冬の里山 大川原高原      2018.02.02
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タップリ雪歩き 大川原高原 -

昨日は一日中粉雪が舞っていた。

お山ではきっと雪が積もっていることだろう。

しかし、目が覚めると7時半過ぎ。

コレでは遠くには行くことは出来ない。

またまた大川原高原に出かけることにする。

何の変哲もない山だが、手軽に雪歩きが出きる家内がお気に入りの山だ。



車道には新雪が10~20センチ位積もっている。

早くも大勢が走った跡が付いている。

此のくらいの雪なら快適に走ることが出来る。



長靴に履き替えて出発。



遊歩道には結構雪が積もっている。

新雪を踏んで歩くのは気持ちが良い。



風紋も少し出来ている。

これから益々大きく発達してくることだろう。

空は晴れているようだが、頂上付近だけガスが巻いている。



ベンチのカマボコ雪は意外に少ない。



雪の中のお地蔵さんにご挨拶。



展望台に上がるが、薄いガスが巻いて眺望は全く無い。



タップリ積もった雪を踏みしめて歩く。

雪の分だけ背が高くなっているので、雪が積もった枝が頭にあたり雪が頭に降りかかる。

首筋にも沢山入って冷たい。

地やケットのフードを被る。

旭ヶ丸頂上三角点は雪ノ下。



オンツツジの冬芽が雪を被っても赤く元気に見える。

雪が降るほど春が近づくのを感じる。



西尾根に行くと雪が深い。



樹氷が大きく発達している。

ガスに霞んだ電力鉄塔がブーンと唸りを上げている。

50万ボルトの放電の音だろう。



西の谷から吹き上げた雪が積もったのか、大きな雪の塊の帯が出来ている。



送電線は少しだけど着氷している。

時々氷の塊が落ちてくる。



お不動さんにお詣りして高鉾山本峰に向かう。



直登路は結構雪が積もっている。



段々急登になると、踏みしめたはずの雪が崩れて家内が少しズリ落ちる。



ウンショ、コンショと登ると目の前に純白の雪原が広がる。



ヒメシャラの木にも綺麗な樹氷。

テーブルやベンチには雪が盛り上がっている。



雪のベンチで昼食。

暖かいカップ麺はやはり体が温まる。

ガスの中から鉄塔が浮かび上がる。

少しガスが薄れてきたかな?



尾根は雪が多いが、締まっていて快適。

家内は展望岩の向こうまで歩きたいと言う。



尾根道は小枝などが雪に埋まっていて、広い一本道になっている。

意外と雪が深く、長靴の上まで埋まる。

杉の枝まで樹氷が着いている。



旭ヶ丸よりも標高が低くなったのに雪が多い。

昨日は西から雪が吹き付けたようだ。

気温はマイナス1度だが、湿度が99%?



展望岩に着いて周りを眺める。



深いガスが巻いて何も見えない。

ドウダンツツジの樹氷が綺麗だ。



図根三角点も雪の中。



予想外に雪が多くて楽しい雪歩き。

四国の道で左へと曲がる。

大川原高原まで5.3㌔。



林道は、誰も歩いたり走ったりした跡がない。

振り返ると、高丸山がガスの中から現れた。



高鉾山に向かう。

高鉾山への道も雪が多い。



細かな霧氷が沢山付いていて綺麗だ。



高鉾山頂上でコーヒータイム。

薄日が差してきて暖かく感じる。



エゴノキの古木も雪を纏って静かに立っている。

ガスっている割には勝浦の町はクッキリと見えている。



またヒタスラ雪歩きを楽しんで駐車場へ。

広場にはスノーシューやアイゼンの跡がたくさん残っていた。

皆さん雪歩きを楽しまれて、もう帰られたようだ。

帰りはスリップに注意して走るが、先日のように凍っていないので問題はなかった。

今日は、思いもかけない深い雪歩きを楽しむことが出きた。

私は少々雪歩きに飽きたが、家内は大満足のようだ。
 


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