冬の里山 柴小屋山    2016.12.25
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朝起きるとドンヨリと曇っている。

天気予報では晴れだったのに。

年末と言うのに、今年は暖冬でお山には雪が無いようだ。

雪も無くて曇りでは、遠くに行く気が起こらない。

大川原高原でも散策しようと出かける。




一軒茶屋の駐車場に来ると、登山者の車は見当たらない。

気温は1度位と少し低い。



ドウダンツツジに白いテープが巻き付けてある。

リンロンテープ?

鹿、熊用の皮剥ぎ防止テープらしい。

5年位で分解するらしいが、こんなに緩く撒いて効果あるのだろうか。



この辺のドウダンツツジは、既に殆どの木が皮をむかれてしまっている。



皮を剥かれても、ドウダンツツジは赤い冬芽を一杯付けている。

しかし、丸裸になれば枯れてしまうだろう。



空は曇っているが徳島の市街地はクッキリと見える。

風は無くて風車は回っていない。



雲早山方向を見ると黒い雲に覆われている。

しかも其の手前の柴小屋山が白い。

霧氷が着いているようだ。

家内が霧氷を見たいと言う。

これは大変だ。

急いで引き返して、元山林道経由で神山へ。

役場前から野間殿林道を柴小屋山に向かう。



霧氷が落ちるかと心配したが、まだ柴小屋山の稜線は真っ白。



急いで稜線まで上ると木々の枝に霧氷が着いている。

細くて弱々しい霧氷だが綺麗だ。



アセビにも霧氷が着いている。

柴小屋神社の鳥居から柴小屋山に向かう。



柴小屋山に向かうとブナに霧氷がびっしり。



ガスの中のブナの霧氷は神秘的だ。



シャクナゲには花芽が見えない。

来年も裏年かな。



柴小屋山山頂に向かうと霧氷が大きくなる。

アセビの霧氷も綺麗だな。



柴小屋山山頂着。



日の光が無いのが残念だが、ムードは最高。



ブナとツツジの霧氷。



ツガの木にも霧氷



大道丸に着く。



三等三角点「人道丸」1,239m

大道丸が何故人道丸になったのか?

不思議だ。

柴小屋山を見るとまたガスに覆われているようだ。



小休止して引き返す。

大川原高原から延びてきた林道が直ぐそこまで来ている。



霧氷が先ほどよりも発達してきている。



高丸山の山頂もガスに覆われている。

ビッシリと霧氷が着いている事だろう。

柴小屋山に近づくと先ほどより霧氷が発達していて、木々が真っ白。



ヒメシャラも真っ白に化粧している。



柴小屋山に登り返す。



高根山に向かうと、此処でも霧氷が素晴らしい。



大きなヌタ場が出来ていた。



柴小屋山を振り返ると頂上付近は真っ白。

高丸山方向はまだ厚い雲の中。



古い石の階段が続く。

驚くのは幅が2m以上もある。

広い参道が続いていたのだろう。

この参道が柴小屋神社へと続いていたのかどうか?

誰に聞いても知らないと言う。

高根山に着く。

三等三角点「高根山」1232mがある。

しかし、高根山の看板が無い。

だんご三兄弟と書かれた白い大きな看板だったが、跡形も無く消えている。

確りとしていて風で飛んだとも思えないのだが?



大きな岩が有り、昔は此処に何かあったようにも思えるのだが。

悲願寺から登り詰めるとこの山に来るのかも。



岩に登って高丸山から雲早山に伸びる稜線を見る。

いよいよ雲が厚くなっている。

旭の丸も霧氷がビッシリ。



そのまま下って行くが素晴らしい霧氷が続く。



崩壊し掛かっていた所は益々抉れてきている。

側に寄ると割れてそのまま落下しそうだ。

此処から落ちると命は無い。



林道に下りてから上を見上げると、登山道の下が抉れているのがよく解る。

落石も多い。

登山道が崩れてしまわないか心配。



相変わらず雲が重く垂れている。

風呂に入って筋肉をもみほぐしてまっとり

今日は思いも掛けず素晴らしい霧氷を楽しむ事が出来た。

これだから山歩きは止められない。

今年ももうすぐ終わって新しい年が来る。

最近股関節などの調子が悪いが、来年も元気に歩ける事を念じて熱燗で疲れを癒やす。






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