冬の里山 大川原高原 2018年12月16日  
里山倶楽部四国編 

- 風車工事始まる直前の大川原高原 -


天気予報があまり良くないので、朝コーヒーを飲んでゆっくりしていると青空が広がってきた。

霧氷や雪もないようなので大川原高原でも歩いてこよう。



一軒茶屋の駐車場に着くと先着車は2台。

準備中の男性に挨拶して先に出発。

急に雲が多くなってきたようだ。



ドウダンツツジの新芽が真っ赤。



展望台から徳島市内を眺める。



高丸山~雲早山の稜線は少し白くなっているだけ。



石仏の赤い前掛けが新しくなっていた。

葉の落ちたツツジのトンネルは何故かわびしい。



旭ヶ丸頂上。

ヤマボウシやオンツツジも葉を落としている。



東宮山や高城山も寒そう。



高丸山、雲早山、高城山方向



不動峠のドラム缶の水はカチンカチンに凍っていた。



高鉾山本峰直登路を登る。

土が乾いているので登りやすいかと思ったが、氷柱が溶けてズルズル。



この直登路はいつ登ってもきつい。

それでも休む事なしに登り切ることができた。

ほんの少しの登りだが充実感一杯。



ツルウメモドキの実は少し少なくなったがマダマダ目立つ。

ベンチで休んでいると、先程駐車場でお会いした男性が逆方向からやってきた。

少しお話してから別れる。



高鉾山分岐を過ぎて下ると樹木が少し切り倒されている。

この稜線に幅6m以上の作業用や機器搬入用の舗装路がまず建設される。

もうこの大好きな自然林の中を歩くことはできなくなるのだろうか。



何時ものように展望岩で休憩。



今日は四国の道分岐から帰ることにする。



道路拡幅の看板がなくなっている。

もうすでに拡幅工事が完了したようだ。

替わりに大型車スレ違い用だろうか対比書の看板があちこちにできている。



サルトリイバラとビナンカズラ?の実。



道幅一杯、土砂が取り除かれて綺麗になっている。



高鉾山に寄って昼食。

天気はますます悪くなって暗くきた。



寒いときには金ちゃんラーメン。

フタ付きなのとナルトが入っているのが嬉しい。

アセビの新芽が真っ赤。



高鉾山から大川原高原に向かうと標高962mの看板。

此処から稜線へと40m位の標高差がある。

此処から新しい作業道が建設されるのだろうか。



今日は日曜日なので作業小屋には誰もいない。

風車建設用の土木工事は清水建設が請け負っているようだ。



今まで不明だった工事の全貌がわかった。

赤い線が新規に作られる6m幅以上の道路。

そしてT01からT15までが風車の建つ位置。

やはり現在の登山道の真上に立ち並ぶようだ。



風車T1~T7 建設工事平面図。

高鉾山本峰直ぐ西側の高鉾山分岐から直ぐにT1風車が建設されるようだ。



新設道路と風車T1~T6の建つ敷地の様子がよく分かる。



既設林道の拡張工事図面。




T8~T11風車設置平面図



T7~T10 風車建設図面



工程表を見ると2020年に土木工事が完了し、2021年から風車の組立工事が行われるようだ。

本格的な土木工事は来年の春から開始されるようだ。

大好きな稜線歩きも、来年のカタクリのシーズンには通行禁止になるかもしれない。



複雑な気持ちで駐車場へ。

ドンドン天気が悪くなってきた。

早々に自宅に帰る。

佐那河内役場の工事もドンドン進んでいて来年は桜の名所ない佐那河内となる。





里山倶楽部四国

ホームページにも是非お立ち寄りください