秋の里山	高丸山　　　　　　２０１５／１０／２４
ホームページ
－　真っ赤なアケボノツツジの紅葉　高丸山　－ 今年は紅葉の進み具合が早い。 高丸山の山頂付近はもう盛りは過ぎているかもしれないが、ブナの広場はどうだろうか？ それと今年はアケボノツツジの紅葉が素晴らしいらしいので是非みたい。 朝、ゆっくりと家を出て8時20分登山開始。 最近道が広くなったので走りやすかった。 登山口からシロモジの黄金色のトンネルが続く。 道端にはキッコウハグマの花が咲いている。 去年は29日に来て殆ど花は散っていた。 今年はまだ沢山咲いている。 咲いた後の実もまだ飛ばずに綺麗だ。 高丸山の斜面はかなり赤く色付いている。 トチノキは黄色に黄葉する途中で茶色に変色しているようだ。 今年も丸い葉の木が黄葉していた。 何の木だろうか。 普通はサーモンピンクに紅葉するシラキのようだ。 いつも通り三つ尾の峠に向けて登って行く。 此処にもシラキが多い。 ブナの黄葉はまだ進んでいないようだ。 カエデはもうかなり紅葉していて良い感じ。 少し標高が上がるとかなり黄葉が進んで既に葉が大分落ちているブナもある。 三つ尾の峠に着いてそのまま登って行く。 カエデが見事に紅葉している。 アケボノ展望岩ノ下は真っ赤に紅葉している。 展望岩まで来ると真っ赤なドウダンツツジの向こうに一本ブナのピーク 遠くは霞んでいる。 中国から黄砂と共に毒ガスが飛んできているのだろう。 リョウブはすっかり葉が落ちている。 ドウダンツツジが真っ赤。 その向こうに見えるはずの剣山、一の森は霞んで見えない。 9時26分　高丸山頂上着 雲早山方向はクッキリと見えている。 団子三兄弟もクッキリ。 アケボノ展望岩に行き西三子山を眺める。 その先の剣山は霞んでいて見えない。 今日も中国から毒ガスが飛んできているようだ。 眼がショボショボして涙が出てくる。 この爽やかな季節に山に来て汚れた空気を吸うなんて信じられない。 今日の12時のＰＭ２．５の状況です。 四国山脈の上が濃度が多いのか赤くなっています。 同じく11時の汚染度です。 北海道を除く日本全域が汚染されています。 眼下にはアケボノツツジの真っ赤な紅葉。 今年はアケボノツツジの紅葉が一段と真っ赤で綺麗だ。 ミツバツツジの紅葉はもう一つ。 頂上に引き返してコーヒータイム。 まだ眼がショボショボするので早々に下山することにする。 カエデが真っ赤だ。 紅葉の落ち葉がフカフカ。 色々なカエデが色付いている。 大きな葉っぱはウリハダカエデ。 旗立て分岐を過ぎるとヤマボウシが真っ赤に紅葉している。 紅葉するまでは余り解らないが随分と多くのヤマボウシの木があることに気付く。 今年はヒメシャラの黄葉が凄い。 ブナは黄葉が始まったばかりの木とすっかり枯れ落ち始めた木がある。 丁度見頃のブナ 4等三角点からアケボノ展望ベンチに向かう。 カエデとシロモジが輝いている。 写真では綺麗に色が再現できないが、柔らかくて透き通るようなシロモジの黄葉は素晴らしい。 此れが紅葉、此れが黄葉と美しさを競っている。 谷間は柔らかな光で満ちている。 展望ベンチのアケボノツツジは真っ赤に紅葉している。 真っ赤っか シロヤシオは黄色く黄葉している。 この木はネジキだがこんなに紅葉するとは知らなかった。 旗立山に登り、また林道に下りて赤石丸を目指す。 赤石丸は別段何も見る物はないのだが、やはり旗立山とセットで登らないと気が済まない。 割れたキティ標識を誰かが赤テープで修復してあった。 見事に黄葉して小さな実が残っているのはカナクギノキだろうか。 旗立分岐まで引き返してブナの広場に向かう。 見事なカエデが出迎えてくれた。 背が高いカエデが見事なので首が痛くなるほど見上げる。 見事なカエデとブナに見とれて足が進まない。 カエデの大木は大きくて遙か上の紅葉が天井のようだ。 紅葉の天井から錦の光がこぼれ落ちる。 今年のヒメシャラは真っ赤に紅葉している。 紅葉に見とれていたらご夫婦が下りてきた。 私のホームページを見て戴いているそうだ。 ありがとうございます。 ブナの黄葉も最高。 いつまで見ても見飽きない。 タップリ紅葉を楽しんだところでお腹がすいたことに気がついた。 錦の光に包まれてお昼ご飯にする。 その後コーヒータイムでのんびりと過ごす。 こんなに紅葉が綺麗なのに先ほどのご夫婦の他には誰も来ない。 贅沢な時間を過ごす。 昼食後、また紅葉を楽しみながら駐車場に帰ってくると車が増えている。 山では会わなかったけれど雲早山まで縦走しているのかな？ 帰りに月が谷温泉の十月桜を堪能。 今日は、高丸山のアケボノツツジの紅葉やブナやカエデの紅葉を心ゆくまで楽しむことが出来た。 今年の紅葉シーズンは天候に恵まれて目一杯楽しむことが出来た。 後は里山のイチョウの黄葉で締めくくろうかな。 ホームページにも是非お立ち寄りください