秋の里山 高丸山  2019年09月17日  
里山倶楽部四国編 

- 純白のシコクママコナ 高丸山  -

毎年この時期には、高丸山に純白のシコクママコナが咲く。

今日もマズマズの天気予報なので、高丸山へと出かける。



駐車場には一番乗り。

ゲンノショウコの咲く階段を登って出発。



登山口には色白のシコクママコナが咲いているが、盛りは少し過ぎたようだ。



ヤマジノホトトギスはまだ元気。

イチヤクソウは花が終わっている。



クサアジサイはまだ少し咲き残っている。



ヤマアジサイは既に花が終わっている。

今朝雨が降ったのだろうか?

濡れてシットリとした緑が綺麗だ。



モミジガサの花が丁度見頃。



悪魔強伏守護 嘉永7年7月吉日 と彫られたお不動さんにお参り。



ヒヨドリバナが咲いているがアサギマダラの姿は見えない。



ヒメシャラの木肌は雨に濡れたようにシットリとしている。

トチノキは少し紅葉し始めている。



ブナの林床は鹿が食べないミヤマシキミが増えていて赤い実が出来ている。



朴の木には実が出来ているようだ。



マルミノヤマゴボウの赤い実。

子供たちのブナは一本だけ元気だ。



三ツ尾の峠を過ぎると、ハリギリの大きな葉が一面に落ちているが、まだ黒くはなっていない。



高丸山のシコクママコナは色白で可愛い。



突然家内がギャッと言って飛び下がった。

見るとでっかいヒキガエル。

ノソっと少し動いたままジッとしている。

半眼で何を考えているのだろうか。



アサマリンドウはまだ蕾。



アキノキリンソウやシロヨメナが、少しばかり咲いている。



マルハナバチがシコクママコナで、忙しそうに吸蜜している。

オトギリソウも少し咲いている。



ユックリと登っているうちに高丸山頂上着。

ガスっていて眺望ゼロ。

座って一休み。

行動食のアンパンを齧る。



冷たい風が吹き付けてきて寒い。

しかし気温は25度もある。

変な天気だ。

暫く休憩してから下山開始。



頂上直下のナツツバキには、大きな実がビッシリと出来ていた。



アセビの新芽が綺麗だ。



ガスが益々濃くなってきた。



旗立山に向かう。



ヤマジノホトトギスが丁度見頃。

冷たい風が強くなり気温が下がってきた。

ウィンドブレーカーを着用。



ツルリンドウはまだつぼみ。

アキノギンリョウソウが咲いていた。



林道に出ると大型トレーラーが大きな音を立てて通り過ぎて行った。

雲早山方向は厚い雲の中。



旗立山への急坂を登る。

苔が綺麗だ。



旗立山頂上着。

頂上標識が無いと探すと、倒木の根っこに括り付けてあった。

しっかりとした針金を持ってこようと思いながら、いつも忘れてしまう。



赤石丸へと向かうとクリがたくさん落ちている。



咲いていました。

今日目当ての純白のシコクママコナ。

一面にピンクのシコクママコナが群生している中で、僅かに咲いている。



徳島の他の場所では、純白のシコクママコナを見たことがない。

何故、この場所にだけ毎年咲くのだろうか。

不思議だ。



クロミスジシロエダシャクがバライチゴに留まっている。

まるで二匹の蛾が並んでいるように見える。

どちらが頭かわかりますか。

エゴノキが好きらしい。



何の松ぼっくりだろうか。

キッコウハグマの蕾はまだ固い。



それにしてもキッコウハグマが多いのに驚く。



赤石丸の頂上まで来てすぐ引き返す。

赤石丸まで来るのは何の意味もないのだけれど、高丸山へ来たときのルーチン。



林道を帰ると、高丸山がはっきりと見えてきた。

ミゾホウズキがまだ元気に咲いている。



コフウロの花も多い。

シハイスミレの葉はいつまでも残っている。



トチバニンジンの実は?



ミツバテンナンショウの実は色付き始めた。



ブナの広場ではまだ紅葉は始まっていない。

10月になると一斉に色付き始めることだろう。



シコクブシがきれいに咲いている。

ツチアケビの実が真っ赤なソーセージになっている。



駐車場に帰ってくると一台車が増えていた。

帰りに、よってね市でシャインマスカットを購入する。

種無しで、皮ごと食べることが出来て、シャキッとした食感が好きだ。

薬を変えてもらった所為か、胸の不快感や頭のボーッとした感じがなくなった。

やはり山歩きは最高だ。

心臓に無理のない範囲で、秋の里山歩きを楽しみたいと思う。





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純白のシコクママコナ。