春の里山 大川原高原      2015/05/03
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 満開のヤマシャクヤクが咲く大川原高原  -

昨日、一ノ森で宇和島のご夫妻から寒峰でヤマシャクヤクが満開だったと教えていただいた。

今日は午後から天気が崩れるとの予報なので寒峰へは行けない。

しかしヤマシャクヤクなら近くの大川原高原にも咲いているはずだ。

雨の降る前に見てこよう。



一軒茶屋に向かうと走ったりチャリンコで登る人達が多い。

佐那河内の国道入り口からでも12キロの距離で標高差が1000mもあるので大変だろうと思う。

走ったらどのくらいの時間がかかるのかなあ。

一軒茶屋では女将さんがトイレの掃除中。

いつも綺麗にしてくれてありがとうございます。



コナラの若葉や雄花そっくりだが樹皮が滑らかなので? やはりコナラのようだ。

コナラの若木は樹皮がヒビ割れてなくて滑らからしい。



この黄色い花も多いが、名前が思い出せない。

T川さんからカナクギノキだと教えていただきました。

以前、赤い実と黄葉の時に教えていただいたのに思い出せませんでした。

ありがとうございます。



この葉脈がはっきりしていて数が多い葉は何の葉だろうか。

以前調べたと思うが思い出せない。

シデの葉よりも葉脈の間隔が細かなような気がする。

ヒメヤシャブシではないかと思うがクマシデにも似ている。

また今度行った時に詳しく調べてみたいと思う。

右のリョウブの葉は若葉の時の魅力が薄れている。



ミツバツツジはもう殆ど終わっている。

今年は早いなあ。

ホウチャクソウが咲き始めている。



遊歩道のドウダンツツジは花が少なくてもう終わっているみたいだ。

アマドコロは花が多い。



ツボスミレはまだ元気だ。

今年は少ないと思っていたカタクリが今頃沢山咲いている。



アカバナスミレやナガバノスミレサイシンが消えてタチツボスミレが残っている。

鮮やかなミツバツツジが咲き残っている。



更に遊歩道を降りて行くとミツバツツジがまだ綺麗だ。



ニリンソウはもう終盤に近いが沢山咲いている。



オンツツジはまだ蕾だ。

此処のオンツツジは咲くのが遅い。



イチリンソウがところどころに咲いている。

今年はやはり早いなあ。



ヤマシャクヤクの保護地ではすごい数のヤマシャクヤクが咲き誇っている。



毎年見事になっていくが、今年は咲いている範囲や密度が凄い。



丁度、花の盛りで花が確りしていて綺麗だ。



エンレイソウがいくつか咲いている。



フキヤミツバやホウチャクソウなども咲いて賑やかだ。



コガクウツギはまだ蕾

新鮮なニリンソウが咲いているところもあった。



遊歩道を上がって行くとご夫婦が熱心に撮影されている。

なんとこんなところにもイチリンソウが群生している。



ケクロモジにまだ花が残っていた。

変わった模様のカンアオイにも花が咲いている。



ウグイスカグラの柔らかなピンクが優しい。



二輪のニリンソウ

カタクリも少し咲き残っている。

イワザクラはもうほとんど花が終わっている。

今年も咲いていたところに盗掘跡が沢山残っている。

可愛い花を持ち帰って枯らしてしまったら、花好きな人の心はきっと悲しくて痛むことだろう。



白色のニシキゴロモが目立つ。



本宮山や焼山寺山が次第に雨雲に覆われそうに成っている。



旭ヶ丸頂上付近にはフタリシズカの葉が沢山出てきている。

ミツバツツジやオンツツジの花は全く咲いていなくて寂しい。



不動峠に来るとヤマナシの花が満開。



四国の道に降りて行くところのヤマナシも真っ白な花をたくさん咲かせている。

実が沢山なると良いのだけれど。

車道に出るとモトクロスバイクの集団がやって来る。

結構年配の人も多い。

定年後にバイクの趣味を再開したのかな?



大川原高原では珍しいユキモチソウと沢山咲いているジシバリ。



ミヤマハコベも沢山咲いているがもうそろそろお別れかな。

見上げると新緑が随分濃くなっている。



咲き残っているミツバツツジが鮮やかで目を引く。

ニガイチゴに実がつき始めていた。

美味しい木苺の実を食べることが出来るのはもう少し先。



小さなギンランが咲き始めている。

可愛いね。



ゴージャスなキンランも花が開き始めていた。



沢山咲いていて嬉しい。



綺麗に咲いているギンラン見っけ。

キンランやギンランが咲き誇っているのは、大川原高原が自然豊かなことはもちろん、訪れる人の心が豊かなことの証明。

皆さんで大事に見守って沢山の山野草が咲き誇る高原になってほしい。



里山倶楽部四国編 

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