秋の里山 大川原高原   2018年11月01日  
里山倶楽部四国編 

- 大川原高原 カナクギノキの黄葉 -

あっという間に11月となった。

リュウノウギクが、まだ咲いているかと大川原高原に出かける。



青空が広がるが風が冷たく秋の終わりを感じる。

歩き始めるとすぐにリュウノウギクが咲いている。



リュウノウギクは野菊の中では一番遅く咲く。

花弁が丸っこくて可愛い。

家内共々毎年出会うのを楽しみにしている。



ツルリンドウの赤い実が目立つ。

ナナカマドの実もまだ少し残っている。



赤く色付いたドウダンツツジのトンネルを行くと、アサマリンドウがまだ咲き残っていてくれた。



咲き残ったアザミとアオテンナンショウの赤い実。



展望台に登ると空は晴れているが、水平線に近いところは雲が覆っている。



春には、ピンクや真紅のツツジの花のトンネルだった事が不思議なくらい落ち着いた感じ。



ヤマボウシやオンツツジは、もうすっかり葉を落としてしまった。



カマツカの実がまだ少し残っているのも風情がある。



高丸山から延びる稜線には、高城山のレーダドームが顔を出している。



ヒメシャラが綺麗に黄葉している。



シラキが淡い黄色に黄葉している。

初夏から楽しみにしてきただけのことはある。

輝くような色合いだ。



シコクブシは実になっている。



日が差してきたが気温は10.5度。

肌寒く感じる。



シロモジの花芽がずいぶんと大きくなってきた。

春に綺麗な花を咲かせるためには、随分と早くから準備しているんだなあ。



タンナサワフタギの黒い実が輝いている。

サワフタギのブルーの実は綺麗だが、此の黒い実もまた美しい。



高鉾山本峰で一休み。

此の秋はスズメバチが少なかった。

もう今年は出てこないかな。



ツルウメモドキの実が弾けてきた。



カナクギノキにも可愛い花芽が出来ている。

実が落ちたばかりなのに、もう新しい花芽が出来ているのは不思議だ。

ガバズミの実も赤いルヒ゛ーのようだ。



稜線を梅ノ木峠の方向に進むとガマズミの実がビッシリ。



展望岩で眺望を楽しむ。



先日まで真っ赤な実がビッシリと付いていた?の樹が見事に黄葉している。

何の木か良くわからなかったが、黄葉した葉を見るとカナクギノキのようだ。



ドウダンツツジの紅葉はもう終りに近い。



此の真っ赤な紅葉の木はなんだろうか。



シロモジとヒメシャラ



紅葉もきれいだ。



お昼が近づいたと言うのに気温が下がってきている。



ヒメシャラの黄葉



センブリが僅かに咲き残っている。

今年は当たり年だったなあ。



日が差してきてシロモジも黄金色に輝く。



風車建設工事の準備が整ってきた。



カナクギノキの実がまだ残っている。



高鉾山で昼食にする。



淡路の風力風車や和歌山の工場群も霞んで見えている。



今年はカナクギノキの紅葉が見事だ。



まだビッシリと赤い実が残っているカナクギノキもあった。



この辺から高鉾山本峰への進入道路が作られるのかな。



工事基地もだんだん充実してきている。



マユミのピンクの実がビッシリ。



モミジの紅葉も少しはある。



シロモジとシラキの紅葉。



駐車場に帰ると誰の車も停まっていない。

一軒茶屋もトイレも閉まっていた。

これから大川原高原は寂しい季節となる。

霧氷や雪が最高なんだけれど来る人は少ない。

古い友人が香川から来るので急いで帰る。

剣山や高城山では初霧氷も出来たそうだ。

楽しみだなあ。




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