秋の里山           大川原高原        2017.09.14
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やっと咲き始めたアケボノソウ 大川原高原 -

天気が良ければ剣山にリンドウやウメバチソウを見に出かけたかった。

しかし、天気予報はスッキリとはしない。

台風が近付いているのが原因だろうか。

仕方が無いので大川原高原に出かける。

もしかしたらアケボノソウが咲き始めているかもしれない。



一軒茶屋に着くと風車もガスの中。

今日も大型クレーンが動き出している。

風車の点検整備だろうか。

足下には鹿の糞が一杯。

この広場で運動会でもしているのだろうか。



歩き始めると何か蒸し暑い。

朝と言うのに22.6度もある。

露草が一面に咲いている。



ガスが巻いているのでドウダンツツジの紅葉も鮮やかでは無い。



カワラナデシコと細々と咲いているワレモコウ。

以前吾亦紅の歌が流行った頃、この遊歩道沿いにワレモコウが群生していた。



ガスが巻いて遠望は無い。



旭ヶ丸山頂のヤマボウシの実は今日も寂しげに熟れている。



葉はコバノガマズミに似ているがこの毛深い実は何の実?



今年は花が沢山咲いたので実が沢山なっているカマツカ。



新芽が出ているシロモジと、実が今にも弾けそうなシロモジ。

良く見ると新芽が出ているシロモジには実がなっていない。

不思議だなあ。

シロモジには雄株と雌株があるそうなのでその所為かな。



新しい鹿の皮ハギが増えている。



まだ咲いているシギンカラマツと咲き始めたシコクブシ。



蕾が沢山あるので、今年は見事な花を見る事が出来そうだ。



シコクママコナも一寸咲き始めた。

高丸山方向は真っ白。



少し気持ちの良い風が通ると思ったら少し気温が下がった。

不動峠には季節遅れのサルナシ?



やはり此処でも新芽の出ているシロモジと実が出来ているシロモジに分かれている。



今年はヤマジノホトトギスの花が多い。

高鉾山本峰頂上には新しいテーブルとベンチが出来ていた。



やはり、やっほうさんが設置されたようだ。

ありがとうございます。



スズメバチが寄ってきたと思ったらヤブマメが咲いていた。

ノイバラに実が一杯。



稜線には今年も白いシコクブシが咲いていた。

他の花も余所より色が薄い。



蕾がとても多いので来週位には満開になる事だろう。



モノレールの所では先日は右でボーリングをしていたが、今日は左側でボーリングをしている。

本格工事が始まるのもまもなくかもしれない。



展望岩で一寸休憩。

ベニドウダンが赤く色付き始めている。



花期の長いシュンジュウギク。



図根三角点の付近では、今頃シコクママコナが大群生。



ミヤマウズラはもう花の終わり。



暑くは無いが、風も無く秋の山とは思えない。



梅の木峠に着いた。

神山方向への標識の中津への道は、もう廃道となっているのだろうか。



梅の木峠の向こうでは大きな工事音がしている。

崩落修復工事がまだ続いているのだろうか。

センブリはまだ蕾も出ていない。



タカサゴユリはもう随分と少なくなった。

ツルリンドウの花も少なくなっている。



大好きなミヤマアカネも見事に赤く色付いた。



下向き加減に咲くシコクアザミがそこら重に咲き始めている。

写真を写していてふと横を見ると目の高さにヘビが居た。

何でこんな所に?



林道を歩いていると暑くなってきた。

日も差していないのに32.6度もある。

ボーリング工事現場に水を送っているポンプの音が、余計に暑さを感じさせる。



高丸山方向はやはりガスの中。



高鉾山に向かうとツルリンドウとヤマジノホトトギスの花が多い。



高鉾山山頂で昼食。

今日も、ツマグロヒョウモンの雄が占有活動をしている。



キアゲハが家内の袖に留まった。

写そうとすると飛んでいったがまた直ぐ側に留まった。

人なつっこい蝶だ。

勝浦の町も霞んでいる。



マツカゼソウの花は少なくなっている。

コフウロの花がまだ咲いている。



此処にもあの毛深い実。



やっと咲いていました。

アケボノソウ。

アケボノソウが咲くと秋が来たと実感できる。



チャボホトトギスもまだ沢山咲いている。



良く見ると彼方此方でアケボノソウが咲き始めている。



凄く沢山のアケボノソウが、もうすぐ咲きそうな蕾を付けている。



道幅一杯のダンプが砂を満載してやって来た。

道ばたに避けるとシコクアザミのトゲが居たい。



カナクギノキに可愛い実が出来ていた。

しかし、今年はカナクギノキの実が少ない。



イタドリにもう実が出来はじめていた。



まだ綺麗に咲いている花もある。



オタカラコウと花の終わりのノリウツギ。



大きな音がしてクレーンが腕を伸ばし始めた。



プロペラの所に上がって撫でたり写真撮影したりしている。

その内にグラインダーで磨き始めた。

何かが当たって傷が付いたのだろうか。



これはオトコエシかな?



ヤマノイモにムカゴが出来ていた。



今日は誰も来ていない。

広場の看板が新しくなっていた。



クレーンがドンドン伸びて行く。

あんな細い腕の先で、相当揺れるだろうに怖くないのだろうか。

今日はスッキリした秋山の気配では無かったが、待ちかねたアケボノソウが咲き始めたのに出会う事が出来た。

これから次々と秋の花が咲き始める事だろう。

益々里山歩きが楽しくなる。


 


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