春の里山 竜王山      2018.04.10
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春の花咲き始める竜王山 -

毎年4月には何度か竜王山にやってくる。

竜王山は阿讃山脈の主峰と言える山。

砂岩と泥岩で出来ていて、珍しい山野草など咲くように思われない。

しかし、春になれば他の山には見られないスミレなどが一斉に咲く。

今年は桜が咲くのが早かったし、他の春の花も早い気がする。

どんな具合かな?

何時ものように杉王神社から登ることにする。



杉王神社は桜の咲くのが遅い。

ヤマザクラはすでに散りかけているが、ソメイヨシノはまだ見事に咲いている。



9時丁度出発。

ミツバツツジが綺麗に咲いている。



やはり例年より咲くのが早い。

見事に満開の木もあるが、すでに散っている木もある。



お地蔵さんを過ぎると、セトウチウンゼンツツジがもう咲初めている。



小さくて可愛いセトウチウンゼンツツジは大好きな花だ。



ムラサキケマンや山吹が咲き誇っている。



今年も尺善さんのお墓にお参りして車道を登って行く。



アケビの花も例年のように咲いている。



山肌にはヤマザクラがまだ綺麗だ。



香川県特有の土壁の農家と植えられたばかりの春キャベツの苗。



ねぎぼうずとソラマメの花。



桜のオバアさんちの畑は、耕されていない。

去年まではおばあちゃんの姿は見えないものの、大勢で苗を植えていたのだけれど。



ヒマラヤユキノシタとおばあちゃんの桜。



あばあちゃんの姿は見えないが桜は今年も見事に咲いた。



見事に咲いている桜を楽しみながら登っていく。



山条神社の狛犬。

左右の狛犬の尻尾が違う。



三条神社にお詣り。



お地神さんは今年も社日に祭り事があったようだ。



フデリンドウはまだつぼみ。

白いスミレが咲いていた。

普通は白い花弁でも赤い筋が入っているのだが此のスミレは本当に純白。

何スミレかなあ。



三椏の花がちょうど見頃。



トリガタハンショウヅルも咲いている。



ミツバツツジが鮮やかだ。



山の神様と道祖神にお参り。



タチツボスミレと一緒に白いスミレが群生している。

此の白いスミレはタチツボスミレのシロバナのように思える。



綺麗な枝垂れ桜を眺めてから山道に入る。



ドングリが沢山発芽している。



テイショウソウの葉が出てきている。

ヤマシャクヤクの蕾が出て来ている。

今年も沢山花が咲きそうだ。



ウスバヒョウタンボクの花が綺麗に咲いている。

6月には赤い実がなることだろう。



ヒナスミレも丁度見頃で沢山咲いている。



車道に出るとヤドリギがずいぶんと増えている。

ヤマルリソウが咲き始めている。



マメザクラのように小さな花の桜。



クロモジの花が咲いていて葉が展開し始めている。



シハイスミレとヒゴスミレ



ほんのりピンクのヒゴスミレも。



竜王峠から阿讃縦走路を登っていく。



ケスハマソウが咲き始めている。



車道に出て、阿波竜王山に向かって遊歩道を登る。

今日のコースでは此の遊歩道が一番の急坂。

道端のシハイスミレを眺めて一息入れる。



阿波竜王山に着くと、群馬県から来られたという三人組が休憩されていた。

直ぐに、まんのう町からの若いお二人が息を切らせて登ってきた。



晴れているのに眺望は全く無い。



お先に失礼して徳島側の遊歩道から下る。

ケスハマソウやタチツボスミレが日に輝いている。



車道を行くとケスハマソウが咲き誇っている。



アオイスミレは葉だけになっている。

咲いている花みっけ。

好きな花だけに、今年も出会えて嬉しい。



アカネスミレが咲き誇っている。



右の色の濃いナガバノタチツボスミレと一緒に咲いているので、一見すると違いが解りにくい。



竜王峠に帰ってきて昼食。

車が停まって、スミレを見に来たという三人連れが、ピンクのヒゴスミレを見て大感激。

私達は先を急ぐので失礼して一等三角点のピークへ。



一気に下って寒風峠。

また急登を何度か登り返す。



頑張って登ったピークのベンチで一休み。

アベマキの木を見ながら下る。



登山道にヤマザクラの花が沢山落ちている。

桜は普通一枚の花弁毎に散るのだが、ヤマザクラは花ごと散るのだろうか?

他の花が咲いているようには見えないのだが。



三角点のピークに着き三角点を見に行く。



こちらは図根三角点。



急坂を下ると、見事なミツバツツジが咲いている。



三頭越のベンチで一休み。



此処にもピンクのヒゴスミレが咲いていた。

ツルリンドウの葉が大きくなってきている。



久保谷に下っていくと道が荒れている。

ズリ落ちそうな道を注意して下っていくと若葉が綺麗だ。

突然ガサガサっと音がして、少し離れた所に石が落ちてガシッと大きな音をたてた。

引き続き小石が落ちてきている。

岩が割れて落ちてきたようだ。

小さな石だが頭ぐらいの大きさはある。

直撃を受ければ大怪我をするだろう。

久保谷の上流に入るには注意が必要だ。



ニリンソウやヨゴレネコノメが現れてくる。



下っていくとイチリンソウが咲き始めている。



ヒトリシズカも初々しい。



下るに連れてイチリンソウが見事に咲いている。

咲き始めたばかりなのか、花が初々しい。

ニリンソウも綺麗だ。



もう咲終わっていると思っていた、ユキワリイチゲがまだ綺麗に咲いている。

今年も見ることができて嬉しい。



下るに連れてイチリンソウやニリンソウの花園となる。



ヨゴレネコノメソウと二輪のニリンソウ



イチリンソウの蕾はまだまだ多い。

ハシリドコロの花も咲いている。



ニリンソウが多くなる。



アワコバイモがまだ沢山咲いている。



国道まで帰ってきた。



ヤマザクラや八重桜を見ながら車道を登って行く。



杉王神社に帰ってきた。

16時31分。

今日も、沢山の可愛い花を楽しみながら十分に歩くことが出来た。

帰って風呂上がりのビールが美味しいことだろう。





総歩行距離 14.8km

累計標高差 ±1,258m

行動時間 7時間29分

 


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