冬の里山 大川原高原     2018.02.27
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まだ雪の残る大川原高原 -

昨夜は確定申告で夜遅くまでかかった。

私は基本的に年金生活だが、退職金を分割にした企業年金も貰っている。

そして持株会で30年以上も貯めた株式の配当も有る。

ITバブルが弾けて株価は1/20位になって情けないことだが、若干の配当金が有る。

ということで収入は低いのに確定申告をしなければならない。

ところがe-taxtがうまく行かない。

手こずったがWindows10の標準エクスプローラーEdgeでは、確定申告ソフトが動作しないことがわかった。

Ie11に切り替えたがナンバーカードが読めない。

win10にアップグレードした時にドライバーが消えたらしい。

ドライバーをインストールしたが動かない。

ナンバーカードを読み取るためには
、PC/SCアクティベーター for Type Bと言うソフトも必要らしい。

そんなことは何処にも広報されていない。

こんなことでe-taxfは普及するのだろうか。


株式などの源泉徴収されている配当の処理が昨年から変更となっている。

課税所得が少ない場合、配当を総合課税にすると配当控除が有り、税率が下がり還付金を受け取ることが出来る。

しかし、総合課税にすると住民税や国民健康保険などでは、逆に税や保険料が上がってしまう。

特に徳島市は健康保険の所得割が9.1%と、他市に比べて驚くほど高いので影響が大きい。

配当が50万円あると健康保険だけでも約4.5万円上がってしまう。

所が29年度からは、所得税で総合課税を選んでも住民税で申告不要を選ぶことが出来るようになった。

今までは確定申告で還付金を貰ったために、住民税や健康保険料がそれ以上に上がってしまうことが有った。

その不具合がやっと解消されたようだ。

でもそんな事は誰も教えてくれない。

中々理解できなくて総合課税と分離課税の違い、そして住民税の申告不要の場合など何回もシュミレーションした。

結果やはり所得税は総合課税で、住民税は申告不要にしたほうが可成り有利なことがわかった。

驚くほど大きな金額差ではないが、所得が少ないのでインパクトは大きい。

国民にとって良いことはもっと広報スべきだと思う。



朝起きてから市役所に手続きの問い合わせなどしていたら10時過ぎとなった。

天気が良いのにジッとしているわけにも行かない。

近くの大川原高原で一歩きすることにする。

一軒茶屋までの道は少し積雪は残っているが、夏タイヤでも注意すれば大丈夫のようだ。

空は抜けるように青い。

何故か風車は全て止まっている。



遊歩道は意外と雪が残っている。



暖かい日が続いたのに、固くしまった雪が残っているのに驚き。

展望台からの眺望は晴れているのに霞んでいる。



雲早山や高城山は真っ白に見える。

まだ雪が多く残っているようだ。



アワノミツバツツジのトンネル道も雪が多い。

適度に締まっているので滑らずに歩きやすい。

アワノミツバツツジやオンツツジの蕾が赤くなってきている。



ポカポカ陽気の雪山歩きは気持ちが良い。

気温は10.4度も有る。



旭ヶ丸頂上から西尾根に向かうと雪が少なくなる。

背丈ほど有った雪庇もホンの少し残っているだけ。



鉄塔広場から見た高丸山から旭ノ丸までの山並み。



雪の残る高丸山と雲早山、高城山。



直登路の雪がクッキリと見える。



不動峠のドラム缶の氷も、まだ30センチの厚さぐらい残っている。



直登路は、中途半端な雪でジュクジュクになっていると思われるので、トラバースに向かう。



一登りで高鉾山本峰に着く。

日当たりが良いと思われるのにまだ雪が残っている。



気温は7.5度。

時間がまだ少し早いので展望岩まで行って昼食にする。



シロモジの丸い蕾とミツバツツジの赤い冬芽。



アセビの冬芽が益々赤くなってきた。

満開に咲く日が待ちどうしい。



シロモジの蕾がもうすぐ弾けそう。



稜線を下っていくと雪が深い。

この辺は神山側から北西の風が吹き上げてくるところだ。

展望岩のベンチで昼食。



旭ヶ丸を眺めながらカップ麺。

カップ麺の美味しい季節ももうすぐ終わってしまう。



食後、更に稜線を下る。

杉の木が所々伐採されている。

いよいよ春になれば工事が始まるのかな。



今日は梅ノ木峠まで行かずに四国の道から林道に向かう。



ヒカゲノカズラが青々としてきた。

ツルリンドウの芽も大きくなってきている。



林道に出て振り返ると、高丸山方向には早くも雲が湧いてきた。

高鉾山に向かうと登山道に雪はない。



高鉾山山頂のベンチでコーヒータイム。

勝浦川の流れも霞んでいる。



また林道に出て進むと、ガチョウの鳴くような変な鳴き声が聞こえる。

春になれば、小さくて黒いオタマジャクシがいる側溝の水たまりで、カエルが大騒ぎしている。

私達が近づくと一斉に物陰に隠れてしまった。

後にはたくさんの卵。

生殖活動をしていたのか?

それとも産卵をしていたのか?


 カエルは、オスがメスの背中の上に乗り、前肢でメスの腹を抱きかかえ.る。

これは“抱接”と呼ばれる行動で、体外受精のカエルは“交尾”はしない。

 オスがメスの腹を強く押すことにより、メスは卵を放出する。

オスはその上から精子を放出して受精させる。

この卵はヤマアカガエルだろうか?

この卵は受精しているのだろうか?

私達が驚かしたのでまだ受精前かも。



林道はまだ雪が凍っていて、解けていないところが多い。

春はもうすぐそばまで来ているのに冬の気配もまだ残っている。

春を待つ微妙な季節の山歩きがまた楽しい。

明日はボランテイアなので、今シーズンの冬山歩きは今日で終わりかな。



 


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