冬の里山 柴小屋山    2017.01.21
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- 雪の尾根歩きを楽しむ柴小屋山 -

今週もボランティアや新年会そして歴史セミナーなどで忙しかった。

家内は昨日病院へ行って膝を診てもらった。

何とか炎症は治まったようだ。

と言ってまだキツイ山は無理だ。

今日も、里山の雪歩きを楽しむことにする。

佐那河内に向かうと大川原高原の雪は多くないようだ。

足を延ばして柴小屋山に向かう。



標高900mを越えると、積雪は10~20センチ。

数台の轍があったが、分岐から悲願寺へと進んでいる。

柴小屋山へは、今日は誰も行ってないようだ。



何時もの広場に駐車して出発。



これから向かう柴小屋山への四国の道も、足跡は無い。



真っ白な新雪を踏んで登って行く。

新雪の感触が何ともいえない。



尾根道も適度な雪で、気持ちよく歩ける。



鳥居の所でマイナス3度位。

風が無いので快適な気温。

急な階段道は、足がズボスボ沈む所もある。



少しばかりの坂を登り切ると、芝小屋山頂上。



ブナの枝に積もった雪や霧氷は融けてしまったようだ。



記念撮影してそのまま降りて行く。

見上げるとブナの樹冠が白くなっている。

少しばかり霧氷が出来掛かっているようだ。



大川原高原への四国の道も、誰も歩いていないようだ。



大道丸へと向かう。

数年前には素晴らしい風紋を見ることが出来たが、今日の積雪は吹き溜まりでも30センチ位。



大道丸到着。



三等三角点「人道丸」1,239mは雪の下。

正面に旭ノ丸や柴小屋山を見て昼食。



少しばかりだが、綺麗な風紋も出来ている。



食後ゆっくりと温かいコーヒーを楽しむ。

日差しが暖かく、春のような気持ちがする。



シャクナゲに沢山花芽が付いている。

今年はシャクナゲの当たり年かもしれない。



今日も高根山に向かう。

何処かのパーティが高根山に行ったのか、赤テープが沢山付いている。



意外と雪が深い。

長靴がすっぽり埋まる所もある。

途中のピークに赤テープがグルグル巻きにしてあり、その向こうには無い。

このピークを高根山と思って引き返す人が多い。



一旦ドンドン下って行く。

広い雪原の中を歩く気分。

チェーンのある岩場を越していく。



此処だけ、岩を巻くちょっと際どい尾根となる。

チェーンの手摺りがあるので危険は無い。



高丸山が直ぐそこに見える。

此処からは少しばかりの登り。



大きな岩が出てくると頂上は直ぐそこ。



高根山頂上に着く。

やはり頂上標識は無くなったままだ。

三等三角点「高根山」1232mは雪の下。



岩に登ると高城山のレーダードームがよく見える。



林道方向に降りて行くと木々に霧氷が付き始めている。

少し風が出てきたようだ。

気温はマイナス4度位。



この狭い尾根の右は大崩壊している。

ドンドン崩壊が大きくなってきている。

もう暫くすると通れなくなるかもしれない。・

右に寄らないように降りて行く。



帰りは林道歩き。

雪の下は凍っているようで、時々ツルッとなる。

今日も静かな雪山歩きが出来た。

距離や標高差は少ないが、雪歩きを楽しむには十分だ。

こんなに簡単に雪山歩きができるのに、誰も遊びに来ないのは寂しい。





総歩行距離 4.3㎞

累計標高差 ±367m

行動時間 3時間2分





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