春の里山 大川原高原  2018.04.12
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春の山野草咲き始めた大川原高原 -



大川原高原に向かうとヤマザクラが満開。



何時もの所にヒゴスミレが咲き始めている。

今年もゴージャスな花に出会うことが出来て幸せ。



純白のヒゴスミレと対象的に濃い紫のニオイタチツボスミレ。

普通のタチツボスミレに比べて色が濃いことと、花弁が重なっていることからニオイタチツボスミレと分る。



駐車場をスタートすると青空が広がっている。

8時18分出発。

アセビの花が満開。



シロモジの花が咲き始めている。

此処でもニオイタチツボスミレの濃い紫が目立つ。



シロバナショウジョウバカマはもう花が終わったようだ。

ドウダンツツジが芽生えている。



ドウダンツツジの茂みの中で可愛く鳴いているコガラ。

コガラの繁殖期はシジュウガラなどより遅くて4月から。

一夫一妻で夫婦非常に仲が良いそうだ。



アカバナスミレの小さな花が咲き始めている。

最近、花が減っているけれど今年は沢山咲いてくれるかな?



トクシマコバイモの未成熟な一枚葉が多いが、花が咲いている株が見当たらない。

やっと一株だけ花が咲いているトクシマコバイモ見っけ。

今年は花期が終わったのかな?




展望台横の石仏に新しい前掛けが掛けられていた。

回りが切り払われたので少し心配していたが、今年もアカバナスミレが沢山花を開いている。



見た目ではもっと赤が濃いのだけれど、写真に取ると薄く映る。



徳島市内は春霞。

高丸山方向は意外とクッキリと見える。



オンツツジとアワノミツバツツジの蕾はまだ固い。



ツツジのトンネルには、まだニリンソウなどの花は咲いていない。



キブシとシロモジの花が満開。



シロモジには雄花と雌花があるがこれは雄花かな?



フキヤミツバの花が以前より広い範囲に咲いている。



高丸山から雲早山への尾根は意外とクッキリと見える。

高城山も見えている。



ヤマザクラが丁度見頃。



不動峠ではシロモジが満開。



ニリンソウが咲いているかもと縦走路に向かう。

やはり咲いていました。

この場所のニリンソウが大川原高原では一番早く咲く。



シコクブシの葉が沢山出てきている。

ツクバネソウの花芽が出てきている。



高鉾山本峰の頂上ではヤマナシの蕾が沢山出始めていた。



あれっ!

こんな所にもアカバナスミレが咲いている。

ナガバノスミレサイシンも沢山咲いている。



シハイスミレも可愛い花だ。

もう花の散ったカタクリ。



展望岩で一休み。



此処にも散りかけているカタクリの花がある。

よく見ると丁度見頃に咲いているカタクリの花も。

今年初めての出会いだ。



ヒノキが沢山伐られている。

もう風車工事が始まるのかな。



梅ノ木峠に来ると、初めて見る看板が設置されていた。

学生が県有林で何を勉強するのだろうか。



時間も早いので天ガ滝まで行こうと進む。



半分自然林の登山道は明るい。



シロモジの若葉が可愛いなあ。

ミツバツツジの軽い感じのピンクが爽やかだ。



ヒメシャラはまだ芽吹いていない。

天ガ滝の東屋に着くがまだお昼には早い。

亀田ケ丸まで行くことにする。



杉に印が付けられている。

伐採するための印かな。

コミヤマカタバミの群生地ではまだ花が半開き。



急坂を登りきると亀田ケ丸 1042m

カタクリの群生地だが、まだカタクリは咲いていない。



大岩を回り込むとエイザンスミレが群生。



やはりこの場所は期待を裏切らない。

足の踏み場に困るほどエイザンスミレが群生している。

アカバナスミレとの違いは色が薄いことと葉が3裂していること



林道に出るとモミジイチゴの花が賑やか。



小さな小さなヒナワチガイソウが足元に咲いている。



ミツバツツジが眩しい。



ミツバツツジにつられて山の中に入ると、此処でもエイザンスミレが咲き乱れている。



大好きなエイザンスミレに囲まれて昼食。

十数年前、東京の高尾山から陣場山まで縦走する時、途中の岩場に一輪だけ咲いていたエイザンスミレ。

それが初めての出会い。

その時たった一輪の花に、10数人が取り囲んで見ていた。

翌年も同じ場所で出会えたが、他の場所では出会うことが出来なかった。

所が徳島に帰ってきてからは、毎年エイザンスミレに囲まれて食事ができる。

なんと贅沢なことだろうか。

しかし、電力風車ができると一体どうなることだろうか。



殆どシロバナのエイザンスミレも沢山咲いている。



小さな白いスミレも沢山咲いている。

茎が紫なのでフモトスミレかな。



林道を引き返すとコミヤマカタバミの花が開いていた。



フイリシハイスミレも白粉色の花を咲かせている。



バイケイソウの葉が出てきている。



出来てそう日が経たないのに、もう随分と崩落している。



柔らかい感じのヤマザクラが素敵だ。



タムシバやミツバツツジを見ながら長い林道を歩く。



ヤマザクラが素晴らしくて何度も撮影する。



長い長い林道を歩いて高鉾山に立ち寄る。

ナガバノスミレサイシンやミツバツチグリが咲き誇っている。



頂上のベンチでコーヒータイム。

長閑だなあ。

日が照って暑い気もするが、風が吹くとまだひんやりとしている。



コツバメがひらひらと私を追いかけるように飛び回っている。

地面に降りると体を斜めにする。

これは春の日を十分に浴びるために体を倒しているのだとか。



オタカラコウの葉が沢山出てきている。

ミツバツチグリの黄色い花が群生。



此の白い花はニョイスミレかな。



一際色の濃いアカバナスミレが群生している。

最近アカバナスミレの咲く範囲が広がっているようだ。



ヨゴレネコノメとハルトラノオ



何の花だっけ?

グーグルレンズで調べたらニワトコでした。



駐車場に帰ってくるとまた風車が修理中。

何時来てもどれかが修理中だが、よく壊れる風車だなあ。



帰りにキャンプ場によってみる。

シロバナショウジョウバカマがまだ咲いている。



センボンヤリとビロードツリアブ



帰りにはヒゴスミレが沢山花を開いていた。



トリガタハンショウヅルもたくさん咲き始めていた。

帰りには、久しぶりにアナグマが散歩しているのにも出会った。

今日は沢山の春の花を見ることができた。

これからの山歩きが益々楽しみだ。


 


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