寒風峠〜竜王山 2004/5/30
 
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今日も天気予報では天気がはっきりしない。
寒風峠から阿波竜王山へのミニ縦走に出かける。

川奥のコミュニティセンターに駐車。
ここではうどん道場が開かれていて人気があるそうだ。
トイレも綺麗に掃除してある。
樹齢800年の杉の木にご挨拶してから登山開始。





舗装路を少し行くと左側に寒風峠ハイキングコースの看板がある。
いにしえの横畑村落への生活道だが、歩き始めにはきつい。



10分ほどで車道に飛び出す。車道を行くと山の斜面に農家が点在しているのが見える。
山の斜面にはウツギ類とスイカズラが緑を埋め尽くすぐらい咲いている。



一面のキャベツ畑では、お年寄りが一生懸命キャベツの苗を植えている。
舗装路を10分ほど行って、寒風峠への看板から右に入っていく。
綺麗に整備された山道をノンビリと行く。
アカツメクサの花が一つだけ咲いていた。(右上)



古い橋を渡ったり、完全に道が崩れて無くなっている場所をよじ登ったりしながら行くと
祠がひっそりと建っている。ここからはテンナンショウとフタリシズカの群落になる。
今日の山行きでは至る所でテンナンショウとフタリシズカの群落に出会った。



天保時代のお地蔵さんが優しくほほえんでいる。
平坦な道に変わり10分ほど行くと寒風峠にでる。
駐車場から1時間半かかった。
涼しい風が吹き抜けている。
昨年来た時は雪で凍えるような寒さだった。
今日は蒸しかえるような暑さだ。
新緑の道を竜王峠を目指す。



尾根道を、踏ん張りながら登っていくと国土地理院の竜王山山頂に着く。
一等三角点が草の中に寂しく立っている。
ナルコユリのようだが花が下ではなく上に飛び出したように咲いている(写真右上)。
この植物は何だろう。
三角点からすぐに竜王峠にでる。
ニワゼキショウの花がひっそり咲いていた。
峠の舗装路を越えて山道にはいると、若い二人連れが阿波竜王山を探して下りてきた。
駐車場から逆に来たようだ。丁度看板があったので場所を説明。
舗装路を阿波竜王山に向かっていった。



アンテナのあるピークへと山道を行く。舗道を行けば起伏はないが、この山道はかなりきつい登りだ。
右上はコゴメウツギ。
やっと二人そろったフタリシズカに出会う。ここからはフタリシズカの群生が続く。
ナルコユリによく似たアマドコロが咲いていた。
花が茎の所から分かれている事で見分けるそうだ。



山道を登り詰めるとアンテナ広場にでる。
ここでコーヒータイム。
ムラサキの優しそうな花はオカタツナミソウのようだ。
ミヤコグサが沢山咲いている。(左下)
とても可愛い。ここから竜王山へ行く道に沢山咲いていた。

続く