秋の里山  大山        2014/11/12
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 大山 イチョウの黄葉 -

徳島新聞の朝刊にイチョウの黄葉が特集されていた。

大山のイチョウも見頃だという。

例年ならまだ少し早い時期だが、今年は少し黄葉が早いのかもしれない。

早速見に行くことにする。



何時ものように観音道から登ることにして、和泉寺に駐車してお参りしてから出発。

9時18分

イノシシ除けの高圧電線に触れないように観音道に入っていく。



テレビでも有名になっている電話ボックスを過ぎて農家の横を進む。

サトウキビ畑で作業中のおばちゃんに挨拶するとおミカンをいただいた。

16日にはウォーキングがあって、おばちゃんも参加されるそうだ。

畑のあぜ道にはタツナミソウが咲いている。



馬頭観音と千手観音像からいよいよ観音道の始まり。

リュウノウギクがまだ綺麗に咲き残っている。



シラヤマギクやヤクシソウもまだまだ元気



濃いピンクのカタバミが沢山植えられていた。

フユイチゴの赤い実は至る所で見ることができる。



小さな沢を2カ所ほど渡るが綺麗に石積みがされていて歩きやすい。



沢から離れるところには竹筒で水飲み場が作られていた。



25番千手観音からトラバース道となる。

赤く色付き始めているのはヤマハゼだろうか。



モチツツジが咲いている。

葉が紅葉し始めているのに蕾が出始めているとは変わったツツジだ。



暗い樹林帯のトラバースから明るい山道となり徳島市内や吉野川の流れがよく見える。

平日で誰も来ないと思っていたのに、ご夫婦が追い抜いていかれた。



日当たりが良くて暖かいためなのかコウヤボウキやリュウノウギクが一面に咲いている。



ヤブコウジの赤い実も目を楽しませてくれる。

なんとリンドウの花が沢山咲いている。

先日のお高越山でも咲いていたがこんな晩秋にも咲くとは驚きだ。



御所カントリーの向こうに大川原高原の風車が見えている。

観音様にお参りながら登っていく。



お地蔵様にもお参りしていく。

作業道が色々と交わってくるが大きな道標があるので安心。



放置された柿園には沢山の柿の実がなっていた。



ハハコグサが沢山咲き始めていた。



ベニバナボロギクも花の少ない時期にはうれしい。

ソヨゴの赤い実も見つけるとうれしくなる。



お助け観音を過ぎると少し道がザレているが滑るほどではない。



ツルリンドウも沢山実になっている。



指は左を指しているのに右と書かれた変な道標?

いつみたにも角屋名を刻むの意味も不明?



ヤマザクラや松の大木がバッサリと切り倒されている。

腐って危険だからだろうか。

その数が半端ではない。



1番 導き地蔵から左へと大山頂上へと向かう。

木々が色付き始めている。



今までとは打って変わっての急登をあえぎながら登り切ると車道に出る。



黒岩大権現に向かう。



役行者にお参りして、その横からよじ登る。



やはり木々が色付き始めている。

マムシグサの実が真っ赤

メグスリノキの柔らかい朱色はどこでも目に付く。



天測点が何時もの通りで迎えてくれた。



一等三角点 「大山」 691m

11時50分着。

出発から約2時間半。

三角点の石柱の上にはキタテハがひなたぼっこをしている。



山頂標識の掛かった木にうどん県の「里山遊山倶楽部」



ツリガネニンジンが咲いている。

里山には思いがけない時に色々な花が咲く。

そのまま大山寺に下らずに電波塔経由で大山越えに向かう。

登山道にマナーを守りましょうとの標識

その通りだと思う。



電波塔から車道を下っていく。



車道脇の木々はすっかり紅葉している。



モミジもすっかり真っ赤だが日が陰って色合いが暗い。



ヒョロッとしたアジサイに似た花はヤマアジサイだろうか?

雲早山のパラボラ分岐下に群生しているのと似ている。

大山越えまで降りてきて道ばたで昼食。

おばちゃんにもらったミカンを食後にいただく。

甘くておいしい。

おばちゃんありがとうございます。

大山越えから旧道を大山寺に向かう。



昔は主参道だったと思われるが笹が倒れたりして荒れている。



変わった石像もある。



左に牧場でもあるのか牛の鳴き声がする。

やがて車道に出る。



大山寺 13時20分着



紅葉が真っ赤に紅葉している。



まだ少し緑の葉が混ざっているが日の光を浴びて輝くイチョウの黄葉は美しい。



まだ紅葉し始めたばかりのモミジも多い。



山門から参拝道を下っていく。

真っ赤なモミジが山門にマッチして美しい。



沢山の人たちがイチョウを見に登ってきている。



旧参道を下っていくと休憩所が作られている。

案山子たちと一緒にしばらく休憩。



野ブドウだろうか色とりどりの実が綺麗だ。



サネカズラや山柿の実も多い。



びわの花が咲き始めている。



参道脇の小さな神社にも例の地神塔がある。



高速道路の側道をエッチら登って降りて出発地点に帰ってくる。

小さなハキダメギクが沢山咲いて出迎えてくれた。

15時30分 帰ってきた。

今日はのんびり里山歩きと大山寺参り。

すばらしいイチョウの黄葉にも出会うことができた。

帰りに握り寿司を買って風呂上がりにヱビスビールでいただく。

今日も、平凡だがいい一日を過ごすことができた。





総歩行距離 13.2㎞

累計標高差 ±892m

歩行数 28,450歩


里山倶楽部四国編 

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