夏の里山 高丸山    2017.06.01
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シロヤシオ咲く高丸山 -

10日も前にひいた風邪がなかなか治らない。

微熱が続き昼間は喉が痛いくらいで大したことはないが、夜寝て体が温まると咳が出る。

一旦咳始めると中々止まらない。

咳止めを飲むと一旦止まるがまたその内に咳き出す。

今年の風邪はこのパターンが多いそうで、5日ほど点滴に通いやっと夜の咳は出なくなった。

それでも喉はイガイガとしてスッキリしない。

昨日、久しぶりにボランティアに出かけたが夜は少し熱が出た。

今日も家で寝ている方が良いのかもしれないが、それではイヨイヨ気分が滅入ってしまう。

汗をかかない程度の軽い山歩きに出かけることにする。

そう言えば今日から6月。

新年を迎えたばかりと思っている内に夏になった。



高丸山の駐車場に来ると平日だというのに先着車が停まっている。

登山口にはピンクのツツジが咲いている。

この時期所々の山で見るが、モチツツジよりは濃いピンクでネバネバはない。

雄しべは10本有るが、植栽だろうか。



濃い黄色のコツクバネウツギが一斉に花を開いている。



エイザンスミレの葉が大きくなってきている。



コガクウツギの花も咲き始めている。



髭の長いのはアオテンナンショウかな。



タニギキョウが咲き始めている。

小さくて可愛い花なので家内のお気に入り。

ヤマジオウはまだ蕾も出ていない。



ヒメシャラは若葉が濃くなっているが花はまだ咲いていない。

冬にはこのトラバース道は雪が多く、右の柵の上部くらいまで雪が積もる。



何時ものように石仏にご挨拶。

何時も何時もお参りしていると、自分ちの仏さんのような気がする。



何時ものように三ツ尾の峠を目指す。

スクッとたったヒメシャラがキレイだ。



トチノキにはもう実が出来始めている。



緑の光の中を拭く風が冷たくて気持ちが良い。



ギンリョウソウが咲いている。



ブナの緑はだいぶ濃くなったが、それでもまだ清々しい緑だ。



フタリシズカが群生している。



ウリハダカエデの花や実はもう散っている。



生き残っている子供達の2本のブは随分と元気になってきた。で



ミヤマザクラはもう花が終わっている。

今年は随分花が多く、見事に咲いたようだ。

オンツツジの深紅の花が登山道に目立つ。



ブナの花はもう散ってしまったかな?

標高が上がるとコツクバネウツギはまだ蕾。



ナツツバキはまだ蕾もついていない。

見晴らし岩からの眺望。

一本ブナのピークも随分緑濃くなった。



ヤマヤナギに白い綿が出来始めている。

シロモジにも可愛い実が沢山出来始めている。



ドウダンツツジはまだ蕾だが、スノキの可愛い花が満開。



ウスノキにも似ているが、花が角ばっていなくて丸いのと萼も小さいのでスノキだと思う。

実がなるとスノキは黒くてウスノキは赤いのでよく分かるのだが。

秋に熟れるまで実が残っているといいのだが。



ドウダンツツジの蕾が大きくなっていて、もうすぐ花が咲きそうだ。



道にシロヤシオの花が沢山散っている。

この時期もう花は終わっていると思っていたが、まだ少し咲き残っている。

この様子だと頂上ではまだ咲いているかもしれない。



オンツツジの花は見事に赤い。

ヤブウツギはまだ蕾。



高丸山頂上着。

天気は良いのだが霞んでいる。



雲早山は霞んではいるがきれいに見えている。



タンナサワフタギはまだ蕾。

例年なら、ホワッと白い花が綺麗に咲いている時期なのだけれど。



ミヤマザクラはもう咲き終わっていた。



雲早山方向へ尾根を進むとシロヤシオが咲いていました。

しかも満開です。



今年は花の時期が遅いおかげで、花の盛りのシロヤシオを見ることが出来て幸せ。



何時ものアケボノポイントまで降りていくが、この辺りのシロヤシオはもう散っている。

雲早山や西三子山は良く見えているが剣山は霞んでいる。



引き返すと稜線の下にもシロヤシオが満開。

赤い縁取りのある葉もかわいい。



ブナの枝に茶色の房のようなのがぶら下がっている。

ブナの実ではないしなんだろうか?



ヤシャビシャクはもう花は終わっているが、独特の実はまだ出来ていない。



てんとう虫がチョロチョロと這い回っている。

ニガイチゴに小さな花が。



一部葉が枯れているが、シャクナゲが咲いている。



ミツバツツジがまだ咲残っている。

ゼンマイの胞子葉が元気に出てきている。



ナツツバキはまだ蕾も出ていない。

去年は沢山咲いたけれど今年はどうかな。



オンツツジが見事に咲いている。



オンツツジはシベが10本。

この時期より後に遅れて咲くヤマツツジは、花が小さくてシベが5本。



コバノガマズミの花が満開。



旗立て分岐から尾根を行くとシャクナゲが綺麗に咲いている。



ブナの大木を見上げると緑の光のシャワーが降り注ぐ。

このブナは何本も並んでいるように見えるけど一本のブナです。



クマシデはミノムシのような実が全くぶら下がっていない。



トチノキは実が出来始めている。



アサガラやオオバアサガラはまだ蕾が出来始めたばかり。



ウツギが咲き始めている。

道路にはオトシブミが沢山落ちている。



タニギキョウが群生している。



旗立て山へと急階段を上る。

旗立て山はこの階段がなければ、ただの小さなピーク。

この階段があるので山を登った気がする。



大きなチャートの露岩を回り込んでくだつていく。



林道を男性が登ってくる。

何と以前赤石丸までご一緒させていただいた男性だった。

この地味なコースを今でも歩かれていることにびっくり。



図根三角点からの間違いやすい下りには黒マジックで道標が書かれていた。

赤色チャートの大岩を回り込んでいく。



見事なオンツツジを見ながら少し登り返すと赤石丸頂上。



林道を引き返すとジシバリが群生している。

?の木。



オオバアサガラの蕾が大きくなっている。

標高が高い所為かウリハダカエデの実がまだ残っている。



東屋まで帰って昼食にする。

今日はサークルKの新作「上田元会長黒幕引き丼」

インパクトの強い命名と強烈なイメージのパッケージだが、中身はごく平凡な鶏天丼。

味も平凡。まあまあ美味しいかな。

そう言えばサークルKはファミマに吸収されたのかな。



広場にはオンツツジの大木が見事に花を咲かせている。

この花を見ることが出来ただけでも高丸山に来た値打ちがある。



ブナの広場にはカマツカが沢山咲いている。

カマツカの蕾も可愛い。



広場にたくさん咲いているのは、髭が短くて葉が細いのでマムシグサかな。



タップリブナの緑を楽しんで帰ることにする。



フタリシズカの群生。

ヤハズアジサイはまだ蕾もではていない。



なんと今頃ユキモチソウが咲き始めている。

駐車場に帰ってくるとプリウスが停まっていた。

帰りは何時ものように月ヶ谷温泉でまっとり。

よってね市でトマトやイチゴを購入。

冷やしたトマトは塩を振らないでも甘くて、一個まるごと食べてしまった。

イチゴは小粒でまあまあの味かなと思って食べていると、知らないうちに半分も食べてしまった。

よってね市の野菜や果物は新鮮で美味しいなあ。






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