冬の里山 大川原高原      2017.12.23
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師走の里山 大川原高原 -

気が付くと、何時の間にか冬至が過ぎて明日はクリスマスイブ。

会社に勤めていると、おせち販売のパンフレットが回ってきたりして、なんとなく師走の雰囲気がある。

仕事に出ていないと季節感が本当に少なくなる。

年賀状も書かなければならないが、なんとなく乗り気がしない。

今日はまた自然保護関係の忘年会が有る。

それまでにと大川原高原を歩くことにする。



大川原高原への車道は雪はなくなっている。

放牧場への車道も薄く白くなっているだけ。

週初の大雪は融けてしまったようだ。



遊歩道にはホンの少し雪が残っている。

ドウダンツツジの冬芽が真っ赤になってきている。



アセビの冬芽も真っ赤。



展望台横の祠の周辺の木が切り払われている。

お詣りするのに邪魔なほど繁っていたが綺麗サッパリなくなっている。

オカマゴ」に祀られている石仏や役行者にお詣りしやすくなった。



総鎮守 王ケ原神宮と掘られた石もよく見えるようになっていて、ひっくり返っていた祠が起こされている。

「大川原」は「王ヶ原」の当て字だとの説がある。

確かにこんな山頂に大きな川原が有るわけでないので、昔は王様が住んでいたのかもしれない。



役行者には赤い前掛けがかけられていて、その横には赤色チャートの石が積み上げられている。

その隣の石仏も真っ直ぐ立っている。

その真ん前にあった木が切られている。

此処は、佐那河内の発行した本に書いてある天岩戸別神社の奥の院なのだろうか。

随分と長い間放置されていたが、誰かがまた祀り始めたのかもしれない。



日が差しているが空には薄雲が広がっている。

巻層雲というのだろうか。

天気が悪くなる前兆だとか。

西南の高丸山から雲早山のあたりは雲が厚くなっている。



高丸山はあまり雪がないが、高城山や雲早山は真っ白に見える。



雪歩きを楽しめるだけの雪は残っていない。



西尾根に行くと、樹木が切られて道が広くなっている。

高城山の左の雲早山は、普段は山頂が見極めにくいが雪があると山頂がよく分かる。



何時ものように不動峠に降りていく。



防火用水のドラム缶の水は完全に凍っている。

表面だけが凍っているのではなくて、氷の大きな円柱になっている。

周りが融けて隙間ができている。



高鉾山本峰のベンチでコーヒー休憩。



休憩後、気持ちの良い稜線歩き。

若い男性が梅ノ木峠方向からやって来た。

珍しいなあ。



四国の道分岐から曲がって暖かい所で昼食。

今日は金ちゃんヌードル。

蓋があって冷えずに出来るのが良い。

寒い日はやはり暖かいの食べ物が良いなあ。



食後林道に出て高鉾山へ。

高鉾山の看板が「南高鉾山」に直されていた。

此処は南高鉾山ではなくて高鉾山なので、昔からの呼び名を変えるのはどうかと思う。



温かいコーヒーを楽しんでから林道をユックリと帰る。

シャワーを浴びてこれから忘年会に出かける用意。

なんとか今年も無事終えることができそうだ。





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