春の里山 大川原高原   2020年03月29日  
里山倶楽部四国編 

- 寒々とした大川原高原 ―

今日は、春の花を楽しみに山歩きをしようと思っていた。

所が昨夜から冷たい雨が降り続いていた。

朝起きると雨は止んでいるが寒々とした空。

仕方がないのでレポート等をまとめていたが、やはり春の花が気になる。

大川原高原ではヒゴスミレも咲き始めていることだろう。

徳島コバイモも咲いている頃だ。

家内を誘うと、こんな寒い日に花なんて開いていないと断られる。

仕方がないので、昼過ぎから一人で出かけることにする。



佐那河内に入ると桜が咲き誇っている。

ヤマザクラは花の盛りを少し過ぎているがまだまだ綺麗だ。

枝垂れ桜は満開。

ソメイヨシノは満開マジカとなっている。



大川原高原に向かうと、ヒゴスミレが沢山咲いている。

しかし、冷たい雨に濡れたせいか花が萎んでいる。

ゴージャスに開いた花を期待していたが残念だ。



駐車場に来ると冷たい風がゴーゴーと吹いている。



アセビが咲き誇っている。



クロモジの花が満開。



クロモジは葉が同時に展開すると言われているが、咲き始めは葉は開いていない。



クロモジは蕾が出始めてから花が咲くまでに随分と時間がかかる。

しかし、花の盛りは短い。



今日はちょうど花の盛り。



寒い風が吹く中で、春を感じることができる。



アジサイ園に来ると、シロバナショウジョウバカマが咲き誇っている。



ほんのりと色ついた花が可愛い。



シロバナと言っても少しずつ色合いが違う。

去年は見頃を見逃したので、今年は見ることが出来て嬉しい。



遊歩道のドウダンツツジはまだ芽吹いていない。



山の神様にお参りしてつつじのトンネルへ。

この道がピンクに染まるのはもう少し先。



ツツジのトンネルの樹下には、全く花が咲いていない。

シコクブシが芽吹き始めているだけだ。



旭ヶ丸頂上のヤマボウシもまだ芽吹いていない。

寒くてダウンジャケットのフードを被る。



帰りに展望台に寄る。

風車の風をきる音が響いている。



高丸山方向も深い雲の中。



トクシマコバイモが咲いているかと思ったが、一枚葉が少し出ているだけ。



カタクリの葉が少し出始めている。



遊歩道は寒々としている。



ヤマシャクヤクが沢山芽を出している。

今年も沢山咲きそうだ。



イワザクラもまだ咲きそうでない。



またアセビとクロモジの花を楽しんで帰宅。

寒いのに何台かの車が大川原高原に登ってきていた。

大川原高原の春はもう少し先のようだ。

明日からも天気がスッキリしないようだが、春はやはり青空の下で山歩きをしたいなあ。







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