春の里山 大川原高原      2015/05/19
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 オンツツジを堪能 大川原高原 -

昨夜は職場の仲間と焼き鳥屋で美味しい酒を楽しんだ。

今日はのんびりしようかなと思っていたが、じっとしているとお尻がむずむずする。

近くの大川原高原でも散歩しようと出かけることにする。



樹の梢にもやがかかったように紫色の花が咲いている。



センダンの花の色は、樗(おうち)色と呼ばれていて、「樗」はセンダンの古名だそうだ。

発音は「アフチ」に近く、「淡い藤」が語源。

それにしても沢山のセンダンの木がある。

秋に白い実がなっているのをあまり見ないのだけれど。



一軒茶屋に着くと雲の中に入ったようでガスっている。

今日は誰も来ていない。



前回悩んだ葉脈の美しい木

この木はヤシャブシかな?





先日雲早山で家内のシューズのソールが剥がれた。

里山歩き用の軽量シューズだった。

靴底の張替えも2,000円で出来るということだったが新しく購入することにした。

条件は、里山歩きや林道歩きに適した軽量であること。

靴底はシャンクが入っていて確りとしていること。

ゴアテックス等を使用していて防水で蒸れないこと。

ローカットやハイカットではなくてミドルカットであること。

スポーツデポなどを見に行ったが適当な靴がない。

ネットでよく売れているアサヒのウォークランドサハラGTが廃番と成るため格安販売していた。

中々評判も良いのでポチッと購入した。

送料込み8,500円で、なんちゃって登山靴にしては高価だと思ったが定価は15,000円なので安いかも。

ついでに私の分も購入して家内に怒られた。

今日はこの新しい靴の試し履き。



葉脈が多い木はヒメヤシャブシかも?



この木もきっとヒメヤシャブシかな?

見れば見るほどわからなくなる



ガスる遊歩道を行く。

コゴメウツギはまだ蕾。



ドウダンツツジの緑が濃くなっている。

オンツツジが真っ赤に咲いている。

盛りはもう過ぎたようだ。



ニョイスミレやカキドウシがひっそりと咲いている。



アマドコロはもう花の終わり。

トゲアザミはこれからが花の季節。



フタリシズカがたくさん咲き始めている。

気の早いシュンジュギクが咲き始めている。



コガクウツギがやっと咲き始めている。

中津峰山などに比べると花が遅い。

ムラサキサギゴケが一面に咲いている。



展望台からもガスって何も見えない。



マムシグサが葉を展開し始めている。



ツツジのトンネルの花は既に落ちている。



旭ヶ丸頂上のヤマボウシが咲き始めている。

もう少しするとヤマボウシの花で真っ白になるだろう。



オンツツジの落花が美しい。



楽しみにしていたカマツカの花は既に散っている。

残念。



代わりにコマユミの花が満開。



高丸山は綺麗に見えているが雲早山は雲の中。



オンツツジが今を盛りと咲いている。



不動峠の古梨の花は散っていた。

青空となりイヌシデの葉が綺麗だ。



ヤハズアジサイの葉が大きくなっている。

林道に出るとカマツカはまだ蕾。

稜線のカマツカだけが花が早かったようだ。

不思議だなあ



林道からまた高鉾山本峰に向かう。



頂上のベンチで昼食。

今日はサンクスでサンドイッチが30円引き。

3個100円のコロッケも美味しい。



段々と青空が広がってきた。

古梨に可愛い実ができていた。



高鉾山本峰の登山道を外れるとオンツツジが満開。



見事なオンツツジのオンパレード。



ミズキの花はもう終盤?



高鉾山に向かう。



勝浦の町や那賀川河口がよく見える。



帰りに少しコースをそれてオンツツジの下へ。



見事なオンツツジを十分に楽しむことが出来た。

今年は中津峰山で見過ごしたので高鉾山で出会えてラッキー



林道を歩くとモチツツジやカマツカが咲いている。

ウツギ類はまだ蕾。



大きな苺の花にミツバチがたくさんやってきている。

ナガバノモミジイチゴの実はもう少しで熟れる。



テングチョウが飛んできた。

アオテンナンショウも咲いている。



クルマムグラやタニギキョウなどの小さな花が健気に咲いている。



アサヒナカワトンボが飛んできて留まった。



コガクウツギがやっと咲き始めている。



ミヤマハンノキかな?



標高が下がるとマルバウツギが咲き始めている。

ウリハダカエデはもう実になっている。



アカメガシワの新芽はまだ赤い。



ヤブウツギはまだ蕾。

樹木の若葉や花を楽しみながら歩いていると長い林道歩きも苦にならない。

駐車場に帰ってくるとカモシカさんの車が停まっている。

カモシカさんも同じように新緑を楽しみに来られたのかな?



キャンプ場に向かうとT川さんにお会いした。

池の畔にはトゲアザミが咲き始めている。



下弁が真っ白なタツナミソウが今年も咲いていた。



ザイフリボクに似たこの花はなんだろうか

調べるとモクセイ科 ヒトツバタゴ属 ヒトツバタゴ 別名「ナンジャモンジャの木」

環境省のレッドリスト(2007)では、絶滅危惧II類(VU)に登録されている。



コツクバネウツギの下にはシライトソウが群生していた。

今日は少しばかりの散策歩きだったが見事なオンツツジに出会うことが出来た。

まだまだ樹木はよくわからないけれどそのうち少しは分かるように成るかも。

新しい靴は足を柔らかく包み込んでくれるようでとても歩きやすい。

靴擦れにはなりにくい予感。

濡れた斜面でもグリップは問題なかった。

靴底の硬さも里山歩きには十分。

片足480グラムと軽量でヒールの衝撃吸収材がよく効いて疲れない。

本格登山には使えないと思うけど私達は本格登山はめったにしないので、 これは買って正解だった。





総歩行距離 6.6㎞

累計標高差 ±451m

歩行数 14,780歩

里山倶楽部四国編 

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