春の里山 大川原高原   2020年05月17日  
里山倶楽部四国編 

- オンツツジ満開の高鉾山 ―

昨日は大雨が降った。

大川原高原のオンツツジはどうなったのだろうか?

天気も良いようなので、ノンビリと歩いてみよう。



下界では快晴だったのに、一軒茶屋に着くとガスが湧いて風が強い。

林道は相変わらず通行止め。

よく見ると「法面崩壊のため通行止め」との看板が。

警備員に聞くと、昨日の大雨で梅ノ木峠の向こうで土砂崩れが起こっており、工事用車両も通行できないとか。

あの辺りは土質が悪く大雨が降るとすぐに大規模崩壊が起こる。

風車を造る為に樹木を伐採すると、益々危険度が上がると思われる。



遊歩道ではヤマボウシの蕾。

カマツカもまだ小さな蕾。



コガクウツギが沢山咲きはじめている。



先日満開だったオンツツジは少し色が薄くなっているが、まだまだ綺麗。



ユキモチソウが大きくなっている。



ナナカマドの白い花が満開。



アマドコロとカキドオシの花



オンツツジの蕾が沢山落ちている。

よほど風雨が強かったようだ。



雲が垂れ込めて眺望は悪い。



山の神様にお参りしてツツジのトンネルを歩く。



オンツツジは風雨で花を落としたのか花数が少なくなっている。



オンツツジの初々しい落花。

真紅の絨毯は踏んで歩くことが勿体ない。



旭ヶ丸三角点あたりのオンツツジはまだ蕾。



此処でもヤマボウシの蕾が出てきている。



3日ほど前、数輪の花が咲き始めていただけだったが、アッと言う間に満開。

白くて丸い蕾が一斉に開花してゴージャスに見える。



コマユミの花も一斉に開花



ウスノキも可愛く咲いている。



フキヤミツバはまだ咲いている。



コバノガマズミは満開

ガマズミはまだ蕾。



少し下って、咲き始めなのはガマズミかな。

ウリハダカエデの花もまだ咲いている。



ツリバナの花もたくさん咲き出した。



ガマズミのような沢山の小さな花が、パッと咲いてすぐに受粉して散るのが不思議だった。

咲いたらすぐに小さな虫たちが群れるように集ってくるみたいだ。



シラキの葉も色濃くなってきた。



ウワバミソウの蕾かな?



一登で高鉾山本峰

ミツバツツジは終わったと思っていたら、またピンクのツツジが沢山咲いている。



コバノミツバツツジよりも花期が少し遅くて、ピンクの色が淡い。



雄しべは10本あるようだ。

やはりアワノミツバツツジだろうか?

しかし、特徴とされる上部の裂片に暗い紫色の斑が入っていない(薄い?)。



此処のカマツカは咲きはじめ。

丸い蕾と咲き始めの花との対比が可愛い。



カタクリに実が出来ている。

この実が落ちてまたカタクリが増えるとよいのだが。



サルナシはまだ小さな蕾



稜線のオンツツジはまだ蕾。



風車建設地では工事が少しずつ進んでいる。



高鉾山へ登山道を下る。



一旦林道に降りて、標識から登山道へと登り返す。



所がまた林道に出てしまった。



オンツツジが林道脇に沢山咲いている。

この林道は、オンツツジの群生地を掘り返して造られたようだ。



高鉾山に向かうとオンツツジが満開。



オンツツジを眺めながら昼食。



まだ蕾が綻び始めたばかりのオンツツジも多い。

高鉾山頂上付近に、こんなにオンツツジが多いとは知らなかった。

色の淡いミツバツツジも咲いている。



帰りに少し登山道を外して歩いてみると、オンツツジの朱色が眼に飛び込んでくる。



カマツカとクマシデの緑の透過光が清々しい。



惚れ惚れとするほど鮮やかな朱の花。



ミズキに蕾が出来ていて、ヤマフジが絡んでいる。



黄色い花はハハコグサとジシバリ



コツクバネウツギも咲き始めた。



コゴメツツジの蕾ももうすぐ弾けそう。



警備員のオジサンに挨拶して、駐車場へ。

日曜日にしては車が少ない。

今日は、期待以上のオンツツジの花に出会えて満足。

早く、皆さんと楽しく話をしながら山歩きがしたいなあと思う。



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