春の里山 大川原高原   2020年04月19日  
里山倶楽部四国編 

- ヤマシャクヤクはまだ蕾 大川原高原 ―

先日、高尾山から周回した時に、万石山の手前で家内がスリップして転倒した。

その時は大したことはないように見えたが、数日して左の膝が痛みだして歩けなくなった。

家内は右の膝の靭帯が切断して手術で除去している。

そのため左の膝に負荷が掛かっているのかよく痛める。

医者に行くと水が溜まって腫れているとのことで水を抜いてもらった。

その為当分は山に行くことが出来ない。

例年ならこの時期、竜王山のスミレやイチリンソウそしてヤマシャクヤクなどを楽しんでいた。

残念だが仕方がない。

私も家内を残して一人で山に行くわけには行かない。

しかし、チョット気になるのでチョコっと大川原高原の花の様子を見に行くことにした。



大川原高原に向かうとヤマザクラが美しい。



イワザクラも咲き始めているようだ。



コミヤマカタバミも精一杯花を開いている。



ネイチャーセンター横の山桜が満開。



一軒茶屋の駐車場に着くと沢山の車が停まっている。



カラマツの若葉が可愛い。



リョウブの若葉と満開のアセビの花。



シロモジの花も満開



遊歩道脇にはミツバツチグリの花が、太陽の光をいっぱい浴びて輝いている。



ドウダンツツジの蕾はまだ固い。



展望台から眺望を楽しむ。



徳島市街の眺め。



高丸山方向と高鉾山本峰の長め。



東九フェリーの「フェリー道後」が東京に向けて出航している。

まだ毎日運行されているようだ。



ミヤマハコベが咲き始めている。



アワノミツバツツジやオンツツジの蕾が膨らみ始めている。



アカバナスミレが綺麗に咲いている。

以前はビッシリと咲いていたのに少なくなったなあ。



トクシマコバイモがまだ元気に咲いている。

今年は花が多い。

皆さんのマナーが良くなって、盗掘などは少なくなったようで嬉しい。



カタクリの葉は多いがまだ蕾も出ていない。



ヤマシャクヤクは沢山生えているがまだ固い蕾。



キブシがまだ咲いている。

シロモジの花が終わって葉が出始めている。



シハイスミレとオオバヤシャブシ



クロモジも花が終わって葉が出始めている。



イワザクラはまだ小さい葉が出ているだけで蕾も出ていない。

引き返そうかと思ったら女性が上がってきて、綺麗に咲いていましたよと教えていただいた。

この先かなと思って進むが見つからない。

そのうちガレた急坂となって倒木が多くなる。

タムシバが沢山咲いている。

倒木の枝が跳ねて頬に当たった。

少し血が滲んでいる。

もう花は諦めて引き返すが暫く登っていくと眼鏡がないのに気がつく。

先程の枝に跳ね飛ばされたのかな。

引き返しウロウロして探すが見付けることが出来ない。

地面に顔を近づけて探していたら、デッカイ蛇とニラメッコしてしまった。

青緑した不気味な頭だ。

ギョッとして立ち竦んだら敵も驚いたのかノソノソと枯れ葉に潜っていった。

ああ驚いた。


何か疲れて諦めて引き返す。

こんな時家内が居ると直ぐ見つけてくれるのだが。



嫌になって作業道を帰ることにする。

ヤマザクラが綺麗だ。



リョウブと?の若葉。



ベンチに腰を掛けて昼食。

車が随分と増えている。



フデリンドウが綺麗に咲いていた。

濃いブルーの小さな花が可愛くて大好きだ。

早く家内の膝が完治して、山歩きを楽しむことが出来るようになればよいのだけれど。

また暫くしてメガネを探しに行かなければ。



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