- 大川原高原 大宮八幡宮 初詣 ―
コロナ、コロナと騒がしい中で新しい年が明けた。
今年は健やかな一年であって欲しい。
例年の恒例の焼山寺山の初登り、初詣に出かける。
しかし、佐那河内に入ると大川原高原が白く輝いている。
昨夜雪が降ったのかな。
初雪歩きがしたくなり、急遽大川原高原へ。
駐車場に着くと、誰の車も停まっていない。
まっさらな新雪歩きが楽しめるかな。
冷たい風が轟々と吹き荒れている。
遊歩道へ来るが、期待に反して雪は少ない。
膝くらい迄の雪を期待していたが、積雪は数センチ。
気温はホンの少しマイナス。
展望台のベンチも積雪5センチ位。
王が原の石仏にお参り。
風車がビュンビュンと回っている。
雪が少ないので、此処で帰って焼山寺にお詣りに行こうかと言うが、家内はこのまま歩きたいらしい。
旭ヶ丸頂上着。
少しの山歩きでも、今年の初登山。
高丸山から、雲早山の稜線は雪が降っているのだろうか。
高城山は濃い雲の中。
不動峠へ通りていく。
お不動さんも、おもんの墓も薄く雪を被っている。
ドラム缶の水はガチンガチンに凍っていた。
高鉾山本峰への道も、積雪は少ない。
何時もならこのベンチでコーヒーブレイクをするのだが、冷たい風が吹くので休まずに行く。
発電用風車建設用地の上から、高丸山、雲早山の稜線を眺める。
風車の工事は3ヶ月ほど前から進んでいない。
東宮山や高越山の眺め。
東宮山は白くなっている。
高越山は山頂が少し白くなっている。
中央に白く見えるのは奥野々山。
焼山寺山は雪がない。
高丸山は、少し白いかな。
雲早山は、真っ白だ。
車道に降りて高鉾山に向かう。
高鉾山の山頂標識が飛ばされていたので、元の位置に直す。
冷たい風が吹いて空は曇っているが、見晴らしは良い。
勝浦の町を見ながら昼食。
風車の向こうに徳島の街が見える。
大鳴門橋も見えている。
食後ますます気温が下がってきた。
林道を引き返すと、道路工事の看板。
なんと2022年8月まで道路整備工事が続くみたいだ。
コレでは風車建設は何時のことになるやら。
雪の林道を歩くと体が冷えてきた。
せっかく治りかけていた腰が痛みだした。
足先まで痺れる感じがする。
日向に出て気温が上がると痛みが引いてきた。
寒さが腰痛には悪いのかな。
帰りに大宮八幡宮に初詣。
静かな境内。
参拝客が居ないのは少し寂しいが、ユックリとお参りすることが出来た。
延熹飴をお持ちくださいと書いてある。
100円ほどのお賽銭なのにもらって良いのかなと思うが、せっかくだから頂く。
正月から嬉しくなる。
この飴はお乳飴と言うらしい。
山幸彦が龍神の娘の豊玉姫と結ばれて、赤ちゃんができるが、訳あって豊玉姫は竜宮へ帰る。
其のためお乳の代わりに、この飴をしゃぶらせたという謂れがある。
産婦が食べるとお乳の出が良くなると言われている。
樹齢200年のナギの木と樹齢300年の乳イチョウ。
特にナギの木は見事だ。
境内社の豊玉神社にもお参り。
豊玉姫と、藍の神様サルタヒコが祀られている。
サルタヒコは道案内の神様なので、今年も道迷いしないようにとお願いをする。
大川原高原は期待したほどの雪ではなかったが、初雪歩きを楽しむことが出来た。
今年も、無理のないように里山歩きを続けたいと思う。
里山倶楽部四国
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