冬の里山 高丸山  2019年02月2日  
里山倶楽部四国編 

- まるで春山 高丸山 -

今日は良い天気の予報。

青空に映える霧氷を見ることが出来るかなと、高丸山に向かう。



先着車は一台。



歩き始めの遊歩道は殆ど雪がない。

例年、鉄柵の中ほどまで雪が積もって危険な所も、端の方は地面が見えている。



石仏に挨拶をして登り始める。



積雪は数センチ。

先行者は旗立分岐の方に向かったらしく、三尾の峠方向には誰の踏み跡もない。



霧氷も無くてチョット残念だ。



三尾の峠まで来ると汗ビッショリ。

何故か指の先だけが冷えて痺れる感じがする。

歳の所為か、指先への血の巡りが悪くなっているのかもしれない。



トラバース道は、殆ど雪がないところと、結構雪が残った所が交互に現れる。



展望岩手前の登りは結構キツイ。

ヒタスラ登り切ると素晴らしい眺望。



木々の間から剣山が見える。

手前の白く見えるのは一ノ森。

一ノ森のすぐ左奥に、真っ白な台形の山が覗いているのは次郎笈。



展望岩からは一登りで高丸山山頂。



山頂からも剣山が綺麗だ。

先行者が雲早山縦走路の方に向かって行った。

私達も後を追う。

何故か縦走路には霧氷が残っている。

雪も深いので、冷たい風の通り道かもしれない。



今日はまっ晴れで、どんどん暖かくなるので霧氷は諦めていたが嬉しい誤算。



先行者の男性が引き返してきて、旗立に降りるのならガチガチに凍っているので気を付けるようにとアドバイスしてくれた。



縦走路の向こうに雲早山。



素晴らしい眺望。

左手前は西三子山。

右は高城山。

中央奥は剣山。



高城山をズーム。



剣山をズーム



雲早山縦走路を少し降りていくと、一面の霧氷。



高丸山頂上まで帰って、眺望を楽しみながらコーヒータイム。



ノンビリと過ごしてから下山開始。



暖かいと思ったら10度も有る。

コレは直射日光が温度計にあたった所為かもしれない。

東尾根はやはり雪が多いが、例年のようには足が埋まるほどではない。



ブナの木に霧氷が残っていて綺麗だ。

このブナは冷たい風の通り道なのか、何時も霧氷が多く付く。



ブナに見とれていると足元がガチガチに凍っている。

先程の男性が言われたとおりだ。

簡易アイゼンを付けているが、爪が弾かれるほど固く凍っている。

氷に乗らないように気をつけて降りる。



可成り下まで雪の下が凍っている。

一旦雪が解けてまた凍ったのだろう。



楽しそうな声がして、大勢が登ってきた。

千年の森の「冬の高丸山を歩く」のイベントのようだ。

メンバーの男性からお声がけ頂いた。

なんとTONPEIさんだった。

何年か前に、やはり雪の高丸山でお会いして以来かな?

家内も誰かと話している。

やはり私のホームページを見て戴いている方だった。

ありがとうございます。



旗立分岐から旗立山に向かう。

この尾根も雪が多く残っている。

林道に出て、雲早山が見える東屋で昼食。



食後、旗立山へ。

急階段を登り切って振り返ると、柴小屋山が見えるが、全く雪は無い。

昨日は大川原高原から見ると、白く見えたのだけれど。

暖かいので、皆んな融けてしまったのかもしれない。



尾根は雪が残っているが、旗立山山頂は雪がない。



途中から林道に降りて駐車場に帰る。

何故か林道は寒くて3度。



杉が花粉を飛ばす準備をしている。

駐車場に帰ると、千年の森の皆さんはまだ帰っていない。

随分とゆっくりされているようだ。

車のワイパーにTONPEIさんからのメモが挟んであった。

気に掛けて戴きありがとうございます。



帰りに、道端のユキワリイチゲを見に車を停める。



今年は温かいせいか、一杯開花していた。

久保谷のルリイチゲも、もう直ぐ咲き始めるかもしれない。

今日は、まっ晴れの気持ちの良い山歩きをすることが出来た。

また嬉しい出会いも有った。

膝や腰の調子も可成り良くなってきた。

これからの山歩きが益々楽しみだ。



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