秋の里山 大川原高原  2019年09月26日  
里山倶楽部四国編 

- すっかり秋だなあ  大川原高原  -


爽やかな秋風が吹いている。

透き通るような青空の下、大川原高原を散策。



風がひんやりとして気持ちが良い。



アカノマンマ、イヌタデの花が咲いている。

夜間通行止めは、梅ノ木峠の電力線埋立工事のあった辺りか。



ゲンノショウコやヤマシロギクが咲き誇っている。



今日も1基の風車が止まって蓋を開けて修理中。

よく修理が必要な風車だなあ。



遊歩道のドウダンツツジが赤く紅葉し始めている。

マムシグサにデッカイ実が出来ている。



展望台につく。






空気が済んでいて、大鳴門橋までくっきりと見える。



ミツバツツジのトンネルを歩くとヒンヤリとして気持ちが良い。



シコクブシの蕾が一杯出来ている。

中には咲き始めているのも。



ヤマボウシの実が真っ赤に熟れて美味しそう。

道端には、キバナアキギリが朝日を浴びて輝いている。





シコクブシとシギンカラマツ



電力鉄塔下にもキバナアキギリ



カナクギノキの真っ赤な実が熟れている。



ツリバナの実は今年は少ない。



おもんの墓にもシコクブシ。



波打つススキとガマズミの実。



高鉾山本峰には、まだエゴノキの実がたくさんぶら下がっていた。



ツルウメモドキと野いばらの実。



ベンチで一休み。

クサギの青い実が弾けている。



赤とんぼがノンビリと留まっている。

稜線のカナクギノキの実はまだ青い。



白いトリカブトと賑やかに鳴いていた小鳥のお尻。

まん丸い目はメジロのようだけど。


やかましく鳴いていたのはソウシチョウでした。

写真の鳥はメジロでソウシチョウに追われて逃げていたようです。



外来種で江戸時代から飼われていたらしいですが、最近増えているそうです。

ペット業者が倒産などで大量に放鳥したのが原因だとか。

在来種のウグイスやメジロを駆逐する可能性があるとかで有害外来種に指定されています。



作業道工事は少しずつ進んでいる。


ツマグロヒョウモンが交尾している。

ツマグロヒョウモンのオスはメスを自ら探しに行かずに、開けた山の頂上などで、ひたすらメスが来るのを待っている。

その占有行動はよく見るが、メスと巡り合って交尾しているのを見ることは珍しい。

長いこと待って良かったね。

おめでとう。



山を降りて林道を高鉾山に向かう。

出来たばかりの作業道は、早くも斜面が崩れかけている。



アケボノソウが満開。



高鉾山から勝浦の町。



ベンチでのんびりと昼食タイム。

メスに巡り合うことが出来ないツマグロヒョウモンが占有活動を続けている。



真っ赤な赤とんぼと真っ赤なシコクママコナ。



林道を帰るとカナクギノキの実が真っ赤。

ヤマシロギクも満開。



タラノキの実はもう殆ど落ちている。



ヤマハッカかな。

マツカゼソウもまだ綺麗。



アサマリンドウが綺麗に開いている。



可愛いなあ。



ヤマシロギクとシコクアザミ



アケボノソウも満開。



サルナシの実とオタカラコウ。



家内の好きなリュウノウギクは、まだ小さな蕾。

もう少しすると丸っこい可愛い花が咲いて、いい香りが漂うことだろえ。



駐車場まで帰ってきたが誰の車も停まっていない。

今日は、爽やかな秋風を感じながら秋の花を楽しむことが出来た。

やはり、山歩きは楽しいなあ。

来週には入院して心臓の手術をする。

無事に成功して思いっきり山歩きを楽しみたいものだ。




里山倶楽部四国

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