冬の里山  焼山寺山      2015/01/01
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 焼山寺山 初詣 -

今年も、ゆっくりと寝て目が覚めたら九時半過ぎだった。

夜半から降っていた雪は殆どやんで屋根には薄く雪が積もっている。

届いた年賀状を見て、追加の年賀状作成して郵便局へ。

今日は市内でも最高温度が4度ほどにしか上がらないらしい。

恒例の焼山寺の初詣は中止かなと思っていたらやはり行きたいと言う。

慌てて用意していたらモンベルの福袋が届いた。

今年で四年目になるが、今まで家内はゴアテックスのジャケットやダウンなどの当たりが続いた。

ところが私は、タウンユース的なものや不要なものが多く外れだった。

今年は、3万円の福袋が発売されたのでイチかバチかで購入した。

帰ってから見ようかと思ったがやはり気になる。

開けてみるとやはり3万円の福袋だけはある。

ドロワットパーカー 29,800円 EXライトダウンジャケット 18,800円

それにチャチャバック35 14,500円とバロウバック(寝袋)12,800円が入っていた。

合計で75,900円だ。

ものすごくお買い得だったが、ライトダウンが定価18,800円とはびっくり。

私は今までユニクロなどで5,000円くらいのを買っていた。

ドロワットパーカーはシンサレート入りなので暖かいが冬の剣山くらいでは出番が無いようにも思える。

家内は1万円の福袋でトラベルダウンコート14,500円やフリースそしてインナーなどトータル24,200円

家内はトラベルダウンコートが気に入って大喜び。

なんだかんだしている間に12時前になった。

大急ぎで出発。



鍋岩を過ぎても雪は無かったが杖杉庵(じょうさんあん)近くからは急に雪が多くなった。

杖杉庵に車を止めてお参りしてから出発。

12時44分



車道の雪は深くは無いが凍り始めている。

軽四が派手な音を立ててタイヤが空転している。

スタッドレスを履いているが登れないようだ。

方向転換も出来なくてバックで下っていった。

車道から参拝路に入る。



参拝路はすでに数人が歩いた足跡が付いている。



何時もの仏様にお参りして登っていく。



一旦車道に出て右へと山道に入る。



また車道を渡り山道に入ると目の前に焼山寺が見えてくる。

夫婦連れのお遍路さんが下りてきて奥様が足を滑らせて転倒寸前となった。

ああ危なかったと言いながら下っていった。

これから先長いので気をつけてお回りくださいね。



風が吹くと雪が舞い上がる。

頂上付近もかなり風が吹いているようだ。



13時24分 焼山寺着



出迎えてくれるお大師さんは少し怖い顔をしておられる。

摩盧山(まろざん)の扁額のある山門



朱塗りの仁王像が山門を守っている。



見上げるような杉の大木の並ぶ参道を進みロウソクとお線香をお供えして本堂でお参り。



砂利を敷き詰めた境内は雪が掃かれている。



鐘楼で一つ鐘を突く。

此所の鐘は余韻が深く響いて心にしみる。

七色の花が咲く椿はまだ蕾も出ていない。



宿坊の前で昼食。

気温は低いが日が当たり暖かく感じる。

目の前に旭が丸から高鉾山本峰への稜線が美しい。



昼食後、焼山寺山山頂へ向かう。

今日は誰も山頂へは向かっていないようだ。



大杉が3本並んでいる。



樹齢は1,000年くらい有るのだろうか?

樹皮が赤くて綺麗だ。



大蛇閉じ込めの岩を通過



焼山寺の杉の樹皮は滑らかで赤くてとても綺麗だ。

アカガシの大木も相変わらずどっしりとそびえている。



標高が高くなると雪が多くなる。



稜線に出て右に曲がる。

日が差して寒さは感じないが気温はマイナス11度。



何時ものサルノコシカケはまた大きくなっていた。



祠にお参りして進むと細尾根となる。



剣山の展望台から眺める。

剣山方向は雪雲に隠れている。



サラサラの新雪は滑りやすい。

足下に気をつけながら少し踏ん張ると頂上に着く。



焼山寺山奥の院蔵王大権現にお参り。

新調の青い幕が奉納されていた 

奉納したのは甲府市の方のようだが神山町出身の方かな?



14時28分着

この砥部テックさんの頂上標識は天狗塚頂上標識と同じで愛媛の方が設置された。

アマ無線でも大先輩で去年メールを頂いたがお元気にされているだろうか。



剣山方向を眺める。

右の薄く雪を被った三角錐の山は東宮山だろう。

左へと下り川井峠からさらに左へと登った画面中央の三角錐の山は富貴山963.47mだろう。

その奥の丸笹山や剣山は雪雲の中。

さらに左の高い山は天神丸辺りだろうか。



雲がだんだんと晴れてきて高城山の葱坊主が見えるようになる。

眼下に見える集落は下分の辺りだろうか。



日だまりでコーヒーを飲んでから下山開始。

気温はやはりマイナス11度くらいだがあまり寒さは感じない。

樹木の間から大川原高原が綺麗に見えている。



大川原高原の右は団子三兄弟と旭ノ丸そして雲早山だろうか。



焼山寺まで帰ってくると目の前に大川原高原から高鉾山本峰の稜線が美しい。

天気が回復してきたようだ。



納経所に立ち寄って弘法大師の身代わり厄除けのお守りと足腰健全の仏足のお守りを購入。

今年も元気に山歩きが続けられますように。



去年の正月には綻び始めていた梅はまだ堅いつぼみだった。



凍った道路に気をつけながら杖杉庵に帰ってきた。

16時02分

帰りの車道ではスリップ痕が沢山残っていた。

中にはガードレールの無い崖縁の寸前で止まっているものや縁石に乗り上げたりしたものもあった。

気温が低いときは少しの雪でも気をつけなければ危険だと思った。

今年の初詣は恒例の焼山寺奥の院にお参りすることが出来た。

元気に歩き続けることが出来ることを感謝して今年も山歩きを楽しみたいと思う。





早歩行距離 5.6㎞

累計標高差 ±567m

歩行数 15,017歩

里山倶楽部四国編 

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