冬の里山 柴小屋山  2019年02月17日  
里山倶楽部四国編 

- 雪も霧氷も期待はずれの柴小屋山 -

今朝は冷えていたので霧氷が出来ているかもしれない。

久しぶりに柴小屋山に出かける。

野間殿河内林道は、悲願寺分岐まで雪は無い。

しかし、大小の石が落ちており、尖っているので迂闊に踏むとパンクしそう。

注意して慎重に進む。

更に進むと、薄く凍結しているが走行に支障はない。



東屋の手前で上を見ると霧氷で真っ白。

しかし、柴小屋山の登山路は驚くほど雪が少ない。

しかも霧氷も全く付いていない。



シャクナゲのピークまで登っても霧氷はなし。

がっかりだなあ。

気温はマイナス3度位だが底冷えがする。



ダウカーンジャケットをシッカリと着て、ネックウォーマーまで付けても冷え冷えとする。

手袋にはホッカロンを入れているのに、何故か指先が冷たい。



ツクシシャクナゲには花芽が全く付いていない。

今年は裏年だろうか。



ブナには、ほんの少し霧氷が付いていて粉雪のように降ってくる。



柴小屋山山頂着。

気温はマイナス4度。



山頂のブナにも薄い霧氷が出来ている。



尾根道を進むが、やはり雪や霧氷はない。



大道丸まで来て、とりあえず一息入れてコーヒータイム。



柴小屋山を眺めると、やはり雪がなくて春山のようだ。



取り立てて見るものもないので、すぐに引き返す。



青空が出てきた。



柴小屋山から降りて高根山に向かう。



途中の岩場から見ると、高丸山は少し白い。

雲早山山頂付近は霧氷で真っ白だ。

やはり雲早山には冷たい風が吹き付けるようだ。



シロモジの花芽はまだ小さくて硬い。



高根山山頂に着く。

山頂標識が無くなって、やはり寂しいなあ。



高根山からの下りには、冷たい風が吹くのか霧氷が発達している。



崩壊場所は益々崩れていて、登山道も風前の灯。



雲早山は真っ白だ。

林道に降りて昼食。

天気がスッキリしないと何か美味しくないように感じる。



歩き足りないのか、家内は旭ノ丸に向かう。

白樺植樹記念碑



氷小屋跡。

昔、保存された氷を夏に徳島城の蜂須賀様まで届けたらしい。



スーパー林道入り口は、でっかいコンクリートブロックで閉ざされていた。

木屋平方向もドンヨリ曇っている。



天気がスッキリしないので、旭ノ丸に登るのは止めてスーパー林道を進んで見る。

やはり雲早山方向は樹氷が有る。



また寒くなったので帰ることにする。

ジープでやってきて、食事を作って楽しんでいる男性が居た。

その後子供連れのパジェロミニがやってきた。

やはり雪山走りを楽しみに来ているのだろう。。



旭ノ丸峠開拓記念碑。

昭和49年にこの道ができたらしい。

其のときに白樺を植えて、もう45年になるようだ。

昭和49年と言えば、子供が生まれて東京から神戸に転勤した年だ。

あの頃は日本中で道路が建設されていた。

今日は霧氷期待はずれだったが、キンとした空気の中をノンビリと歩くことが出来た。

月曜日からは暖かくなるそうだが、春の花も少しずつ咲き始めるかもしれない。

楽しみだ。

里山倶楽部四国

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