大滝山  花の山  946m 2004/4/24

昨年の大滝山のシャクナゲは本当に綺麗だった。
ドウダンツツジも咲いているかもしれない。
少し寒いが天気は良いみたいだ。9時過ぎに家を出る。
大滝山のキャンプ場横の登山口と、苫尾口は通行禁止となっている。
三本松口と大生口は通行可能だ。大生口に駐車。10時10分出発。

先客の車は1台。少し肌寒い中を出発。テンナンショウとユキモチソウが咲いている。いつ見ても不思議な形をしている。

家内は体調がよいのかぐんぐん登っていく。私は登山靴が昔のはき慣れてない靴だと言う事もあって、付いていくのがやっと。足首も痛い。
シロバナウンゼンツツジはもうほとんど花を落としている。ミツバツツジは登山道に花びらが散らばっているのみ。時期が遅かったようだ。

振り返ると竜王山が見えている。峠に近づくとシロバナウンゼンツツジがまだ沢山咲いている。
30分ほどで大生峠につく。城が丸まで休まず行くようだ。私はアップアップ。

城が丸で休憩。新緑が綺麗だ。ピンクがかったウンゼンツツジ?も咲いている。ミツバツツジも少しだけれど残っていた。

ブナ峠の手前に、昨年まで見事な新緑を見せてくれていたブナの古木が、切り倒されていた。理由があるのだろうが残念だ。

      

ブナの新緑はまだ芽吹いたばかりでまだ力強さに欠けるが、さわやかに美しい。

西照神社に着くと、明日(4月の第4日曜日)春の大祭があるそうで、おばあちゃんと息子さんがお神楽の準備をしていた。
今年は、花の順番がおかしくて、ボタン、山桜、レンギョウなど色んな花が同時に咲いたとの事。
シャクナゲは裏年で全く駄目だとも話してくれた。

境内の斜面には、タイツリソウ、ツツジ、白やピンクの枝垂れ桜、レンギョウなどが一面に咲いている。

大滝寺の廻りは、スミレの大花園となっている。少しずつ葉っぱや花の形の違うスミレがあるが種類は解らない。

大滝寺からブナ峠に廻ると、イチリン草と、ニリン草の花畑となる。辺り一面に咲いている。
ニリン草が綺麗に二つずつ、花を咲かせているのを見るのは初めてだ。感激。

花々を堪能して弁当にするが、急に冷えてきた。温度計は7度。日が陰りとても寒い。
1時過ぎに急いで下山する事にする。
ドウダンツツジやシャクナゲは見る事が出来なかったが、今日も沢山の可愛い山野草に出会えた。

里山情報メニューへ