秋の里山 大川原高原  2018年9月22日  
里山倶楽部四国編 

- アサマリンドウの咲き始めた 大川原高原 -

アケボノソウが咲いていると思う。

アサマリンドウも、もしかしたら咲き始めているかもしれない。

天気予報では朝は曇りだが昼前から快晴になるようだ。

朝チョットゆっくりしてから大川原高原へ。

しかし、一軒茶屋に着くと雨が降っている。

しかも強風が吹き荒れている。

暫く車の中で休憩したが風が弱まる気配がない。

諦めて帰り始めるが、歩かないで帰るのは物足りない。

途中で雨がやんできた。

また駐車場に引き返す。



まだ小雨が降っているのでレインウェアを着て出発。

風車が轟々と回っているが視界は殆ど無い。



シコクアザミが沢山咲いている。

と言ってもトゲアザミとの差が良くわからない。



ツユクサが雨に濡れて綺麗だ。



シロヨメナが咲き始めている。



視界が益々悪くなってきた。



ナナカマドやガマズミの赤い実がガスの中でも鮮やかに見える。



ワレモコウが少なくなったが僅かに咲いているのを見っけ。



思いかけず、キバナアキギリが沢山咲いている。

一気に秋の山になったようだ。



ツルウメモドキの実も黄色く弾け始めている。

ガマズミの実が一杯。



上ばかり見ていると家内の足元にでっかいヒキガエル。

急な寒さに固まっているのかビクトも動かない。



マムシグサの実はまだまだ赤く熟れてなくて青い。

真っ赤な水引が咲き始めているが、まだ赤白にはなっていない。



展望台に上がると周りは真っ白。

山の守り神に、今日も無事で山歩きが出来ていることのお礼。



ツツジのトンネルにはシコクブシが沢山咲いている。

昔、山歩きを始めたばかりの頃は、身近な山に猛毒のトリカブトが沢山咲いていることに驚いた。

人に恨みを買って食べ物に混ぜられたらイチコロだ。



旭ヶ丸山頂にくると、ヤマボウシの赤い実が美味しそうに熟れている。



一つ戴いて囓ってみると、とても甘くて美味しい。

普段山の実を食べない家内も、ヤマボウシの実だけは美味しいと食べる。



シコクママコナの花はもう終盤。



シロモジの来年の花芽が大分大きくなってきた。

ヒヨドリバナももう咲いて、アサギマダラがやってきそう。



鉄塔広場にもキバナアキギリが群生。



カナクギノキの実が赤く光っている。

フェンスに巻き付いたヤマノイモにはムカゴが沢山出来ている。



ツリバナの実がビッシリと赤く熟れて弾けている。



シロモジの実は随分と大きくなったがまだ弾けていない。



ガスが流れて少し青空が見えだした。

天気予報通りこれから晴れるのかな。



高鉾山本峰の頂上のクサギの実が弾けている。

赤とブルーのコントラストが何とも言えない。

匂いは無いが、何故が匂いそうな気がする。



此処にもキバナアキギリが。

今年は花が多い。



今年も何時もの所に白いシコクブシが咲いていた。

キツネノチャブクロ(ホコリタケ)は久しぶりに見る。



サルナシが随分熟れてきた。

もうすぐ食べることが出来るかな。

ミズキのサンゴのような花柄が沢山落ちている。



此の尾根道にもヤマボウシが多い。



野生動物の寝床がアチコチに出来ている。



展望岩のベンチで昼食。



足元にブルーのアサマリンドウが咲き始めている。

今年初めての出会い。

日が差していないので綺麗に開いては居ない。



相当風が強いように感じるけれど、最高でも7.5m/秒



シュンジュウギクがまだ咲いている。

本当に花期の長い花だ。

アサマリンドウが彼方此方に咲き始めている。



名も知らないキノコがニョキニョキ生えているが、先日一面に生えていたタマゴタケは消えてしまっている。



ベニナギナタダケがニョキニョキと生えている。

食べることが出来るそうだが、回虫みたいで気持ちが悪い。



ツルリンドウが咲いているが、今年は花が少ない。



ゲンノショウコとアサマリンドウ。

日が差してきたので花が開いてきた。



日が差して暑くなってきた。



高鉾山に着くと見晴らしが良くて、和歌山の工場群までよく見える。



勝浦の町もくっきりと見える。



アケボノソウが満開。

この花も今年初めての出会い。

お久しぶりです。



道端にはカナクギノキの赤い実がビッシリ。

風車建設用の工事小屋ができていた。



オタカラコウが沢山咲いている。

大きな音がして重機が工事をしている。



側溝の石や土砂を取り除いているようだ。



重機の後は手作業できれいにしていた。

やはり風車工事の為の道路整備をしているそうだ。



でもその先はまだ側溝が埋まっている。

全部取り除くのは大変だ。



クマノミズキの黒い実とピンクの花柄。

駐車場に帰ってくると雨が止んだせいか観光客が増えていた。

天気がすっきりしないと思っているうちに、すっかり秋の山になっていた。

天気の良い清々しい日に、秋の花を探しに歩いてみたい。





総歩行距離 9.6km

累計標高差 ±569m

行動時間 4時間57分


毎回同じ所を歩いて何故GPS軌跡を残すのか?

GPSは普段歩いている時に使用して、スマートフォンでの見え方とか使い勝手を熟知しておく必要がある。

電池の持ち具合とかGPSの電波の捉え具合とか知っておかなければならない。

遭難して初めてGPSを見ても役に立たないことが多いと思う。



里山倶楽部四国

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