夏の里山 高丸山    2016.06.02
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- 高丸山 木の花が満開  -

昨日は、ボランティアの後で何時もの整形外科でリハビリ。

理学療法士にカチカチになった脹ら脛を揉みほぐしてもらう。

所が筋をもむと、頭がしびれる程痛い。

我慢して1時間程揉みほぐしてもらうが最後まで柔らかくならない。

此は温泉にでも行ってじっくりと揉みほぐすしか無い。

どうせ温泉に行くのなら、その前に筋肉に負担の掛からないリハビリ登山をしてからにしよう。

楽ちんでソコソコ歩けると言えば大川原高原か高丸山。

今日は帰りに温泉に入るので高丸山にしよう。



高丸山駐車場に来ると私達が一番乗り。

7時55分出発。

登山口には色の濃いコツクバネウツギが満開。



コガクウツギもさわやかに咲いている。



ヤマジオウはまだ蕾も出ていない。

7~8月には咲くはずだがその頃は暑いので高丸山に来た事が無い。

ヤハズアジサイは沢山つぼみを付けている。



アオテンナンショウが咲いている。

仏炎苞は全体が淡い緑色で、先端が細長い糸状に垂れているのが特徴。

アサガラが見事に咲いている。



何時もの石像にお詣りして山に入って行く。



ヒメシャラの木に丸い穴が開いていて向こうが見えている?

幹の中はがらんどうなのかな?



栃に白い花が塔のように咲いている。

風が冷たくてウィンドブレーカーを着るがそれでもまだ寒い。

気温は11.4度と先日の三嶺と比べると随分と低い。



ブナやカエデの新緑が濃くなってきた。

足下にはギンリョウソウが咲き始めている。



マムシグサが5~6本固まって咲いているのは珍しい。

ブナの赤ちゃんが頑張って成長している。



ヤマゴボウの蕾が出始めている。

三尾の峠着。



西三子山への道標が出来ていた。

ミヤマザクラの実が今年も一杯出来ている。



子供達の植えたブナの苗は殆ど枯れているが元気なのが二本ある。

この二本が100年後に大きくなるように鹿害の保護ネットなどが必要かもしれない。



今年はコツクバネウツギが満開。

高丸山のコツクバネウツギは特に色が濃い。

ヤマツツジが赤いつぼみを付けている。



テリハラノイバラが綺麗だ。

青空が出てきた。

小さなつぼみを付けているこの木は何だろうか?

オオカメノキのような葉だけれど?

やはり登りでは暑くなる。

ウィンドブレーカーを脱いで水休憩。



蓑虫のような実を付けているのはクマシデだ。



ドウダンツツジも咲き始めていてこれからが見頃。



西三子山が綺麗に見えている。

去年は沢山の花を付けて実がなったブナの木は、今年は全く花も実も見られない。



高丸山山頂到着。

9時13分。



タンナサワフタギが咲き始めている。



ノアザミの変種で四国に咲くトゲアザミ。

早くも咲いていた。

山野草の花の少ない季節に鮮やかな色の花を咲かせるトゲアザミは綺麗だけれどそのトゲはとても痛い。

ヤブウツギが咲き始めている。

頂上なので少し咲くのが遅いのかな?



少し離れた所のヤブウツギはもうすぐ咲きそう。

積み上げられた石は色々な種類の石だ。

この辺に落ちていたのかな?



満開のカマツカの向こうに雲早山。

シャクナゲがこんな所に。

花はもう終わっているが高丸山頂上にシャクナゲが咲くとは知らなかった。

まだ食事には早いのであんパンの行動食。

座っているとまた寒くなったのでジャケットを着て温かいコーヒーで暖まる。

例によって430でCQを出すと和歌山の局が呼んできた。

山歩きをされているようで暫く話が弾む。

その内寒くなったのでファィナルを送り下山開始。



今年もゼンマイの胞子葉が元気に出ている。

ナツツバキに実が沢山できはじめている。

このナツツバキは最近花が少なくて実もできなかったが、今年は沢山花が咲いたようだ。



ミツバツツジの咲き残り。

此は何かの蕾?



東尾根は冷たい風が吹いてとても寒い。

気温も10.4度しか無い。

もう咲き終わっていると思っていたオンツツジが咲き誇っている。



やはりこの尾根は寒いので花の時期が遅いのだろう。



真っ赤な色がとても目立つ。



下って行くと益々寒くなった。

旗立て分岐から足早に登って行く。



日が差しているけれど強風が吹いて益々寒くなる。

リョウブの花が咲いている。



イヌシデとクマシデの実かな?



トチノキの花もニョキニョキ



雲早山縦走路を見てから東屋で休憩。

寒いので熱いコーヒーが美味しい。

アサガラが満開だ。



此所ではカマツカもまだ綺麗に咲いている。



コナスビも随分と増えてきた。

このコケ?の名前がわからない。



急階段を上りきり団子三兄弟を眺めてから旗立山山頂へ。



大好きなブナとカエデの緑のシャワー溢れる稜線歩き。

シロモジも光に透けると美しい。



ピークから下って行く。



赤岩の横を下るとタニギキョウが沢山咲いていた。



家内が楽しみにしていたエゴノキはまだ小さな蕾。



稜線から一旦降りて正面に見えるピークの赤石丸に向かう。

少しばかり登って赤石丸到着。

三角点とキティの標識しか無いけれど赤石丸まで来ると何故か充実感がある。



この赤いのは花なのか?実なのか?



ぶら下がっているのはオオバアサガラの蕾だろうか。

ヤブウツギが頂上ではまだ蕾だったが此所では真っ赤に咲いている。



サンショに小さな蕾が出来ている。

クマシデの実がもう茶色になっている。



この白い花は何だろう?



アサガラの花が驚く程多い。



ミズキの花が見事に咲いている。



東屋まで帰ってきて昼食。

普通の助六弁当も歩いた後では美味しい。



トチノキやドウダンツツジの緑を見ながら旗立て分岐に引き返す。



青空が広がり緑が益々引き立つようになる



トチバニンジンに蕾が出始めている。



ブナの広場まで帰ってくるとヒコサンヒメシャラが咲き始めている。

小さな紅が可愛い。



蕾も沢山出来ているので此からドンドン咲くだろう。



広場にはツチアケビがニョキニョキ顔を出している。

今年は無事真っ赤な実が出来るだろうか。

ヤマアジサイも蕾が出始めている。

今年も可愛い花を見る事が出来そうだ。



シロモジにも可愛い実が出来はじめていた。

ユックリと緑を楽しみながら歩いたので駐車場へは14時前に着いた。

帰りに月ヶ谷温泉の薬師の湯で硬くなった脹ら脛の張りを癒やす。

ブクブクと出る泡に浸かっていると少しはアキレス腱やヒラメ筋も柔らかくなったような気がする

此からは梅雨が始まると思うが小雨の中の山歩きもまた楽しいかもしれない。





早歩行距離 9.6㎞

累計標高差 ±820m

行動時間 5時間52分



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