春の里山 大川原高原      2018.05.11
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オンツツジ満開の大川原高原 -

今日も快晴の予報。

朝は冷えるそうだ。

出かけに何時も履いている登山靴を見ると、裏がツルツル。

里山歩きの時は、何時も愛用している靴だが、軽くて足指が痛くならない。

しかし、もう5年となると300回以上は山を歩いている事になる。

ふと12年ほど前に購入した革の登山靴があることを思い出す。

購入して使用せずに5年位放置していたら、ソールが剥がれた。

専門店で張り替えてもらって、試し履きをして仕舞ったままになっている。

履いてみると足の収まりが良くてフィットする。

今日はこれで歩いてみよう。



船窪のオンツツジが満開だと聞いた。

大川原のオンツツジはどうだろうか。

フジの花が満開。



モズが電線で甲高く鳴いている。

秋のモズの高鳴きはよく知られているが、春にも此の様に甲高く鳴くんだ。

ナナカマドの花が満開。



遊歩道のドウダンツツジは全て散ってしまった。

ミツバツツジとの交配種だと思われる、ピンクのオンツツジが鮮やか。



頂上手前ではもう散り始めているオンツツジもある。

ニョイスミレがずいぶんと増えている。



ムラサキサギゴケも増えている。

展望台下のオンツツジは、もう盛りが過ぎたかな。



展望台から眺めると一面真っ赤なオンツツジ。



こんなに一面真っ赤な景色は見たことがない。



ツツジのトンネルに入ると、オンツツジの落花が素晴らしい。

オンツツジの古木を中心に、真紅の絨毯を敷き広げたようだ。

此の絨毯に寝転がれば、どのような夢を見ることが出来るだろうか。



調子良く歩いていたらどうもおかしい。

なんとまた靴のソールが剥がれていた。

なんて事。

近くの山で良かった。

完全に剥がれないように足を引きずりながら車に引き返す。



車に乗せていたスリッパのような靴に履き替えて再出発。

ホウチャクソウやユキモチソウが咲いているのに気がついた。



先程高い電線で鳴いていたモズが、近くの梢で又鳴いている。

牛舎の牛が鳴く声が聞こえる。



二人静が咲き始めている。



またツツジのトンネルに来ると、紫がかったピンクのオンツツジが花を落としている。

真紅のオンツツジと違って怪しげな美しさだ。



旭ヶ丸頂上に来るとオンツツジはまだ蕾。

オンツツジは標高とか日当たりとかで、咲く時期が微妙に異なる。



ヤマボウシの花が咲き始めている。

花が白くなるのには、もう暫く掛かる。



咲き始めたカマツカとマユミの花。



コバノガマズミが咲き誇っている。



先日歩いた雲早山から高丸山への稜線が綺麗に見えている。

高城山のレーダーもクッキリと見える。



梨の花が散って小さな実が出き始めている。



お不動さんに木漏れ日が射して深い森の中のよう。



高鉾山本峰に登ると、此処でも真紅のオンツツジと柔いピンクの交配種のオンツツジが咲いている。



ベンチで一休み。

ヤマナシの実が可愛い。



緑濃くなった稜線を行く。

ミツバツツジは、もう散ってしまった。



オオウマノスズクサのツルが伸びてきている。



梅ノ木峠方向に進むと木杭が沢山置いてある。



男性が2人測量をして杭を打っている。

もうすぐ工事が始まるのかもしれない。



展望岩で一休み。



ベニドウダンが見頃だ。



コツクバネウツギが咲いている。

此の山では珍しく白花だ。



三角点「流川」に立ち寄る。



梅ノ木峠まで行こうと思ったが、下りでは靴が滑って爪先が痛い。

此の辺で引き返すことにして切り株で昼食。

気温が上がってきた。

昨日とは7度も違う。




高鉾山本峰まで引き返すと、御夫婦がやってきた。

梅ノ木峠に向かうのだろうか。

私達は高鉾山に向かう。



途中でオンツツジの広場に立ち寄る。

まだ蕾が半分以上だが、ものすごいボリュームで圧倒される。

もう数日すると満開となって、見事な花園になるだろう。



何処かで人の声がするが姿は見えない。

高鉾山に向かう。



高鉾山頂上着。

鮮やかなオンツツジを眺めながらコーヒータイム。



ツマグロヒョウモンのオスがやってきた。

この頂上は彼らのホームグランド。

秋が終わる頃まで、ずっと姿を見ることが出来る。



林道を歩くとミズキの花の蕾が出き始めている。

カマツカはまだ蕾。



タツナミソウやギンリョウソウ。



そしてキンランもまだ咲いていた。

帰りにrokusanと奥様にお会いする。

MPVが壊れて新車に乗られていた。

昨日、今日とオンツツジの朱に酔った。

夏山の季節になる前に、もう少し春の花を楽しみたいと思う。


 


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