春の里山 大川原高原   2014/04/05
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 大川原高原 4月の雪 -


昨日から不安定な天気。

夜半からは大雨が降っていた。

しかし、天気予報では昼前から晴れになるらしい。

大川原高原では、トクシマコバイモやシロバナショウジョウバカマ等がたくさん咲いていることだろう。

ヒゴスミレにも会うことができるかもしれない。

朝ゆっくりしてから出発。



ところが、ネイチャーセンターを過ぎたところから雪が表れる。

頂上付近は雪雲の中のようだ。



夜半からの雨が頂上付近では雪だったようだ。

一軒茶屋の駐車場も真っ白。



登山路の入り口から積雪は10センチ以上。

一気に冬に戻ったみたい。



ドウダンツツジの横の道は風紋が出来ていて思いかけない新雪歩き。



上るにつれて雪が深くなる。

4月になってこのような景色を楽しむことが出来るとは驚き。



展望台のベンチの積雪は15センチくらいだろうか。



アワノミツバツツジのトンネルも雪のトンネルになっている。

アナと雪の女王のシーンを彷彿させる。

余談だが、松たか子のエンデングの歌(Let It Go )は素晴らしい。



旭ヶ丸頂上も真っ白。

突然、雪が横殴りに降り出した。

低気圧が通り過ぎようとしているのだろうか。



気温は0度

今日から新しい温度計。

以前の温度計は風雨にさらされて精度が悪くなりお払い箱。

今度のは同じ製品だがブルーにした。

お文の墓に向けて下っていく。



お文の墓ではお不動様も春の雪に驚いている。



トラバースから上り返してヤマシャクの道へと降りていく。

雪がなければトクシマコバイモやショウジョウバカマが沢山咲いているはずだが。

この雪の下で寒さをこらえているのだろうか。



北斜面なので雪が多い。

せっかく咲き始めた黒文字も雪に震えている。



雪が溶けると一斉に咲き始めることだろう。



ヤマシャクヤクの群生地も雪の下。



吹雪のように雪が横殴りに降る中を駐車場に帰る。



まるで吹雪のようだ



香川ナンバーの小型バスがやってきた。

準備体操をして登っていったが、小さな子供も多くいておまけにスニーカーや運動靴。

積雪があるとは思っていなかったのだろう。

大丈夫かな?



例年、ヒゴスミレの咲くところでは今年も沢山咲いていた。

雪が溶けたばかりのようだが元気なスミレだ。



やはりスミレの女王だけのことはある。

気品のある花だ。



淡い色のタチツボスミレもまたかわいい。



少し違う場所に行くとここでもヒゴスミレが満開。



今年もきれいに咲いてくれたありがとう。



気温が上がってクロモジの花がきれいだ。



雪が解けて水玉となっているのが何ともいい感じ。



ミツバツツジも咲き始めている。



センボンヤリも小さな花を開いている。

今日は、思いかけない4月の雪を十分に楽しむことが出来た。

咲き始めた春の花たちもきっと驚いたことだろう。

春の雪なので二、三日で解けることだろう。

雪が解ければ、そのかわいい姿を元気に見せてほしい。



里山倶楽部四国編 

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