夏の里山 大川原高原      2018.08.11
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久しぶりの雨 大川原高原 -

たいした用事はないのに、細々なことが少しづつ有り、あっという間に日が過ぎていく。

給料を貰って働いていた頃は時間に縛られていたことも有ったが、やりがいがあり幸せだったなあと思う。

今日は久しぶりに予定が入っていない。

天気はもう一つで、昼からは雨も降りそうだが、大川原高原を少し歩くことにする。。

園瀬川では、朝早くからテントが多く張られてキャンプで賑やかのようだ。

大川原高原へは、トレランや自転車の人達も沢山走っている。



一軒茶屋の駐車場に着くと、空気はドンヨリと淀んでいて蒸し暑い。

風車は全て止まっていて、変圧器の音だけが響いている。

角のあるツルウメモドキの実が少し色付きはじめている。



アセビの実も先っちょに細い角がある。

アセビの花は下向きに咲くが、実は上向きに付く。

ヤマボウシの実はまだ緑だが、良く見ると少し赤く色付きはじめている。



ノリウツギは今が盛りと咲き誇っている。



リョウブの花は散り初めて、少し実になりかけている。



牛くんたちも蒸し暑いのかボンヤリとしている。



9時を過ぎて、風車が一斉に回り始めた。

電気が余る夜間は風車を止めているのだろう。

カワラナデシコが咲いているが、花数は少なくなった。



何時までも咲いているシュンジュウギクと、咲き始めたヒメヤブラン。



タンナサワフタギの実も、たくさん出来ている。

サワフタギとタンナサワフタギは見分けにくいが、実が熟すと差がよく分かる。

サワフタギはサファイヤのような瑠璃色の実になるが、タンナサワフタギの実は黒い。

コフウロが咲きはじめている。

コフウロは、葉が三全裂するのが特徴。



展望所のベンチに忘れ物。



展望台からは曇っていて眺望はゼロ。



お地蔵さんにお参りして旭ヶ丸頂上へ。

ツツジのトンネルは何時も涼しいのだが、今日はムンとしている。



今年はヤマボウシの実が豊作。



カマツカの実とヤマノイモの花



今年は、シコクママコナの花が小さいような気がする。



シコクブシに蕾が出来ている。

ガマズミの実はまだ青い。



シギンカラマツは、もう殆どが散ってしまっている。

高丸山も雲の中。

鉄塔横の急斜面でツルッと滑った。

アレっと思ったら二回転ほどして止まった。

崖でなくて良かった。



不動峠に降りてくると、シラキの実が大きくなっている。



ヤマナシの実が千切られて落ちていて、あれほど沢山あった実が殆ど残っていない。

やはり猿さんが食べたのかな。



サルナシの実は、まだ熟れていないのかそのまま残っている。

フタリシズカは実が出来て新しい葉が出てきている。



トチバニンジンの実はまだ緑のまま。

キンミズヒキが咲きはじめている。



クサアジサイが所々に花を咲かせている。



高鉾山本峰に向かうと雨が降り始めた。

予報より降り出すのが早い。

ポンチョを取り出してリュックの上から被る。

ヒコサンヒメシャラに沢山実が出来ている。

今年は沢山花が咲いたようだ。



クサギが満開だが、少し花のピークを過ぎたみたい。



少し歩きだすと本降りとなってきた。

アセビの大木の下で少し様子を見る。

シロモジの実が弾けそうでなかなか弾けない。



待っていても止まないので、そのまま稜線を下る。

岩場のところでシコクママコナが満開。



見晴らし岩でも雨が強く何も見えない。



四国の道から林道に出て引き返す。

雨に濡れたノリウツギが綺麗だ。



オトギリソウが少しばかり咲いている。



林道は風車工事用の大型トレーラーが通るためか、崩れたところや土肩の土砂が取り除かれている。

雨の中、高鉾山へ。



ヒオウギが雨に濡れて咲いていた。

昼御飯にしようかと思うが雨が止まないので、行動食のハムカツパンを食べて下山。



ミズキの実が熟れている。



もう少しすると柄が赤くなって枝サンゴとなるだろう。



カマツカに沢山の実が出来ている。



雨が降ったのが嬉しいのか?

サワガニが沢山道路に出てきている。

色が茶色のと灰色のがある。



雨に濡れたアカソが綺麗だ。



土砂降りの中を駐車場に帰ってくる。

天気が悪いせいか、土曜日なのに観光客が少ない。

久しぶりの雨で草木が喜んでいるようだ。

帰ってシャワーを浴びると、ビールを飲まなくても睡魔が襲ってきて時間ほど爆睡。

雨でも山歩きをすると気持ちがスッキリする。

心地よい疲れがストレスを吹き飛ばしてくれる。

早く澄んだ秋空の下を歩いてみたいなあと思う。


 


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