冬の里山 大川原高原 2021年1月1日  
里山倶楽部四国編 

- 大川原高原 大宮八幡宮 初詣 ―

コロナ、コロナと騒がしい中で新しい年が明けた。

今年は健やかな一年であって欲しい。

例年の恒例の焼山寺山の初登り、初詣に出かける。

しかし、佐那河内に入ると大川原高原が白く輝いている。

昨夜雪が降ったのかな。

初雪歩きがしたくなり、急遽大川原高原へ。



駐車場に着くと、誰の車も停まっていない。

まっさらな新雪歩きが楽しめるかな。

冷たい風が轟々と吹き荒れている。



遊歩道へ来るが、期待に反して雪は少ない。

膝くらい迄の雪を期待していたが、積雪は数センチ。



気温はホンの少しマイナス。



展望台のベンチも積雪5センチ位。

王が原の石仏にお参り。



風車がビュンビュンと回っている。

雪が少ないので、此処で帰って焼山寺にお詣りに行こうかと言うが、家内はこのまま歩きたいらしい。



旭ヶ丸頂上着。

少しの山歩きでも、今年の初登山。



高丸山から、雲早山の稜線は雪が降っているのだろうか。

高城山は濃い雲の中。



不動峠へ通りていく。



お不動さんも、おもんの墓も薄く雪を被っている。

ドラム缶の水はガチンガチンに凍っていた。



高鉾山本峰への道も、積雪は少ない。



何時もならこのベンチでコーヒーブレイクをするのだが、冷たい風が吹くので休まずに行く。



発電用風車建設用地の上から、高丸山、雲早山の稜線を眺める。

風車の工事は3ヶ月ほど前から進んでいない。



東宮山や高越山の眺め。



東宮山は白くなっている。



高越山は山頂が少し白くなっている。

中央に白く見えるのは奥野々山。



焼山寺山は雪がない。



高丸山は、少し白いかな。



雲早山は、真っ白だ。



車道に降りて高鉾山に向かう。



高鉾山の山頂標識が飛ばされていたので、元の位置に直す。



冷たい風が吹いて空は曇っているが、見晴らしは良い。

勝浦の町を見ながら昼食。



風車の向こうに徳島の街が見える。



大鳴門橋も見えている。



食後ますます気温が下がってきた。

林道を引き返すと、道路工事の看板。

なんと2022年8月まで道路整備工事が続くみたいだ。

コレでは風車建設は何時のことになるやら。



雪の林道を歩くと体が冷えてきた。

せっかく治りかけていた腰が痛みだした。

足先まで痺れる感じがする。

日向に出て気温が上がると痛みが引いてきた。

寒さが腰痛には悪いのかな。




帰りに大宮八幡宮に初詣。



静かな境内。

参拝客が居ないのは少し寂しいが、ユックリとお参りすることが出来た。

延熹飴をお持ちくださいと書いてある。

100円ほどのお賽銭なのにもらって良いのかなと思うが、せっかくだから頂く。

正月から嬉しくなる。

この飴はお乳飴と言うらしい。

山幸彦が龍神の娘の豊玉姫と結ばれて、赤ちゃんができるが、訳あって豊玉姫は竜宮へ帰る。

其のためお乳の代わりに、この飴をしゃぶらせたという謂れがある。

産婦が食べるとお乳の出が良くなると言われている。



樹齢200年のナギの木と樹齢300年の乳イチョウ。

特にナギの木は見事だ。



境内社の豊玉神社にもお参り。

豊玉姫と、藍の神様サルタヒコが祀られている。



サルタヒコは道案内の神様なので、今年も道迷いしないようにとお願いをする。

大川原高原は期待したほどの雪ではなかったが、初雪歩きを楽しむことが出来た。

今年も、無理のないように里山歩きを続けたいと思う。



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