冬の里山 大川原高原 2021年01月10日  
里山倶楽部四国編 

- 大川原高原 雪景色 ―

神通の滝の氷爆を自由分に楽しんでから佐那河内に引き返す。

大川原高原への車道は雪は少ない。

しかし、多くの車が通過したのかテカテカと光っている。



駐車場には珍しく多くの車が停車している。

青空が広がっている。

気温は低いので、寒さ対策を充分にして出発。



遊歩道の積雪は、数十センチ。

深い所では50センチくらいあるだろうか。



先行者の足跡がかなり深い。

風紋で出来た凹凸を越えていくのは楽しい。



展望台に登ってみる。



徳島市内の眺望。



雲早山方向の眺望



石仏も雪に埋もれている。



アワノミツバツツジのトンネルを潜っていく。

なんとも言えないいい雰囲気。

信濃の山を歩いた時の白樺林に雰囲気が似ているかな。



旭ヶ丸山頂の三角点も雪に埋もれていた。



アセビの雪帽子が青空に映えている。



西の稜線を降りて行くと、神山側から吹き上げてきた強風ですごい雪庇ができている。



正面に焼山寺山。

其の奥に高越山

雪は思ったより少ない。



稜線を降りていく。



面白い雪の造形。

雪男が歩きだしているように見える。



反対側から見ると、おばけがニュッ!



高丸山から雲早山への稜線。

晴れていてクッキリと見える。

雲早山や高丸山に登っている人たちは喜んでいることだろう。



高城山は少し霞んでいる。

高鉾山本峰を見ると登山道が白く見える。

何人かが登っているようだ。

かなり苦労して這っているようにも見える。



枯れたススキにも雪。



不動峠に来る。

気温は少し上がってきて2.6度。



先程見た高鉾山本峰への急登。

雪があるときは登りやすいはずだ。

しかし、柔らかい雪が中途半端に積もっていて滑る。

踏ん張ってもズリ落ちるところがあり、3回ほど膝をついて這った。



喘ぎながら登り切る。

チョットした登りだが、登り切ると達成感が半端でない。



思わず雪を除けて椅子に座り込む。

写真撮影のために薄い手袋を履いていた右手が冷えてジンジンと痛い。

ホッカロンを握りしめるが、暫くは痛みが取れない。

急登を登ったときは、血液が足の太ももなどの筋肉に集まり手先の血流が減るそうだ。

自律神経にも関係があるらしい。



工事現場上まで行って眺望を楽しむ。



何時もなら高鉾山まで行くのだが、今日は時間も遅いので林道歩きで帰ることにする。

歩きだすと案の定、腰が痛くなってきた。

まだ完全には治っていないようだ。



気温はマイナスになってきた。

駐車場に帰ってくると車は減っていた。

凍った車道を慎重に下る。

対向車があるとブレーキを踏むが、一寸踏んただけでABSが働く。

対向車は突然に現れるので、コーナー手前では20キロ以下くらいに減速する必要がある。

今日は、神通の滝の氷瀑と雪山歩きを楽しむことが出来た。

やはり一度くらいは雪の剣山に行きたいなあ。



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