夏の竜王山2
 
HOME 里山メニューへ

風の全く通らない樹林帯の中を黙々と登っていく。



三合目から上に行くとシュンジュギク(春寿菊)ちらほらと咲き始める。
これから頂上にかけて群生しており、目を楽しませてくれる。

ナルコユリが可愛い実を付けている。



ヤマトウバナ                          アカショウマ



イチヤクソウ 梅に似た花と花弁より長い花柱が特徴      讃岐竜王山との分岐          
コバノイチヤクソウかと思ったが、違っていた。                           !
                                 !
シュンジュギクとアカショウマの咲き乱れる山道を行くと水が欲しくなりがぶ飲みするとよけいにのどが渇く。
やっと八合目の尾根筋にでると風が通るようになる。
そこから一登りで讃岐竜王山との分岐に着く。



分岐から阿波竜王山へ向かう。
クサアジサイやシュンジュギクが咲き乱れている。



浅木原に向かう分岐にあるお地蔵さん。               不明             
最近ここから下りる人が多いようで昔に比べて道が綺麗になっている。




ミヤコグサ                         シコクママコナ

ミヤコグサの咲いている最後の登りを頑張ると阿波竜王山頂上12時20分。
暑さは気が遠くなるほど厳しい。
展望台では、詫間電波の学生達が何かのコンテストでもやるのだろう、無線局の設営中。
上に上がると、大の男が三人ひっくり返っている。キャンプ場に車を停めていた人達だろう。
私達が近寄っても、起きあがれないほどヘタって場所を占有している。
仕方ないので下におり、日陰を求めてさまよう。



舗装路にでると灼熱地獄。
やっとの思いで竜王宮の裏の木の下で座り込む。
風が心地よい。10分ほど休むと、沸騰しかけた脳の血液も温度が下がってきたのか思考が正常に戻る。
家内も元気そうに見えたが、突然鼻血が出てしばらく止まらなかった。

展望台方向を見ると展望台の屋根の上に何人か上りアンテナを付けていた。
いいのかなあ?



食事の後青少年センターに向かう。
途中オカトラノオに沢山の蝶が群れていた。
よほど美味しい蜜があるのだろう。
アサギマダラが仲良く並んで密を吸っている。
春に北上し秋に南下し1500kmもの渡りをすると言われているこの蝶も、渡りを忘れているのだろうか?



青少年センターは開店休業状態。
手前のトイレと言い、作りっぱなしのメンテ無し状態のようだ。



カワラナデシコ                    不明



                         タマカラマツ 線香花火のような花



ヤマトウバナ                 何の実だろうか?



駐車場にたどり着いたら、5時前。
チョットゆっくりしすぎた。
温度計を見ると32度。
昼間はいったい何度だったんだろう
早く帰って野暮用の準備をしなければ....