山落ちている。

良く見ると赤い実が残っている。

此処のヤマボウシは食べ頃に熟れた事が無い。



そのまま引き返そうかとも思うが、少しばかり周回する事にする。

ニホンヒキガエルが久しぶりの降雨に喜んで沢山出てきている。

大きいのから小さな子供までのそのそと歩いている。



不動峠に着く。

ヤマナシの実が今年は多い。



猿が食べたのか小鳥なのか囓りかけの実が沢山落ちている。



トラバースに出るとクサアジサイが咲き始めている。

先日の伯耆大山では大きくなって沢山花を咲かせていたのだが。

クサアジサイは標高の高い所から先に咲き始めるのかなあ。



雨が強くなってきたので高鉾山本峰には向かわずに林道に向かう。

標高が下がるとまだノリウツギが蕾。



雨がドンドン強くなる。

林道をそのまま引き返す事にする。

ノリウツギが至る所に咲き誇っている。



タケニグサやヤハズアジサイはもう花が終わりかけている。



ボタンヅルが咲き始めている。



可愛い沢ガニが雨に喜んで歩き回っている。

オトギリソウはもう花の終わりかな。



リョウブの花が沢山咲いているが花の盛りは過ぎたようだ。



クマノミズキに小さな実。

アケボノソウはまだ蕾も出来ていないが、今年も沢山花を咲かせてくれるようだ。



雨が降っているというのにヒグラシの大合唱。

乾いた鳴き声が響き渡る。



サルナシが今年は豊作。



晴れていれば純白の花が綺麗なのだけれど。



満開に近いボタンヅルもある。



ヘクソカズラは今年初めてかな。



白いヤマホタルブクロが沢山咲いている。

駐車場まで帰ってきた。



花柄が長く一つの蕾が出ている事や、葉が少し上を向いている事からも、やはりコオニユリのようだ。



雨が降り続ける中の散策だったが、やはり家でジッとしているよりはズッと楽しかった。

台風一過の日本アルプスの山歩きは何時になるだろうか。


 


↑ クリック
ホームページにも是非お立ち寄りください