冬の里山 高丸山    2016.12.02
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- 高丸山 静かな山歩き -

今日は良い天気の予報。

花も無いし紅葉ももう終わり。

静かな山歩きを楽しもうと高丸山に出かける。



高丸山駐車場には誰も来ていないと思ったが、上の駐車場にジムニーが一台。



青空に高丸山がクッキリと見えているが、山肌に彩りはない。



何時ものように、お不動様と仏様にお祈りして登って行く。



三ツ尾の峠に向かうが、トチやブナの木は葉を落として丸裸。



ミヤマシキミだけが青々としていて、赤い実がなっている。



杉林に入り林道を横切ると三ツ尾の峠に着く。



子供達が8年前に植えたブナの苗は殆ど枯れたが、二本ほど頑張って育っている。



少し休んで登り始めるが、何故か足が重い。

気温も少し低くて、トラバース道は気持ち良い日が差している。

快適に歩けるはずなんだけれど。



アケボノ展望ポイントで一息つく。

アオハダの赤い実が綺麗だ。



しかし、それから展望岩までの登りで、息切れがし始めた。

高丸山で息切れがするなど初めてだ。

とうとう途中で二度ほど座り込んで休憩。

二年前に心不全で倒れてから時々このようになる。

最近、腹筋などの筋トレをサボっているので体力が落ちているのかもしれない。



展望岩で暫く休憩。

一本ブナのピークは綺麗に見えているが、剣山方向は霞んでいる。



ツツジとシロモジの冬芽。



アセビの赤い冬芽とリョウブの枯れた実。



体調は回復しないが、なんとか頑張って登って行く。

剣山の眺望ポイントでまた一息つく。

先程まで霞んでいた剣山がクッキリと見えるようになった。

一ノ森の左に次郎笈も顔を出しているのが見える。



駐車場から1時間6分も掛かって高丸山頂上着。

また座り込んで息切れが収まるのを待つ。

情けないほど体力が落ちている。

最近、論文の作成などで、一日中パソコンの前に座っていることが多くなったのが原因かもしれない。

方位盤には薄く氷が張っていた。



目の前には雲早山。

そしてその右奥には旭ノ丸から高根山、柴小屋山、大道丸へと続く山並み。



ナツツバキには花の名残が残っている。



高城山のレーダードームもきれいに見えている。



今晩には忘年会があるし体調も悪いが、気持ちが良い天気なので旗立山まで行くことにする。

林道の東屋で昼食。

今日は、炙り焼き塩豚カルビ重。

美味しくてペロッと食べてしまう。

家内から、体調が悪くて息切れがすると言うのに、よく食べることが出来るねと言われる。

少々の体調不良では、私の食欲はなくなることはない。



旗立山までの急階段を登り頂上着。

ここから旗を使って徳島城下と連絡を取ったというが城山方向は見えない。

どこかを経由したのだろうか。



赤石丸までは行かずに林道を帰る。



林道歩きは単調だが、気温が低いので楽々駐車場まで帰ることが出来た。



帰りに月ヶ谷温泉の10月桜を見る。



次々と可愛い花を咲かせている。

先日の丸亀城にも咲いていたが、この時期に咲く花は貴重だ。

桜を見ると心が安らぐ。



久しぶりにキャンプ場まで降りていく。

カエデの紅葉が見事だ。



勝浦川の流れを見ていると気持ちが和む。

温泉にも入りたいが、忘年会に遅れないように帰ることにする。

高丸山に登るのにこんなに苦労したのは初めてだ。

加齢に負けないように、体を鍛える必要があると痛感した。






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